サスペンス作品の『その女アレックス』が日本国内でヒットし、その名が広く知られるようになったフランスの小説家であるピエール・ルメートル。
そんなピエール・ルメートルの新刊情報をまとめました!
日本国内での刊行点数が少ないので、単行本と文庫を合わせて5冊紹介します。
ピエール・ルメートルの新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■新刊
- 『欲望の大地、果てなき罪』(2025/5/22発売、文庫)
- 『邪悪なる大蛇』(2024/7/22発売)
- 『僕が死んだあの森』(2023/10/11発売、文庫)
- 『われらが痛みの鏡』(2021/6/19発売、文庫)
- 『僕が死んだあの森』(2021/5/26発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
ピエール・ルメートルの新刊情報
1.『欲望の大地、果てなき罪』(2025/5/22発売)
早川書房、文庫
<あらすじ>
1946年、ベイルート。長男ジャンが犯した殺人を追う次男フランソワ。不審死を遂げた三男エティエンヌ。長女のエレーヌにも秘密が……
こちらが最新刊になります。
2.『邪悪なる大蛇』(2024/7/22発売)
<あらすじ>
夫を亡くして独りで暮らすマティルド、63歳。殺し屋。戦争中は冷血の闘士として知られ、戦後は凄腕の殺し屋として仕事を請けてきた。だが彼女には認知症が少しずつ忍び寄りつつあった。それに気づいたのは、彼女に殺しを依頼している戦中からの同志アンリ。マティルドの殺しが必要以上に過激になっていたのだ。
一方マティルドの中では、かつて抱いていたアンリへの恋心が甦り、暴走は加速してゆく! 最悪の事態が雪ダルマ式にふくれあがる! マティルドを愛していたアンリは、そして事件を追う真面目な刑事ヴァシリエフは、彼女を止められるのか?
3.『僕が死んだあの森』(2023/10/11発売)
文藝春秋、文庫
<あらすじ>
母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。だが子供の失踪に村は揺れる。警察もメディアもやってくる。やがてあの森の捜索がはじまるだろう。そしてアントワーヌは気づいた。いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。
十二歳の利発な少年による完全犯罪は成るのか? 殺人の朝から、村に嵐がやってくるまでの三日間――その代償がアントワーヌの人生を狂わせる。
2021年刊行作品の文庫版です。
4.『われらが痛みの鏡』(2021/6/19発売)
早川書房、文庫
<あらすじ>
戦禍におびえる1940年のパリ。戦争で顔の半 分を失ったエドゥアールが身を寄せた下宿先 の娘ルイーズを主人公に、数奇な運命に翻弄 される人々の姿を生き生きと描く傑作巨篇!
5.『僕が死んだあの森』(2021/5/26発売)
文藝春秋、単行本
<あらすじ>
母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。
死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。だが子供の失踪に村は揺れる。警察もメディアもやってくる。やがてあの森の捜索がはじまるだろう。そしてアントワーヌは気づいた。いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。
もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。
文庫版が発売です(上記参照)。
以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■新刊
- 『欲望の大地、果てなき罪』(2025/5/22発売、文庫)
- 『邪悪なる大蛇』(2024/7/22発売)
- 『僕が死んだあの森』(2023/10/11発売、文庫)
- 『われらが痛みの鏡』(2021/6/19発売、文庫)
- 『僕が死んだあの森』(2021/5/26発売)
魅力的なサスペンス作品を生み出し続けているピエール・ルメートル。新作が楽しみな海外作家の一人です。
それでは、良い読書体験を!
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