新刊、新作情報

【2023年最新版】桜木紫乃の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2002年、「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞し、2007年に『氷平線』で単行本デビューした桜木紫乃(さくらぎ・しの)ん。2013年に『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞しました。

そんな桜木紫乃さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

桜木紫乃の単行本新刊情報

1.『妄想radio』(2023/4/8発売)

最新刊、エッセイ

北海道新聞社

<あらすじ>
直木賞作家・桜木紫乃のエッセイ集第2弾。昭和の流行歌をテーマにした妄想ラジオドラマや、令和に生きる人々の思いを映し出すエッセイを収録。

担当編集者たちの「今だから話せるマル秘暴露話」もたっぷり。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『孤蝶の城』(2022/5/18発売)

新潮社

<あらすじ>
芸能界のパイオニアにして伝説(レジェンド)。その孤高の闘いを描く怒濤の長篇小説。

モロッコで秀男はカニーバル真子の「最後の仕上げ」となる手術を受け、日本で初めて「女の体」を手に入れた。帰国後、好奇と蔑みの目、喝采と屈辱を浴び、歌手、地方興行、映画出演などで話題を振りまきつつ、やがて追い詰められていく。

小説でしか描けなかった実在の「生きる伝説」の孤独と苦悶に迫る大傑作。

 

3.『サチコさんのドレス』(2021/11/27発売)

絵本

北海道新聞社

<あらすじ>
車いすユーザーのために、札幌在住のスタイリスト石切山祥子さんが「誰でも着やすいウエディングドレス」を作りました。

直木賞作家・桜木紫乃と絵本作家・そらが贈る、あったかくてちょっと泣ける絵本です。

絵本です。

4.『ブルースRed』(2021/9/24発売)

文藝春秋

<あらすじ>
死に場所を求め、生きる女が、裏切りの果てに辿り着いた終焉の地とは。ブルースに続く、『新たなダークヒロイン』の誕生!

釧路の街を、裏社会から牛耳る影山莉菜。亡父・博人の血をひく青年を後継者として育て、官僚から代議士への道を歩ませようとしていた。

「男と違って、女のワルには、できないことがない」

亡き父の言葉を胸に、重い十字架を背負った女が、幾度もの裏切りの果てに――。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



桜木紫乃の文庫本新刊情報

1.『緋の河』(2022/3/28発売)

文庫最新刊

新潮社

<あらすじ>
釧路に生まれた秀男は、色白小柄で人形のように愛らしく、幼少期から「女になりかけ」とからかわれた。

父に殴られ兄に蔑まれ教師に抑圧されても男らしくなどできず、優しい母と姉、初恋相手の同級生男子が支えだった。やがて家を飛び出し、札幌、東京、大阪の夜の街、そして芸能界へ道を切り拓いていく。

自分らしく生きるため逆境で闘い続けた先駆者が放つ、人生の煌めき。心奮う傑作長編。

2019年刊行の単行本の文庫化作品です。

2.『光まで5分』(2021/12/14発売)

光文社

<あらすじ>
北海道の東の街から流れ流れて沖縄にやってきたツキヨは、那覇の路地裏にある「竜宮城」という店で体を売っていた。

奥歯の痛みがきっかけで知り合った元歯科医の万次郎、その同居人のヒロキと意気投合し、タトゥーハウス「暗い日曜日」に転がり込んだツキヨに、ふたりを知るらしい南原という男が接触してきて――。

2018年刊行の単行本の文庫化作品です。

3.『ふたりぐらし』(2021/2/27発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
元映写技師の夫・信好は、看護師の妻・紗弓と二人暮らし。四十歳になる今も諦めきれない映画脚本家の夢を追い続け、定職はなく、五歳年下の妻の稼ぎで生活している。多忙な妻に託された家事の一つ、買い出しでは身の丈を気にしながら食材の値段を確かめる。晩酌は身の丈にあった発泡酒。甲斐性のない後ろめたさもあり、痴呆の入り始めた古稀の母親に昼間鰻を奢られたことさえ、妻には言えない。

一方の紗弓は、夫とその夢を大切に思いながらも、この将来の見えない生活で子供を望むこと、義母との埋まらぬ距離、信好との結婚にも反対だった実母との長年の確執など、家族の在り方に悩む日々だった。

幸せになるために生涯を誓ったはずなのに、結婚とは、夫婦とは、一体何なのだろう。
『ホテルローヤル』『ラブレス』『家族じまい』の直木賞作家が綴る、“家族のはじまり”。夫と妻の交互の視点で贈る、連作短編集。

2018年刊行の単行本の文庫化作品です。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『妄想radio』(2023/4/8発売)
  2. 『孤蝶の城』(2022/5/18発売)
  3. 『サチコさんのドレス』(2021/11/27発売)
  4. 『ブルースRed』(2021/9/24発売)

文庫本新刊

  1. 『緋の河』(2022/3/28発売)
  2. 『光まで5分』(2021/12/14発売)
  3. 『ふたりぐらし』(2021/2/27発売)

以上になります。コンスタントに作品を発表している桜木紫乃さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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