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2002年、「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞し、2007年に『氷平線』で単行本デビューした桜木紫乃(さくらぎ・しの)さん。2013年に『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞しました。
そんな桜木紫乃さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
桜木紫乃の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
■文庫本新刊
- 『星々たち 新装版』(2024/10/4発売)
- 『霧』(2024/8/9発売)
- 『ブルースRed』(2024/8/6発売)
- 『起終点駅』(2024/7/12発売)
- 『氷の轍』(2024/6/14発売)
※リンク先はAmazonです
それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
桜木紫乃の単行本新刊情報
1.『人生劇場』(2025/3/3発売)
最新刊
徳間書店
<あらすじ>
何もかもが赤く染まった鉄鉱の町・室蘭。四人兄弟の次男に生まれた猛夫は、兄にいじめられ、母には冷たくあしらわれながら日々を過ごしていた。心のよりどころは食堂と旅館を営む伯母のカツ。やがて猛夫はカツのもとで育てられることになる。中学卒業後、理容師を目指し札幌に出た猛夫だが、挫折して室蘭に帰る。
常に劣等感を抱えるようになった猛夫は、いつか大きくなって皆を見返してやりたいと思うように。理容師として独立、ラブホテル経営と、届かぬ夢だけを追い続けた男の行く末は。
自身の父親をモデルに、直木賞作家・桜木紫乃が北の大地で生きる家族の光と闇を描く。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『青い絵本』(2024/11/7発売)
短編集
実業之日本社
<あらすじ>
絵本作家として活躍する高城好子はかつて美弥子の継母だった。漫画家のアシスタントを生業とする美弥子は、旅の誘いを受けて再会した好子が余命幾ばくもないと悟る。共同制作したいという好子の望みを叶えるため、 “母”と“娘”は湖畔のホテルで絵本『あお』の構想を深め合う……(「青い絵本」)。作家、編集者、セラピスト、書店員――さまざまな形で絵本に関わる人々が、絵本を通じて過去と対話し再生する姿を、静謐な筆致で紡ぎ出す。
表題作ほか全5話収録、短編の名手が、人生の光と影を描いた珠玉作品集。
3.『谷から来た女』(2024/6/10発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。自分の気持ちに、傷ついてしまう――。そして、彼女は去ってゆく。忘れられない言葉を残して。
桜木紫乃の真骨頂、静かに刺してくる大人の物語。
4.『ヒロイン』(2023/9/15発売)
毎日新聞出版
<あらすじ>
1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美(おかもとひろみ)。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。
他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の“罪”とはいったい何だったのか――。
5.『妄想radio』(2023/4/8発売)
エッセイ
北海道新聞社
<あらすじ>
直木賞作家・桜木紫乃のエッセイ集第2弾。昭和の流行歌をテーマにした妄想ラジオドラマや、令和に生きる人々の思いを映し出すエッセイを収録。担当編集者たちの「今だから話せるマル秘暴露話」もたっぷり。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
桜木紫乃の文庫本新刊情報
1.『星々たち 新装版』(2024/10/4発売)
文庫最新刊
実業之日本社
<あらすじ>
人生の闇と光を炙り出す。桜木ワールドを凝縮した傑作奔放な実母・咲子とも、二度目の結婚で産んだ娘・やや子とも生き別れた塚本千春という女。昭和から平成へと移りゆく時代、血縁にとらわれず、北の大地をさすらう千春は、やがて現代詩の賞を受け、作家を夢見るが……。
千春の数奇な生と性、関わる人々が抱えた闇と光を、研ぎ澄まされた筆致で炙り出す珠玉の九編。直木賞作家・桜木紫乃の真骨頂!
2014年刊行の単行本の文庫新装版です。
2.『霧』(2024/8/9発売)
講談社
<あらすじ>
根室海峡に三姉妹の愛と憎しみの華が咲く。それぞれの愛を貫き、男の屍を越えた先に待つものは。直木賞作家が放つ波瀾万丈エンタメ!
2015年刊行の単行本の文庫新装版です。
3.『ブルースRed』(2024/8/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
父の死という重い十字架を背負った女・影山莉菜は釧路の街を裏社会から牛耳っていた。
だが、かつてのやり方では街を支配できなくなり、後継ぎとして、育ててきた青年も……。多くの裏切りに直面した彼女が、人生の最後に見た景色とは。
2012年刊行の単行本の文庫新装版です。
4.『起終点駅』(2024/7/12発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
終点はやがて、始まりの場所となる――。人生の終わりに向かう男女が、果ての街で出会い、分かち合ったものは。直木作家の代表作!愛する女性を失い、己を罰するように生きてきた鷲田完治。国選弁護人として静かに暮らす彼の前に、弁護を担当した椎名敦子が現れる。ある人を捜してほしいという。個人の依頼は受けないはずだったが、寄る辺のない彼女の人生を知り、やがて完治の心は動き始める(表題作「起終点駅」)。
北海道に生きる人々の孤独と光を描いた名篇集。
2012年刊行の単行本の文庫新装版です。
5.『氷の轍』(2024/6/14発売)
講談社
<あらすじ>
新たな刑事の名は、大門真由――寒風吹きすさぶ釧路の海岸で他殺体が発見された。被害者は札幌の元タクシー運転手・滝川、八十歳。生涯独身で身寄りもなく、自宅からは北原白秋の詩集『白金之独楽(はっきんのこま)』が見つかる。
先輩刑事の片桐とともに捜査にあたる真由は、孤独な老人が最後に縋ろうとした恋心を糸口に、事件を紐解いてゆく。
2016年刊行の単行本の文庫新装版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
■文庫本新刊
- 『星々たち 新装版』(2024/10/4発売)
- 『霧』(2024/8/9発売)
- 『ブルースRed』(2024/8/6発売)
- 『起終点駅』(2024/7/12発売)
- 『氷の轍』(2024/6/14発売)
以上になります。コンスタントに作品を発表している桜木紫乃さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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