世界的に有名な日本の作家といえば村上春樹さん。新作が待ち遠しい作家の一人です。
そんな村上春樹さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
村上春樹の単行本新刊情報
1.『ふわふわ』(2023/6/1発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
25年ぶりの新版、登場!村上春樹・安西水丸の名コンビによる猫絵本の傑作、よみがえる。
デザイン、判型を一新した、新しい『ふわふわ』です。
『ふわふわ』をもっと楽しめる「『ふわふわ』のしおり」がついてます。「この『ふわふわ』で一番考えたのは猫の「ふわふわ感」です。
毎日、「ふわふわって何なんだろう」と考えながら他の仕事をしていました。」――安西水丸
単行本はこちらが最新刊です。
1998年刊行作品の新装版です。
2.『街とその不確かな壁』(2023/4/13発売)
新潮社
<あらすじ>
村上春樹、6年ぶりの最新長編1200枚、待望の刊行!その街に行かなくてはならない。なにがあろうと――〈古い夢〉が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。
魂を揺さぶる純度100パーセントの村上ワールド。
3.『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』(2022/12/15発売)
文藝春秋
<あらすじ>
村上さんはクラシック音楽をこんなに愛しているのかと驚きをもって迎えられた書物の第2弾。よりマニアックになって帰ってきた。
4.『村上春樹 映画の旅』(2022/10/13発売)
フィルムアート社
<あらすじ>
小説家・村上春樹は、そのキャリアを通じて繰り返し映画に言及してきました。村上の小説では、登場人物たちが映画を見たり会話のなかで作品のタイトルを挙げたりすることを含め、映画が作中で重要な意味を持つことがしばしばあります。エッセイなどでも頻繁に取り上げられるなど、村上にとって映画が身近なものであることは間違いありません。早稲田大学在学時の村上は、よく演劇博物館を訪れ、まだ見たことのない映画のシナリオを読んでいたといいます。文字だけのシナリオを読むことを通して、頭の中で映像を生み出し、一つの世界を構築すること。この学生時代の習慣は、作家本人が認めているように、後の小説家としての創作活動に大きな影響を与えたはずです。
本展では、村上が通っていた映画館や学生時代に読んでいたシナリオ、エッセイや小説のなかに登場する数々の映画、そして小説を映画化した作品、等々に関する数多くの資料を展示します。スチル写真やポスター、台本などの映画関連資料とともに、村上がこれまで見てきた映画をまるで旅の軌跡を辿るかのように振り返る構成となっています。そのような〈映画の旅〉を通して、村上文学が喚起するイメージの豊かさを改めて発見していただければ幸いです。
5.『古くて素敵なクラシック・レコードたち』(2021/6/24発売)
文藝春秋
<あらすじ>
こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。
小説ではありませんが、村上春樹さんの音楽観がわかります。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
村上春樹の文庫本新刊情報
1.『村上T』(2023/5/29発売)
文庫最新刊、エッセイ
新潮社
<あらすじ>
本や雑誌、LPレコードや鉛筆削りに入らないほどちびた鉛筆……。亀を助けてしまう浦島太郎みたいに、つい色んなものを集めてしまう村上さん。なかでも偏愛してきたのは、そうTシャツ! 安くて気楽で、着ればちょっと反抗的なワルの気分も味わえる村上的コレクションをお披露目。カレッジものから定番のバンドT、謎だらけのメッセージものまで。
いつまでもTシャツの似合うクールな大人でありたい人へ。雑誌ポパイで好評を呼んだコラム集が待望の文庫化!
2020年の刊行作品の文庫版です。
2.『一人称単数』(2023/2/7発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
短篇小説は、ひとつの世界のたくさんの切り口だ――各々全く違う設定で書かれながら、八つの世界がまとまったとき立ち上がるものは?
2020年の刊行作品の文庫版です。
3.『猫を棄てる 父親について語るとき』(2022/11/8発売)
エッセイ
文藝春秋
<あらすじ>
父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。
寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。
中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。
子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。
村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、
自らのルーツを初めて綴った、話題の書。イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌₋収集群風₋』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。
2020年の刊行作品の文庫版です。
4.『その日の後刻に』(2020/5/8発売)
翻訳
文藝春秋
<あらすじ>
生涯に三冊の作品集を残したグレイス・ペイリーの村上春樹訳が完結。十七の短篇とエッセイ、ロングインタビュー、訳者あとがき。
村上春樹翻訳の海外作品の文庫本です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ふわふわ』(2023/6/1発売)
- 『街とその不確かな壁』(2023/4/13発売)
- 『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』(2022/12/15発売)
- 『村上春樹 映画の旅』(2022/10/13発売)
- 『古くて素敵なクラシック・レコードたち』(2021/6/24発売)
■文庫本新刊
- 『村上T』(2023/5/29発売)
- 『一人称単数』(2023/2/7発売)
- 『猫を棄てる 父親について語るとき』(2022/11/8発売)
- 『その日の後刻に』(2020/5/8発売)
新作小説が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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