『みをつくし料理帖』シリーズ等の大人気作品を生み出している高田郁(たかだ・かおる)さん。
時代小説の書き手として、主に文庫作品を発表しています。
そんな高田郁さんの新刊情報をまとめました!
最新刊から最大5冊を紹介しています。
高田郁の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『星の教室』(2025/2/14発売)
■文庫本新刊
- 『志記(一) 遠い夜明け』(2025/10/6発売)
- 『幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下)』(2024/2/29発売)
- 『契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上)』(2023/8/25発売)
- 『晴れときどき涙雨』(2023/2/15発売)
- 『銀二貫』(2022/11/15発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
高田郁の単行本新刊情報
1.『星の教室』(2025/2/14発売)
最新刊
角川春樹事務所
<あらすじ>
明日をあきらめない、人生を手放さない。主人公の潤間さやかは、中学の卒業証書を受け取っていない。義務教育さえまともに終えていないという枷が、社会でも家庭内でも、さやかを生き辛くさせていた。
しかし、ある日、さやかは夜間中学という存在を知る。それは、戦争や貧しさや病など、さまざまな事情で義務教育を終えられなかった大人たちの集う学校だった。
二十歳の春、さやかは河堀夜間中学への入学を果たす。仲間たちに支えられて過ごす日々が、学校や親への不信で雁字搦めだったさやかの心を解きほぐしていく。やがて、さやかには密かに叶えたい、という夢が芽生え始めるのだが……。
「みをつくし料理帖」「あきない世傳 金と銀」などのベストセラー作家が、『一歩踏み出したい』と願うすべての人々に贈る、心を揺さぶる物語。
こちらが単行本の最新刊になります。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
高田郁の文庫新刊情報
1.『志記(一) 遠い夜明け』(2025/10/6発売)
最新刊
角川春樹事務所
<あらすじ>
文化元年(一八〇四年)、如月。清明の日にふたりの女児が産声を上げる。ひとりは蔵源美津。蔵源家は黒兼藩で代々藩医を勤める家系で、祖父の教随は秘密裡に腑分けを行い、父の恵明は藩医学校「青雲館」を担う立場であった。
今ひとりは高越暁。備前刀を手掛ける刀鍛冶の一族で、祖母の高越剡は「女忠光」の異名を取っていた。長じて、美津は医学、暁は鍛刀を志すことになる。
猪突猛進で焔にも似た美津、常に冷静で氷に喩えられる暁、女には困難とされる道を選んだふたりの人生が、十九の初夏、思いがけず江戸で交錯する。
志を胸に人生を切り拓いていく者たちの群像劇、いよいよ開幕。
2.『幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下)』(2024/2/29発売)
短編集
角川春樹事務所
<あらすじ>
明和九年(一七七二年)、「行人坂の大火」の後の五鈴屋ゆかりのひとびとの物語。八代目店主周助の暖簾を巡る迷いと決断を描く「暖簾」。
江戸に留まり、小間物商「菊栄」店主として新たな流行りを生みだすべく精進を重ねる菊栄の「菊日和」。
姉への嫉妬や憎しみに囚われ続ける結が、苦悩の果てに漸く辿り着く「行合の空」。
還暦を迎えた幸が、九代目店主で夫の賢輔とともに、五鈴屋の暖簾をどう守り、その商道を後世にどう残すのかを熟考し、決意する「幾世の鈴」。
初代徳兵衛の創業から百年を越え、いざ、次の百年へ──。
3.『契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上)』(2023/8/25発売)
短編集
角川春樹事務所
<あらすじ>
シリーズを彩ったさまざまな登場人物たちのうち、四人を各編の主役に据えた短編集。五鈴屋を出奔した惣次が、如何にして井筒屋三代目保晴となったのかを描いた「風を抱く」。
生真面目な佐助の、恋の今昔に纏わる「はた結び」。
老いを自覚し、どう生きるか悩むお竹の「百代の過客」。
あのひとに対する、賢輔の長きに亘る秘めた想いの行方を描く「契り橋」。商い一筋、ひたむきに懸命に生きてきたひとびとの、切なくとも幸せに至る物語の開幕。まずは上巻の登場です!
4.『晴れときどき涙雨』(2023/2/15発売)
エッセイ
角川春樹事務所
<あらすじ>
デビュー以来、ずっと「顔出しはしない」を貫いてきた著者が、自身について書き綴ったエッセイ集。二〇一四年刊行分にその後の九年間の出来事をたっぷりと加筆。漫画原作者・川富士立夏が作家・髙田郁となってどんな経験をし、何を考え、どう変わっていったのか、その軌跡を辿り、明日へと想いを繫げます。
順風満帆を祈れども、人生は儘ならないもの。時に俯き、涙を零す日があったとしても、蒼天を信じて一歩ずつ。あなたの明日に、優しい風と光をもたらす一冊です。
2014年の刊行作品の文庫新装版です。
5.『銀二貫』(2022/11/15発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
大坂天満の寒天問屋「井川屋」店主の和助は、天満宮再建のために寄進するはずだった銀二貫で仇討ちを買い、ひとりの少年の命を救う。以後、少年は「松吉」と名を改め、士分を捨てて井川屋の丁稚として生きることになる。
商家の厳しい仕込みに耐える中で、良きひとびととの出会いがあり、松吉は寒天への愛着を深めていく。恋を恋と知らぬまま、ひとりの女性を想い続けて、彼女との或る約束を果たすべく、精進を重ねる松吉だが……。
難儀に耐え、慎ましく生きる市井のひとびとの間を、銀二貫が巡り巡って幸福へと導いていく。髙田郁の紡ぎだす至福の物語、ここに登場!
2009年の単行本の文庫新装版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『星の教室』(2025/2/14発売)
■文庫本新刊
- 『志記(一) 遠い夜明け』(2025/10/6発売)
- 『幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下)』(2024/2/29発売)
- 『契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上)』(2023/8/25発売)
- 『晴れときどき涙雨』(2023/2/15発売)
- 『銀二貫』(2022/11/15発売)
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