2005年に『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞を受賞した伊岡瞬さん。硬派なサスペンスを得意とする人気作家です。
そんな伊岡瞬さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
伊岡瞬の単行本新刊情報
1.『不審者』(2019/9/26発売)
最新刊
集英社
<あらすじ>
「このささやかな幸せを守るためなら、何でもする―」会社員の夫・秀嗣、五歳の息子・洸太、義母の治子と都内に暮らす折尾里佳子は、主婦業のかたわら、フリーの校閲者として自宅で仕事をこなす日々を送っていた。ある日、秀嗣がサプライズで一人の客を家に招く。その人物は、二十年以上行方知れずだった、秀嗣の兄・優平だという。現在は起業家で独身だと語る優平に対し、息子本人だと信用しない治子の態度もあり、里佳子は不信感を募らせる。
しかし、秀嗣の一存で優平を居候させることに。それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発する。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『冷たい檻』(2018/8/17発売)
中央公論新社
<あらすじ>
北陸地方の海沿いにある小さな駐在所で警官が失踪。県警本部は個人的な都合で失踪したと処理する。後任として駐在所に着任したっ島崎巡査部長の下に、上層部から送り込まれた調査官・樋口が現れる。警察内で密かに失踪事件を調査することのようなのだが……。
日本海側の過疎の村にふきだまる欲望! 巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密を二人は暴けるのか。そして、樋口の正体とは!?
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
3.『本性』(2018/6/29発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
4人の関係者、3つの遺体、2人の刑事、1人の女。クライムサスペンス!他人の家庭に入り込んでは攪乱し、強請った上で消えてゆく正体不明の女〈サトウミサキ〉。
別の焼死事件を追っていた刑事の元に15年前の名刺が届いたことから、過去を探り始めた刑事たちは、ミサキに迫ってゆくが。
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
伊岡瞬の文庫本新刊情報
1.『赤い砂』(2020/11/10発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
男が電車に飛び込んだ。現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。電車の運転士も自殺。そして、拳銃を奪われた警察官も飛び降りる。
工藤の親友の刑事・永瀬遼が事件の真相を追う中、大手製薬会社に脅迫状が届く。「赤い砂を償え」――自殺はなぜ連鎖するのか?
現代(いま)を映し出した書き下ろし傑作!
2.『本性』(2020/10/23発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
4人の関係者、3つの遺体、2人の刑事、1人の女。クライムサスペンス!他人の家庭に入り込んでは攪乱し、強請った挙句に消える正体不明の女〈サトウミサキ〉。
別の焼死事件を追っていた刑事の元に15年前の名刺が届き、刑事たちは過去を探り始め、ミサキに迫ってゆくが…。
2018年刊行作品の文庫版です。
3.『祈り』(2020/6/9発売)
文藝春秋
<あらすじ>
東京になかなか馴染めない25歳のサラリーマン・楓太は、ある日公園で信じられない光景を目にする。炊き出しのうどんを食べる中年男・春輝が箸を滑らせたその瞬間――。
“田舎者”の劣等感を抱える若者と、“望まない力”を持つがゆえ暗い過去を背負って生きてきた中年男の人生が交錯するとき、心震える奇跡が起きる。
2015年刊行作品『ひとりぼっちのあいつ』を加筆・改題した文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
順調なペースで作品を発表している伊岡瞬さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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