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【2025年最新版】桜庭一樹の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】

桜庭一樹の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】

『私の男』(2007年)で第138回直木賞を受賞した桜庭一樹さん。

そんな桜庭一樹さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

桜庭一樹の単行本新刊情報

1.『読まれる覚悟』(2025/1/10発売)

最新刊、新書

筑摩書房

<あらすじ>
小説は、読まれてはじめて完成する。だから、たくさんの人に読んでほしいと思うのは、小説家の性。

でも、いいことばかりではありません。誤読されたり、批判されたり、神様みたいに言われたり。

そんなとき、誠実に応え、自分の心を守って書き続けるための、《読まれ方入門》。

単行本はこちらが最新刊です。

2.『名探偵の有害性』(2024/8/30発売)

東京創元社

<あらすじ>
かつて、名探偵の時代があった。ひとたび難事件が発生すれば、どこからともなく現れて、警察やマスコミの影響を受けることなく、論理的に謎を解いて去っていく正義の人、名探偵。そんな彼らは脚光を浴び、黄金時代を築き上げるに至ったが、平成中期以降は急速に忘れられていった。

……それから20年あまりの時が過ぎ、令和の世になった今、YouTubeの人気キャンネルで突如、名探偵の弾劾が開始された。その槍玉に挙げられたのは、名探偵四天王の一人、五狐焚風だ。「名探偵に人生を奪われた。私は五狐焚風を絶対に許さない」と語る謎の告発者は誰なのか?

かつて名探偵の助手だった鳴宮夕暮——わたしは、かつての名探偵——風とともに、過去の推理を検証する旅に出る。

 

3.『彼女が言わなかったすべてのこと』(2023/5/29発売)

河出書房新社

<あらすじ>
小林波間32歳、前日偶然再会した同級生中川くんとは、どうやら別の東京を生きている。

NEW桜庭ワールドに魅了される傑作長編!

 

4.『紅だ!』(2022/7/25発売)

文藝春秋

<あらすじ>
命を狙われる謎の少女を守る「紅」、全国を騒がす偽札事件を追う「橡」。

新大久保を舞台に、探偵バディが繰り広げるアクション活劇。

 

5.『少女を埋める』(2022/1/25発売)

文藝春秋

<あらすじ>
父を看取るため、作家は故郷を訪れた。

因習的な土地、家父長制、メディア…共同体の理不尽に苦しみ、抗う姿を真摯に記す自伝的小説。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



桜庭一樹の文庫本新刊情報

1.『じごくゆきっ』(2020/6/19発売)

文庫最新刊

集英社

<あらすじ>
かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。こどもみたいな、ばかな大人。みんなの愛玩動物。そんな由美子ちゃんの一言で、わたしと彼女は、退屈な放課後から逃げ出した。あまずっぱじょっぱい、青春譚――「じごくゆきっ」。

ぼくのうつくしいユーノは、笑顔で、文句なく幸福そうだった。あのときの彼女は、いまどこにいるんだろうか。ユーノのお母さんの咆哮のような恐ろしい泣き声。僕はユーノにも、その母親にも追い詰められていく――「ロボトミー」。

とある田舎町に暮らす、二人の中学生――虚弱な矢井田賢一と、巨漢の田中紗沙羅。紗沙羅の電話口からは、いつも何かを咀嚼する大きくて鈍い音が聞こえてくる。醜さを求める女子の奥底に眠る秘密とは――「脂肪遊戯」。

7編収録の短編集。

2017年刊行の単行本の文庫版です。

7作を収録した短編集になります。

2.『ファミリーポートレイト』(2020/1/17発売)

集英社

<あらすじ>
五歳のあたしに、ママは言った。「コマコ、逃げるわよ」。

母の名前はマコ、娘の名前はコマコ。美しい母と、小さなその分身。老人ばかりの村や奇妙な風習の残る温泉街などでの逃避行の中でコマコは言葉を覚え、「物語」を知る。

いつまでも続くように思えた二人の旅は突然終わりを迎え、一人になったコマコは無気力に成長し、そして「物語」を自ら紡ぎ始める──。

母と娘の因縁を描く渾身の長編小説。

2008年刊行の単行本の文庫新装版です。

3.『傷痕』(2019/2/8発売)

文藝春秋

<あらすじ>
偉大なるスター、キング・オブ・ポップが51歳で急逝。

子供時代、二人の兄、一人の姉と共にグループでデビュー後、独立して類稀な歌と踊りで世界の救世主となっていた。

遺されたのは11歳の娘、名前は“傷痕”。だがその出生は謎に包まれ、ポップスターの本当の子供なのかどうかさえ明らかではなかった。

色めき立つイエロージャーナリズムの記者や、遺族を名乗る者たち。彼女は、世界は、カリスマの死をどう乗り越えるのか――。

2012年刊行の単行本の文庫新装版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『読まれる覚悟』(2025/1/10発売)
  2. 『名探偵の有害性』(2024/8/30発売)
  3. 『彼女が言わなかったすべてのこと』(2023/5/29発売)
  4. 『紅だ!』(2022/7/25発売)
  5. 『少女を埋める』(2022/1/25発売)

文庫本新刊

  1. 『じごくゆきっ』(2020/6/19発売)
  2. 『ファミリーポートレイト』(2020/1/17発売)
  3. 『傷痕』(2019/2/8発売)

単行本は絵本や翻訳等に挑戦している桜庭一樹さん。

純粋な小説を読みたい方は文庫本を読みつつ、新作を待ちましょう。

引き続き新刊情報を追っていきますので、こちらの記事を気に入っていただけたら、ぜひブックマーク、シェア等をしてもらえると嬉しいです。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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