1991年、『夏姫春秋』で第105回直木賞を受賞した宮城谷昌光さん。古代中国を舞台にした作品を得意とし、長年活躍されています。
そんな宮城谷昌光さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
宮城谷昌光の単行本新刊情報
1.『三国志入門』(2021/3/18発売)
最新刊、新書
文藝春秋
<あらすじ>
中国を代表する歴史物語『三国志』をこれから読みたい人に贈る。英雄たちの足跡を物語、戦い、故事成語などにわけて易しく紹介する。
単行本はこちらが最新刊になります。
小説ではありません。
2.『孔丘』(2020/10/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
「論語」に描かれる神格化された姿ではなく、不運や失意にも苛まれた男の波瀾万丈を書いた大河小説。構想三十年にして最高傑作誕生!
3.『公孫龍 巻一 青龍篇』(2021/1/19発売)
新潮社
<あらすじ>
中国・春秋戦国時代、周王朝末期。弱体化した国を守るため人質として燕に送られることになった王子稜。その途上、父王から託された燕王宛の書翰の内容を知る。そこには、これを持参した王子を殺すようにと書かれていた。王宮内の陰謀に巻き込まれたことを知った稜は、身分を捨て運命を天に委ねることに決める。
折しも、強国趙の幼い二人の公子を賊の襲撃から助けたばかり。二公子の臣下の求めに応じ、王子稜は商人「公孫龍」として趙の都を目指す。
そして運命は変転を始めた――。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
宮城谷昌光の文庫本新刊情報
1.『窓辺の風-宮城谷昌光文学と半生』(2021/3/24発売)
文庫最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
中国歴史小説の大家はいかに中国古代史と出会い、未知の世界の物語を書くに至ったか。生い立ちから若き日の文学修行、そしてデビューまでの道のりを描く。『読売新聞』好評連載「時代の証言者」に自身が補遺した「おまけの記」に加え、作家生活三十周年に寄せた書き下ろしエッセイ「私見 孔子と『論語』」を巻末に付す。
2015年刊行作品の文庫版です。
2.『新装版 奇貨居くべし(五)天命篇』(2021/2/25発売)
中央公論新社
<あらすじ>
商賈の道を捨て、荘襄王とともに理想の国家をつくるため、大国・秦の宰相として奔走する呂不韋だが……。宮城谷文学の精髄、いよいよ全五巻完結!
2001年刊行作品の文庫新装版です。
3.『孟嘗君と戦国時代』(2021/2/25発売)
中央公論新社
<あらすじ>
古代中国の大国、斉に生まれた孟嘗君は、秦から脱出する際、食客たちによって助けられた「鶏鳴狗盗」の故事で名高い。多様な力が国と人とを動かす波瀾の時代にあって、智慧と誠実を以て燦然と輝く存在であった孟嘗君を通し、戦国時代を読み解く。
文庫化にあたり、新たなエッセイを付す。
2008年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『三国志入門』(2021/3/18発売)
- 『孔丘』
(2020/10/8発売) - 『公孫龍 巻一 青龍篇』(2021/1/19発売)
■文庫本新刊
- 『窓辺の風-宮城谷昌光文学と半生』
(2021/3/24発売) - 『新装版 奇貨居くべし(三)黄河篇』
(2020/12/23発売) - 『孟嘗君と戦国時代』(2021/2/25発売)
コンスタントに作品を発表している宮城谷昌光さん。新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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