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【2024年最新版】町田康の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

町田康の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2000年に「きれぎれ」で第123回芥川賞受賞を受賞した町田康さん。

そんな町田康さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

町田康の単行本新刊情報

1.『くるぶし』(2024/4/1発売)

最新刊、短歌集

COTOGOTOBOOKS

<あらすじ>
戀人を山に埋めて音樂は四日前から村に漂ふ

花活けて横に巻き寿司現代詩捨ててしまつた夢の置き床

突き指が趣味だと言うたあのひともいまは入間でゴミを食べてる

気い狂てアキレス腱をわがで切り這うて行こかな君の近傍

阿呆ン陀羅しばきあげんど歌詠むなおどれは家でうどん食うとけ

迷惑か? 俺は男だマンナくれ夏場体調崩すかもです

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『ギケイキ3: 不滅の滅び』(2023/11/11発売)

河出書房新社

<あらすじ>
「やっぱ、てめぇら、すげーわ。最高の敵だよ」。

日本史上、屈指のヒーロー源義経を描いた古典『義経記』を、小説として現代に甦らせた超絶技巧・抱腹絶倒のシリーズ第3弾。

 

3.『口訳 古事記』(2023/4/26発売)

講談社

<あらすじ>
アナーキーな神々と英雄たちが繰り広げる、〈世界の始まり〉の物語。前代未聞のおもしろさ!!日本神話が画期的な口語訳で生まれ変わる!町田康の新たな代表作。

「汝(われ)、行って、玉取ってきたれや」「ほな、行ってきますわ」

イザナキとイザナミによる「国生み」と黄泉国行、日の神アマテラスの「天の岩屋」ひきこもりと追放された乱暴者スサノオのヤマタノオロチ退治、何度も殺されては甦ったオオクニヌシの国作り、父に疎まれた英雄ヤマトタケルの冒険と死、帝位をめぐる争い、女たちの決断、滅びゆく者たち――。

奔放なる愛と野望、裏切りと謀略にみちた日本最古のドラマが、破天荒な超絶文体で現代に降臨する!

 

4.『だけどぼくらはくじけない』(2023/3/29発売)

歌詞集、エッセイ

新潮社

<あらすじ>
泣くのはいやだ、笑っちゃおう! なつかしい心のうたがよみがえる。

「ひょっこりひょうたん島」「ひみつのアッコちゃん」「ムーミン」などのアニメソングから2000年代の劇中歌まで、井上ひさしが書き続けた600を超える歌から63曲を厳選。

江戸期、明治、大正、昭和、平成と泣き笑いしながら逞しく生きた日本人の声をよみがえらせる、初の歌詞集。

編者・町田康の出色のエッセイ6本を付す。

 

5.『私の文学史: なぜ俺はこんな人間になったのか?』(2022/8/10発売)

新書

NHK出版

<あらすじ>
独特な文体・語法と奇想天外な物語で幅広い読者を有し、多数のヒット作を発表してきた作家・町田康。一度読んだらやみつきになる、あの唯一無二の文学世界は、いかにして生まれ、進化してきたのか。

町田ファンならずとも、文芸ファンなら誰もが気になる謎について、作家自らが内面を「暴露」する注目の一冊。

本書では、人生初の試みという「自分語り」を幼少期から還暦を迎えた現在まで、好きだった本や作家、自身の作品解説といった文学世界はもちろん、影響を受けた民謡・浪曲・落語・ロックなどの芸能世界も取り込みながら、徹頭徹尾、町田ワールドを全開していく。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



町田康の文庫本新刊情報

1.『宇治拾遺物語』(2024/4/8発売)

文庫最新刊

河出書房新社

<あらすじ>
「こぶとりじいさん」として知られる「奇怪な鬼に瘤を除去される」など、現在に通じる心の動きを見事に捉えた名訳33篇を収録。

 

2.『記憶の盆をどり』(2022/8/10発売)

短編集

講談社

<あらすじ>
数狭い部屋で暮らす男のもとへやって来た、白い謎の生き物。

機嫌がよいときはころころ転がって過ごしているが、機嫌が悪くなると、糞尿を垂れ流し、嘔吐し、ひどい声で喚き立てる。

だが、ある日を境に、生き物はどんどん可愛くなり、男の人生もみるみる好転し――(「エゲバムヤジ」)。

短篇の快楽に満ちた作品集。

2019年刊行作品の文庫版です。

3.『猫のエルは』(2021/12/15発売)

短編集

講談社

<あらすじ>
数多くの猫たちと共に暮らし、作家の眼と深い愛情とで彼らを見つめ続けてきた町田康さんだからこそ書けた、五つの猫の物語。

作中の愛すべきユニークな猫たちをヒグチユウコさんがイラストに描き起こした、猫を愛するすべての人に贈る珠玉の作品集。

猫の眼で、世界はこんなふうに見えています。

〈収録作品〉諧和会議/猫とねずみのともぐらし/ココア/猫のエルは/とりあえずこのままいこう(全5編)

2018年刊行作品の文庫版です。

4.『しらふで生きる 大酒飲みの決断』(2021/12/9発売)

エッセイ

幻冬舎

下記にリンクあり。

<あらすじ>
30年間毎日酒を飲み続けた作家は、4年前から一滴も飲んでいない。

何が起きたのか? どうやってやめたのか? 痩せた! 眠れる! 仕事が捗る! 些細なことにもよろこぶ自分が戻ってきた!

思いがけない禁酒の利得。

2019年刊行作品の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『宇治拾遺物語』(2024/4/8発売)
  2. 『記憶の盆をどり』(2022/8/10発売)
  3. 『猫のエルは』(2021/12/15発売)
  4. 『しらふで生きる 大酒飲みの決断』(2021/12/9発売)

コンスタントに作品に作品を発表している町田康さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

※町田康さんの売れ筋作品は町田康の売れ筋ランキング(Amazon)をチェック!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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