『ハゲタカ』シリーズを中心に経済小説を多く発表している人気作家の真山仁(まやま・じん)さん。
そんな真山仁さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
真山仁の単行本新刊情報
1.『タングル』(2022/11/18発売)
最新刊
小学館
<あらすじ>
地球温暖化を防ぎ、世界を変える可能性を持つ光量子コンピューター開発の第一人者である東都大学早乙女教授は、開発に前向きでない日本を見限りシンガポールの地で研究を進めていた。モノ作り大国だった頃の天才的な技術者を募り、シンガポールの若者達を教育しながら前進する早乙女研究所。実現化が見えてきた時に利権を狙う大国たちが介入しようとしてきて……。
そんな中、ニューヨークのファンドから、あの男が早乙女教授の前に姿を現した……。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『“正しい”を疑え!』(2022/6/28発売)
新書
岩波書店
<あらすじ>
「自分の考えが絶対に正しい!」と他人に意見を押しつけSNSを炎上させる人。その一方で、たやすく人の意見に流されてしまう人々も…。不安と不信が蔓延する社会において、私達は何を拠り所にすればよいのでしょうか。
自分を信じて自分らしく生きるためのヒントを人気作家・真山仁さんが語ります。特別書下ろし。
小説ではありません。
3.『墜落』(2022/6/28発売)
文藝春秋
<あらすじ>
2022年6月金城華が夫の一を刺殺。DVに耐えかねた妻が夫を殺した単純な事件として解決するはずだったが、担当検事となった冨永真一は不審を感じ、みずから捜査に乗り出す。ほぼ時を同じくして糸満市で自衛隊の戦闘機の墜落事故が発生。民間人が死亡したことで、軍事基地が集中する沖縄では、 抗議デモが巻き起こる。それに加え、航空自衛隊きってのエースパイロットによる事故は、単なる操縦ミスとは考えられない。戦闘機に何らかの不備があったのではないかと疑念が湧くが……
一見何の関係もない、二つの事件。だが、双方の担当となった冨永が捜査を進めていくと、そこには思いもかけない接点が浮かび上がる。
かつてない臨場感で沖縄の闇に迫る、冨永シリーズ第三弾にして最高傑作が誕生!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
真山仁の文庫本新刊情報
1.『それでも、陽は昇る』(2023/1/13発売)
文庫最新刊
祥伝社
<あらすじ>
東日本大震災で被災した遠間第一小学校で応援教師として勤務した二年を経て、小野寺徹平は神戸へ戻る。自らも妻子を亡くした阪神・淡路大震災を語り継ぐNPO活動に奮闘する小野寺だが、復興の名の下に生じた歪み、けして癒えない傷と向き合う日々は続く。
一方、遠間では復興五輪、産業誘致など新たな葛藤が生まれていた――。
ふたつの〝震災〞をつなぐ感動の物語。
2021年の単行本の文庫化作品です。
2.『神域』(2022/10/5発売)
文藝春秋
<あらすじ>
篠塚と秋吉は二人三脚で脳細胞を再生する人工万能幹(IUS)細胞「フェニックス7」を開発、アルツハイマー病の克服を目指していた。だが、人体への移植には莫大な資金と研究環境が必要で、篠塚は世界的なIT企業を一代で築き上げた氷川の助力を得ることに成功した。再生医療を国家戦略の柱としたい日本政府は、一刻も早い実用化を迫っていたが、一方で古い体質を維持しようとする勢力や慎重派らは陰に陽に足を引っ張り、フェニックス7の治験実現は一向に進まない。
そんな中、フェニックス7の研究施設周辺で、認知症を患ったお年寄りの謎の失踪事件が頻発していた。真相を追う刑事が追及の果てに見たものとは……。
2020年の単行本の文庫化作品です。
3.『当確師 十二歳の革命』(2022/5/11発売)
光文社
<あらすじ>
当確師・聖達磨の元に、総理大臣をその座から引きずり下ろすため、選挙区で落として欲しいというとんでもない依頼が。総理には選挙区内の湖に、日米共同で研究所を作ろうとしているという噂があった。「里山を守って欲しい」と少年に詰め寄られた総理は失言から窮地に陥る。
この少年ならば選挙に勝てるが、もちろん少年に被選挙権はない――。人気シリーズ第二弾!!
2020年の単行本の文庫化作品です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『タングル』(2022/11/18発売)
- 『“正しい”を疑え!』(2022/6/28発売)
- 『墜落』(2022/6/28発売)
■文庫本新刊
- 『それでも、陽は昇る』(2023/1/13発売)
- 『神域』(2022/10/5発売)
- 『当確師 十二歳の革命』(2022/5/11発売)
精力的に作品を発表している真山仁さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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