1991年、『夏姫春秋』で第105回直木賞を受賞した宮城谷昌光さん。古代中国を舞台にした作品を得意とし、長年活躍されています。
そんな宮城谷昌光さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
宮城谷昌光の単行本新刊情報
1.『孔丘』(2020/10/8発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
「論語」に描かれる神格化された姿ではなく、不運や失意にも苛まれた男の波瀾万丈を書いた大河小説。構想三十年にして最高傑作誕生!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『呉越春秋 湖底の城 第九巻』(2018/9/28発売)
講談社
<あらすじ>
呉越の最終決戦がついに始まる――。それは呉の巨人・伍子胥と、越の天才・范蠡の知の対決でもあった。
10年に及ぶ連載が遂に完結。
3.『三国志名臣列伝 後漢篇』(2018/2/15発売)
文藝春秋
<あらすじ>
孝心(親孝行)を奨励した後漢末期、名臣が輩出した。皇帝の外戚の何進、劉備の師となる盧植、曹操に重用された荀彧ら七人を描く。
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
宮城谷昌光の文庫本新刊情報
1.『新装版 奇貨居くべし(三)黄河篇』(2020/12/23発売)
文庫最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
孟嘗君亡きあと、謀略に落ちた慈光苑の人々を助け、新しい一歩を踏み出す呂不韋。一商人から宰相にのぼりつめた政商の激動の生涯を描く大作、第三巻。
1999年刊行作品の文庫新装版です。
2.『三国志名臣列伝 後漢篇』(2020/12/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
後漢という時代は、ひとの美質のなかで、「孝心(親孝行)」を至上とした。能力よりも徳を重視し、頭脳よりも心を尊重する国家がつくられた。184年に始まった「黄巾の乱」により、王朝の礎が揺らぐ中、後漢の理想を体現する名臣たちが輩出する。
大将軍の何進、劉備の師である盧植、曹操を支えた荀彧など7人を描く、宮城谷昌光の「三国志」シリーズ。
2018年刊行作品の文庫版です。
3.『新装版 奇貨居くべし(二)火雲篇』(2020/11/25発売)
中央公論新社
<あらすじ>
趙王が得た宝玉「和氏の璧」を、藺相如とともに、大国・秦の手から守り抜いた呂不韋。しかし、その後、病に倒れ、捕らわれて秦の輜重兵として各地を転戦することになったが……。連衡が結ばれては破れゆく乱世に翻弄されながらも、荀子、孟嘗君ら英俊の薫陶を受けて、大きく成長してゆく青年・呂不韋を描く。
1998年刊行作品の文庫新装版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『孔丘』
(2020/10/8発売) - 『呉越春秋 湖底の城 第九巻』
(2018/9/28発売) - 『三国志名臣列伝 後漢篇』
(2018/2/15発売)
■文庫本新刊
- 『新装版 奇貨居くべし(三)黄河篇』
(2020/12/23発売) - 『三国志名臣列伝 後漢篇』
(2020/12/8発売) - 『新装版 奇貨居くべし(二)火雲篇』
(2020/11/25発売)
コンスタントに作品を発表している宮城谷昌光さん。新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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