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【2025年最新版】諸田玲子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

諸田玲子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】


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2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞を受賞した諸田玲子(もろた・れいこ)さん。直木賞の候補に選ばれたこともあります。

そんな諸田玲子さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

諸田玲子の単行本新刊情報

1.『岩に牡丹』(2024/8/21発売)

最新刊

新潮社

<あらすじ>
堅牢な洋風建築の前に立つ西洋人らしき男女――。

この光景が描かれた『解体新書』の扉絵は教科書などで誰もが一度は目にしていると思います。ですが、誰が描いたか、知るひとは、ほとんどいないのではないでしょうか。秋田の下級武士、小田野直武(おだの・なおたけ)です。

鉱山の指導で秋田を訪れた本草学者で発明家の平賀源内が、たまたま彼の絵を眺め、その画才を見抜き、江戸へ呼び寄せます。直武は藩お抱えの絵師でなく、趣味で画を嗜む程度でしたが、彼の江戸遊学により、西洋の画材や遠近法が故郷にもたらされ、最先端の「秋田蘭画」がみちのくの地に花開きます。

『解体新書』刊行から4年後、直武はふたたび江戸へ向かいます。かつて源内は老中・田沼意次の寵愛を受けていましたが、現在は見放され、田沼と秋田の佐竹家を揺るがす秘め事を暴露しようとしている。そんな噂が秋田の地にもたらされたのです。

平賀源内、田沼意次、司馬江漢、杉田玄白、馬場文耕ら著名な大物が登場し、歴史、ミステリ、絵画など、いくつもの世界と味わいを堪能できます。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(2022/11/2発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
戦乱、陰謀、そして悲恋。鎌倉殿の時代を鮮やかに描きあげる競作集!

2022年の大河ドラマで描かれた、いくつもの野望と愛が交差する鎌倉時代。そんな武士の世への転換点を駆け抜けた人々――源頼朝、北条政子、後鳥羽上皇、和田義盛、そして北条義時。

歴史小説の名手たちが彼らの面影を丹念に描き上げた珠玉の小説集!

義時の恋が、政子の激情が、鎌倉の光景をありありと蘇らせる。

 

3.『麻阿と豪』(2022/10/5発売)

PHP研究所

<あらすじ>
時は戦国。加賀一帯を支配する大名・前田利家の娘であったが故に、波瀾の人生を歩むことになった麻阿と豪――。

麻阿は、柴田勝家の猶子に嫁ぐため、北ノ庄城にいたのだが、豊臣秀吉に攻められ、城から命からがら逃げ出す。そんな麻阿に待っていたのは、前田家のため、秀吉の妻になるという運命だった。

一方、妹の豪は、秀吉の養女として蝶よ花よと育てられた後、秀吉子飼いの大名・宇喜多秀家に嫁ぐ。絵に描いたような幸せな人生を送っていたのだが、関ヶ原の合戦を機に運命が暗転する。

姉妹は、時に反目しながらも、助け合い、前田家生き残りのため、子供たちのため、様々な苦難を乗り越えていく。

時代に翻弄されつつも、生き延びていった姫たちの目から乱世を描いた傑作歴史長編。ベテラン作家が紡ぎ出す、姫ふたりのバディ小説。

 

4.『きりきり舞いのさようなら』(2021/12/21発売)

光文社

<あらすじ>
文政の大火で命からがら焼け出された十返舎一九一家。

娘の舞を頼りにいちから出直す悪戦苦闘の日々。幽霊騒ぎ、盗難騒ぎ、ついには一世一代、十返舎一九の野辺送りと、尽きない騒動に舞の苦難は今日も続く。

きりきり舞いの人気シリーズ最新刊!

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



諸田玲子の文庫本新刊情報

1.『ともえ』(2024/12/24発売)

文庫最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
大津にある近江義仲寺で、運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。歌という共通の興味を通じて、二人はゆっくりと惹かれあっていく。その二人の関係に、500年前の木曽義仲と巴御前の壮絶な愛の物語が重なり合っていく――。

大津市膳所にある近江義仲寺で、義仲と芭蕉の墓、巴御前を供養する巴塚がひっそり並んでいる。なぜここに芭蕉の墓があるのかという謎に絡めて、女性でありながら武将として愛する人を守った巴御前と、運命を受け入れつつも新たな出会いにより忘れかけていた「自分」を取り戻した智月尼。

激動の時代に、自分らしく生きようとした女性たちの姿を描く、心震える歴史物語。

2013年の単行本の文庫版です。

2.『きりきり舞いのさようなら』(2024/8/7発売)

光文社

<あらすじ>
文政の大火で焼け出された十返舎一九の一家。大混乱のなか近所の住人から押しつけられた老婆と共に、一九の親友・葛飾北斎の借家に仮住まいすることになったのだが……。

盗難騒ぎが勃発したかと思えば幽霊が出たと大騒ぎ。男たちは大家の代理人だという美女・おつやに夢中のようで――。

一九の娘・舞のきりきり舞いの日々は今日も続く。人気シリーズ、これで一区切りの最新刊!

2021年の単行本の文庫版です。

3.『しのぶ恋 浮世七景』(2023/11/8発売)

文藝春秋

<あらすじ>
近松に描かれスターとなった遊女・梅川に憧れ、端女郎・小梅は心中未遂を試みるが。

時に滑稽に時に切なく、江戸に生きた男女を描く。

2020年の単行本の文庫版です。

4.『ちよぼ:加賀百万石を照らす月』(2023/9/28発売)

新潮社

<あらすじ>
信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。

初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに三代藩主・利常となり、徳川の治世、千代保は人質として江戸へ向かった――。

加賀百万石の礎を築き、能登に五重塔を建立して寿福院の名で親しまれた女傑の生涯を描く。

2020年の単行本の文庫版です。

5.『お順』(2023/7/5発売)

文藝春秋

<あらすじ>
勝家の末っ子、お順は愛らしい容姿とは裏腹に気性が激しく、兄の麟太郎(のちの勝海舟)から可愛がられて育つ。

嫁ぐなら「一番の男」と決めているお順は、麟太郎と交流の深い剣客・島田虎之介に心を奪われるが……。

好いた男を想い続けながら、幕末の動乱期を逞しく生きるお順と、彼女を取り巻く志士たちの魅力を鮮やかに描いた時代小説。

2010年の単行本の文庫新装版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『岩に牡丹』(2024/8/21発売)
  2. 『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(2022/11/2発売)
  3. 『麻阿と豪』(2022/10/5発売)
  4. 『きりきり舞いのさようなら』(2021/12/21発売)

文庫本新刊

  1. 『ともえ』(2024/12/24発売)
  2. 『きりきり舞いのさようなら』(2024/8/7発売)
  3. 『しのぶ恋 浮世七景』(2023/11/8発売)
  4. 『ちよぼ:加賀百万石を照らす月』(2023/9/28発売)
  5. 『お順』(2023/7/5発売)

コンスタントに作品を発表している諸田玲子さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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