『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』等、SFやファンタジーの大作で名を馳せた田中芳樹さん。壮大なストーリーでありながら、繊細な人の心の動きを描き出す手腕はさすがの一言です。
そんな田中芳樹さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
田中芳樹の単行本新刊情報
1.『創竜伝15 <旅立つ日まで>』(2020/12/23発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
京富士山は大噴火、日本政府は機能不全。京都幕府を開いた怪女・小早川奈津子は新たな野望を抱き猛進する!未曾有の大混乱の中、異形の者たちは人間を無慈悲に襲い続けた。人類の未来を背負った竜堂四兄弟は、牛種との決戦の地・月の内部へ。
ついに正体を現す最兇の主君。その口から語られた「五〇億人抹殺計画」究極の狙いとは?
恐るべき強敵を迎え、始・続・終・余、四人の竜王の死力を尽くした戦いが始まる!
単行本の最新刊になります。
2.『創竜伝14 <月への門>』(2019/10/9発売)
講談社
<あらすじ>
京都の空には異形の怪物や新型兵器、地上には機動隊員やトカゲ兵…京都幕府を誕生させた小早川奈津子と手を組む竜堂四兄弟に襲いかかる無数の敵。蹴散らせども蹴散らせども奴らは次々やってくる。四兄弟は身を隠そうとある人物を頼って名古屋へ向かうが、そこで目にしたのは「閣下」と呼ばれる黒幕が引き起こした惨劇だった。
怒りの四兄弟vs.傲岸不遜な黒幕、苛烈な戦いへ!
3.『薬師寺涼子の怪奇事件簿 白魔のクリスマス』(2018/12/20発売)
祥伝社、新書版
<あらすじ>
“聖なる夜、銀世界のリゾートに日本初のカジノがオープン”のはずが、絢爛豪華な開所式の最中に巨大地震が発生、雪崩で世界のVIPを含む一万五千人が孤立した。壊滅した施設から主賓の首相がヘリで逃亡(?)する中、立ち上がったのは、部下の泉田準一郎と共に居合わせた警視庁の薬師寺涼子警視。停電に余震、変死体にカジノ強盗まで現れるも辛うじてパニックを回避する。
だがそこへ、謎の“白い怪物”の大群が押し寄せて…!?「ドラキュラもよけて通る」と謳われるお涼、雪国のトバク場で、オールナイトの灼熱バトル!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
田中芳樹の文庫本新刊情報
1.『髑髏城の花嫁』(2021/3/19発売)
文庫最新刊
東京創元社
<あらすじ>
良書倶楽部に、代替わりしたばかりのフェアファクス伯爵から蔵書設計の依頼が舞い込んだ。直接指名を受け、姪のメープルを連れて伯爵邸に赴いたニーダムは、依頼者がかつて自分が命を救った若き士官だと知る。
髑髏城と呼ばれるダニューブ湖畔の古城に、夏至に間に合うようニーダムは瀕死の彼を大冒険の末に送り届けたのだ。
本宅のみならず髑髏城用の選書を任されたニーダムたちは、訪れた豪壮な城館で、またもや怪異に遭遇する。三部作の第二作。
2011年刊行作品の文庫版です。
2.『新・水滸後伝』(2021/3/12発売)
講談社
<あらすじ>
十二世紀の中国、北宋末期。腐敗する朝廷を倒さんと立ち上がった梁山泊集団は遼国を討ち、方臘の乱を鎮圧するも多くの好漢を亡くし崩壊した。それから数年、変わらず悪政がはびこる中、散り散りになった生き残りたちが、不思議な縁に導かれ再会。
過酷な運命に涙を飲んだ者たちは熱き心を胸に再び蜂起する!
2018年刊行作品の文庫版です。
3.『月蝕島の魔物』(2020/11/19発売)
東京創元社
<あらすじ>
19世紀ヴィクトリア朝の英国。スコットランド近くの月蝕島沖で氷山に閉じ込められた謎の帆船が発見されたというニュースが世間をにぎわせている。一方、クリミア戦争から生還したニーダム青年は、姪と共に大手の会員制貸本屋に就職し、超マイペースな二大文豪アンデルセンとディケンズの世話をする日々。
ある日、ジャーナリズム精神あふれるディケンズが、月蝕島へ行くと言いだした。一行は不吉な噂に満ちた島へ。
ヴィクトリア朝怪奇冒険譚三部作開幕!
2011年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『創竜伝15 <旅立つ日まで>』
(2020/12/23発売) - 『創竜伝14 <月への門>
』(2019/10/9発売) - 『薬師寺涼子の怪奇事件簿 白魔のクリスマス』
(2018/12/20発売)
銀河英雄伝説、アルスラーン戦記だけでなく、魅力的な作品を生み出している田中芳樹さん。新しい作品が楽しみな作家の一人です。
なお、銀河英雄伝説の公式ポータルサイトもありますので、銀河英雄伝説の情報を得たい方はぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、良い読書体験を!
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