2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞を受賞した諸田玲子(もろた・れいこ)さん。直木賞の候補に選ばれたこともあります。
そんな諸田玲子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
諸田玲子の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
- 『おまあ推理帖』(2026/1/9発売)
- 『登山大名』(2025/10/3発売)
- 『おふうさま』(2025/8/8発売)
- 『岩に牡丹』(2024/8/21発売)
- 『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(2022/11/2発売)
■文庫本新刊
- 『麻阿と豪』(2025/9/9発売)
- 『ともえ』(2024/12/24発売)
- 『きりきり舞いのさようなら』(2024/8/7発売)
- 『しのぶ恋 浮世七景』(2023/11/8発売)
- 『ちよぼ:加賀百万石を照らす月』(2023/9/28発売)
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それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
諸田玲子の単行本新刊情報
1.『おまあ推理帖』(2026/1/9発売)
最新刊、短編集
文藝春秋
<あらすじ>
愛嬌のかたまりのような江戸のおばあちゃん“おまあ”が解くのは…殺人事件!?2026年はアガサ・クリスティー没後50年。クリスティーが産んだイギリスの田舎町に暮らす老婦人探偵、ミス・マープルを、時代小説家の諸田玲子さんが江戸の浅草に生まれ変わらせました。
丸顔で黒目がちな目、いつもニコニコしてするりと他人の心の奥に入り込むおまあさん。江戸は浅草、浅草寺の西方にある幸龍寺の一角の小家で、庭で野草を育てお茶を皆にふるまう気ままな隠居暮らしをしています。
そんなおまあの家には女たちが集い、様々な悩みや事件が持ち込まれます。
密通を告発する怪文書がそばに置かれた死体(「うごめく怪文」)、茶碗屋で亡くなった後妻の袂に入っていた米粒の理由(「袂に米粒を」)、大昔に当主と妻女が亡くなったという凶宅・榎屋敷の怪事件(「眠れる殺人鬼」)、南町奉行所の同心への殺人予告(「先触れ殺人」)、先代将軍の美貌のお中臈をめぐる謎(「銅鏡はくもって」)、鎌倉の材木商から破格の報酬で頼まれた大山詣りで明らかになった事実(「復讐の咲耶姫」)…と、それぞれの章のタイトルもミス・マープルシリーズからインスパイアされています。
愛らしいおまあですが、実は手裏剣の名手。過去には命を受けて“ある仕事”に携わっていたり、南町奉行の根岸肥前守鎮衛と秘密の関係があるという知られざる一面がありました。
〈鳥舞のおまあ〉と呼ばれていた当時の仲間である、〈夜駆のおりゅう〉〈怒髪の勝次〉たちと協力して謎を解く連携プレーや、合羽長屋の少年・乙吉との交流にも心温まるミステリです。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『登山大名』(2025/10/3発売)
日経BP 日本経済新聞出版
<あらすじ>
時は四代将軍・家綱の世。天下をゆるがした島原の乱の余燼がくすぶり、幕藩体制が盤石ではなかった時代。公儀の執拗な締め付けに苦しむ豊後・岡藩の第三代藩主となった中川久清が、山中で不思議な娘と出逢う。行方をくらませた娘を探し求めるうちに「中川の誇りを貫いてくれ」と言い残して逝った先代が秘してきた切支丹庇護の痕跡が次々と露わになり、祈りの場に娘の姿を見つけた時、久清の運命は大きく変わり始める。
やがて自らの出生にまつわる壮大な秘密も明らかになっていき――なぜ大名はくじゅうの山に登ったのか?
見えない敵と戦ってきた大名が目指した理想郷とは?
3.『おふうさま』(2025/8/8発売)
淡交社
<あらすじ>
江戸時代初期、加賀前田家利常公四女・富姫(おふうさま)が、京・桂離宮を造営したことで有名な八条宮家へ嫁ぐことに。それは徳川将軍家の顔色をうかがいつつも、朝廷と良好な関係を築くための政略結婚。入輿に際し「おふうさま」付きの侍女となった小蝶は、女主人を守っていくことを決心し奔走します。加賀前田家を快く思わない公家衆の陰謀や予期せぬ災難を乗り越えながらも、「おふうさま」は妃としての使命と秘めた恋に揺れ動いていました――
侍女だけが知る「おふうさま」の心の内、その悲願とは。
4.『岩に牡丹』(2024/8/21発売)
新潮社
<あらすじ>
堅牢な洋風建築の前に立つ西洋人らしき男女――。この光景が描かれた『解体新書』の扉絵は教科書などで誰もが一度は目にしていると思います。ですが、誰が描いたか、知るひとは、ほとんどいないのではないでしょうか。秋田の下級武士、小田野直武(おだの・なおたけ)です。
鉱山の指導で秋田を訪れた本草学者で発明家の平賀源内が、たまたま彼の絵を眺め、その画才を見抜き、江戸へ呼び寄せます。直武は藩お抱えの絵師でなく、趣味で画を嗜む程度でしたが、彼の江戸遊学により、西洋の画材や遠近法が故郷にもたらされ、最先端の「秋田蘭画」がみちのくの地に花開きます。
『解体新書』刊行から4年後、直武はふたたび江戸へ向かいます。かつて源内は老中・田沼意次の寵愛を受けていましたが、現在は見放され、田沼と秋田の佐竹家を揺るがす秘め事を暴露しようとしている。そんな噂が秋田の地にもたらされたのです。
平賀源内、田沼意次、司馬江漢、杉田玄白、馬場文耕ら著名な大物が登場し、歴史、ミステリ、絵画など、いくつもの世界と味わいを堪能できます。
5.『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(2022/11/2発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
戦乱、陰謀、そして悲恋。鎌倉殿の時代を鮮やかに描きあげる競作集!2022年の大河ドラマで描かれた、いくつもの野望と愛が交差する鎌倉時代。そんな武士の世への転換点を駆け抜けた人々――源頼朝、北条政子、後鳥羽上皇、和田義盛、そして北条義時。
歴史小説の名手たちが彼らの面影を丹念に描き上げた珠玉の小説集!
義時の恋が、政子の激情が、鎌倉の光景をありありと蘇らせる。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
諸田玲子の文庫本新刊情報
1.『麻阿と豪』(2025/9/9発売)
文庫最新刊
PHP研究所
<あらすじ>
加賀百万石の礎を築いた戦国大名・前田利家。その娘ゆえに、波瀾の人生を歩むことになった麻阿と豪――。姉の麻阿は、柴田勝家の猶子に嫁ぐため、北ノ庄城にいたのだが、豊臣秀吉に攻められ、命からがら城を抜け出す。そんな麻阿に待っていたのは、前田家のため、秀吉の妻になるという運命だった。
一方、妹の豪は、秀吉の養女になり、目の中に入れても痛くないほど可愛がられ、秀吉子飼いの大名・宇喜多秀家に嫁ぐ。幸せな日々を送っていたが、その人生は関ケ原の合戦で西軍が負けたのを機に暗転する。
時代に翻弄されつつも、実家である前田家のため、子供たちのために助け合い、生き延びていった姉妹を描くと同時に、姫たちの目から戦国乱世を活写した傑作歴史長編。
2022年の単行本の文庫版です。
2.『ともえ』(2024/12/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
大津にある近江義仲寺で、運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。歌という共通の興味を通じて、二人はゆっくりと惹かれあっていく。その二人の関係に、500年前の木曽義仲と巴御前の壮絶な愛の物語が重なり合っていく――。大津市膳所にある近江義仲寺で、義仲と芭蕉の墓、巴御前を供養する巴塚がひっそり並んでいる。なぜここに芭蕉の墓があるのかという謎に絡めて、女性でありながら武将として愛する人を守った巴御前と、運命を受け入れつつも新たな出会いにより忘れかけていた「自分」を取り戻した智月尼。
激動の時代に、自分らしく生きようとした女性たちの姿を描く、心震える歴史物語。
2013年の単行本の文庫版です。
3.『きりきり舞いのさようなら』(2024/8/7発売)
光文社
<あらすじ>
文政の大火で焼け出された十返舎一九の一家。大混乱のなか近所の住人から押しつけられた老婆と共に、一九の親友・葛飾北斎の借家に仮住まいすることになったのだが……。盗難騒ぎが勃発したかと思えば幽霊が出たと大騒ぎ。男たちは大家の代理人だという美女・おつやに夢中のようで――。
一九の娘・舞のきりきり舞いの日々は今日も続く。人気シリーズ、これで一区切りの最新刊!
2021年の単行本の文庫版です。
4.『しのぶ恋 浮世七景』(2023/11/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
近松に描かれスターとなった遊女・梅川に憧れ、端女郎・小梅は心中未遂を試みるが。時に滑稽に時に切なく、江戸に生きた男女を描く。
2020年の単行本の文庫版です。
5.『ちよぼ:加賀百万石を照らす月』(2023/9/28発売)
新潮社
<あらすじ>
信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに三代藩主・利常となり、徳川の治世、千代保は人質として江戸へ向かった――。
加賀百万石の礎を築き、能登に五重塔を建立して寿福院の名で親しまれた女傑の生涯を描く。
2020年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『おまあ推理帖』(2026/1/9発売)
- 『登山大名』(2025/10/3発売)
- 『おふうさま』(2025/8/8発売)
- 『岩に牡丹』(2024/8/21発売)
- 『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(2022/11/2発売)
■文庫本新刊
- 『麻阿と豪』(2025/9/9発売)
- 『ともえ』(2024/12/24発売)
- 『きりきり舞いのさようなら』(2024/8/7発売)
- 『しのぶ恋 浮世七景』(2023/11/8発売)
- 『ちよぼ:加賀百万石を照らす月』(2023/9/28発売)
次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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