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【2024年最新版】倉知淳の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

倉知淳の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2001年、『壷中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞した倉知淳さん。本格ミステリの書き手として活躍中です。

そんな倉知淳さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

倉知淳の単行本新刊情報

1.『恋する殺人者』(2023/6/7発売)

最新刊

幻冬舎

<あらすじ>
大好きな従姉の事故死に不審を抱く大学生・高文は、彼に片思いするフリーター女子・来宮を“助手”に真相を探っていく。

大型猫科肉食獣を思わせる担当刑事・鷲津にあしらわれながら“捜査”を進める高文だが、彼が協力を依頼した人が次々と殺されていく。

一体、何がどうなっているのか――?

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『大雑把かつあやふやな怪盗の予告状: 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル』(2023/2/15発売)

ポプラ社

<あらすじ>
ミステリ小説みたいな事件なんて、現実にはそうそう起きたりしない。殺人事件の犯人はだいたい怪しい人間だし、犯行現場の指紋を偽装するヤツなんてめったにいない。世に起きる事件の98%は一般的な事件であり、優秀な日本の警察によって早急に解決されていく。

だが、しかし。2%はそうではない。この平和な日本でも起きるのだ。密室殺人が。怪盗による犯行予告が。

そうしたやっかいな事件は並の警察官では歯が立たない。いわゆる「名探偵」の力が必要だが、毎回民間人に協力を仰ぐのも警察の名折れである。それならば警察組織にしてしまえばいい!

こうして生まれたのが、警察庁特殊例外事案専従捜査課――略称「特専課」――通称「探偵課」。探偵課に所属するのは民間の名探偵たち。名探偵の例にもれず全員クセがすごい、というか全員めんどくさい。事件が起きると召集され、ずかずかと現場に現れて華麗に解決する。なお報酬は歩合制である。

そんな愉快な探偵課に配属になったのは、警察庁に入庁したばかりの新人・木島。中途半端な密室、あやふやな予告状、見立てっぽい殺人事件。次々と巻き起こるヘンテコな事件に天を仰ぎながら、クセツヨ探偵とともに今日も立ち向かう。

 

3.『世界の望む静謐』(2022/10/11発売)

短編集

東京創元社

<あらすじ>
あなたのことは、最初から疑っていました――

漫画家を殺してしまった週刊漫画誌の編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の元・スター、部下の裏切りに報復する人気タレント文化人、過去を掘り返そうとする同僚の口を封じた美大予備校の講師……彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。

罪を犯した者たちの前に、死神めいた風貌の警部が立ちはだかる。〈刑事コロンボ〉の衣鉢を継ぐ、大人気倒叙ミステリシリーズ!

 

4.『月下美人を待つ庭で』(2020/12/21発売)

短編集

東京創元社

<あらすじ>
猫丸という風変わりな名前の“先輩”は、妙な愛嬌と人柄のよさで、愉快なことには猫のごとき目聡さで首をつっこむ。

そして、どうにも理屈の通らない出来事も彼にかかれば、ああだこうだと話すうちにあっという間に解き明かされていくから不思議だ。

悪気なさそうな侵入者たちをめぐる推理が温かな読後感を残す表題作や、電光看板に貼りつけられた不規則な文字列が謎を呼ぶ「ねこちゃんパズル」など、五つの短編を収める。

日常に潜む不可思議な謎を、軽妙な会話と推理で解き明かす連作短編集。

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『作家の人たち』(2019/10/3発売)

短編集

幻冬舎

<あらすじ>
押し売り作家、夢の印税生活、書評の世界、ラノベ編集者、文学賞選考会、生涯初版作家の最期…。

可笑しくて、やがて切ない出版稼業―!?

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



倉知淳の文庫本新刊情報

1.『月下美人を待つ庭で:猫丸先輩の妄言』(2023/3/20発売)

文庫最新刊、短編集

東京創元社

<あらすじ>
電光看板の底に貼り付けられた不規則なアルファベットの文字列、亡き母が残した庭にかわるがわる訪れる悪気なさそうな侵入者たち――風変わりな名前の“先輩”は日頃ふらふらしては、愉快なことには猫のごとき目聡さで首をつっこむ。

そして、どうにも理屈の通らない謎も、彼の饒舌にかかれば、ああだこうだと話すうちにあっという間に解き明かされていくから不思議だ。

さて、名探偵・猫丸先輩の推理は如何に。

2020年の単行本の文庫版です。

2.『ドッペルゲンガーの銃』(2021/10/6発売)

中編集

文藝春秋

<あらすじ>
名手・倉知淳がフェアプレイ精神で贈る奇妙奇天烈な三つの殺人事件。ユーモアあふれる本格ミステリ中篇集。

女子高生ミステリ作家(の卵)灯里は、小説のネタを探すため、警視監である父と、キャリア刑事である兄の威光を使って事件現場に潜入する。

彼女が遭遇した奇妙奇天烈な三つの事件とは――?

・密閉空間に忽然と出現した他殺死体について「文豪の蔵」
・二つの地点で同時に事件を起こす分身した殺人者について「ドッペルゲンガーの銃」
・痕跡を一切残さずに空中飛翔した犯人について「翼の生えた殺意」

あなたにはこの謎が解けますか?

2018年の単行本の文庫版です。

3.『作家の人たち』(2021/6/10発売)

短編集

幻冬舎

<あらすじ>
押し売り作家、夢の印税生活、書評の世界、ラノベ編集者、文学賞選考会、生涯初版作家の最期…。

可笑しくて、やがて切ない出版稼業―!?

2019年の単行本の文庫版です。

4.『文庫 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』(2021/2/5発売)

短編集

実業之日本社

<あらすじ>
奇想ここに極まれり――本格ミステリの玉手箱!

戦争末期、帝國陸軍の研究所で、若い兵士が頭から血を流して倒れていた。屍体の周りの床には、なぜか豆腐の欠片が散らばっていた。

どう見てもこの兵士は豆腐の角に頭をぶつけて死んだようにしか見えないないのだが……前代未聞の密室殺人の真相は!?

ユーモア&本格満載、おなじみ猫丸先輩シリーズ作品も収録のぜいたくなミステリ・バラエティ!

2018年の単行本の文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

比較的コンスタントに作品を発表している倉知淳さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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