2018年、『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞した門井慶喜(かどい・よしのぶ)さん。
そんな門井慶喜さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
門井慶喜の単行本新刊情報
1.『銀閣の人』(2020/9/2発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
「日本の美」の源流をたどれば、そこに彼がいる室町幕府八代将軍・足利義政。応仁の乱のさなか、己にとっての美を体現する建築を構想した彼は、権力闘争に背を向け独自の美意識を追い求めた。
乱世にあって芸術家たらんとする志と苦悩を直木賞作家が描ききる。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『東京、はじまる』(2020/2/24発売)
文藝春秋
<あらすじ>
この男がいなければ、今日の東京の風景は、なかったかもしれない。日本銀行、東京駅、国会議事堂……経済、交通、そして民主政治という近代国家を象徴する建物を次々と設計した明治の建築家・辰野金吾。
理想の首都「東京」を作り上げようとする辰野はまさに維新期ならではの超人だった。しかし、超人であるがゆえの破天荒さは周囲を振り回し……。
下級武士から身を立てるべく学問に励み、洋行して列強諸国と日本の差に焦り、恩師ジョサイア・コンドルを蹴落としてでも日本人建築家による首都作りを目指した男の一代記は、今日の風景が生まれるに至った「東京のはじまり」の物語でもあった。
3.『自由は死せず』(2019/11/20発売)
双葉社
<あらすじ>
幼少期は悪たれ小僧、青春期は時勢に興味すらなかった板垣退助の人生は、黒船来航とともに、突如動き出す。幕末から維新を駆け抜け、自由民権運動を主導した庶民派の政治家・板垣退助の生涯を、
直木賞作家・門井慶喜が足かけ五年の歳月をかけて書き上げた長編歴史小説。板垣退助没後百年にあたる今年、満を持して刊行!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
門井慶喜の文庫本新刊情報
1.『新選組の料理人』(2021/2/9発売)
文庫最新刊
光文社
<あらすじ>
戦に焼けた京の町で炊き出しをすることになった新選組、料理ができる者がいない。滅法まずいその粥に文句をつけた菅沼鉢四郎は、原田左之助の命により剣を握らぬ「賄方」として新選組に入隊することに。
菅沼は数々の難題に直面しながら、隊士の暮らしや愛憎、組織の矛盾を間近で目にしていく。
「まかない専門」隊士が炊事場から見た、新選組の暮らし、嫉妬、家族愛とは。
食べ、生き、戦い、やがて歴史の波間に消える新選組を新視点から描く。
2018年の単行本の文庫版です。
2.『銀河鉄道の父』(2020/4/15発売)
講談社
<あらすじ>
政次郎の長男・賢治は、適当な理由をつけては金の無心をするような困った息子。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて妹の病気を機に、賢治は筆を執るも――。
天才・宮沢賢治の生涯を父の視線を通して活写する、究極の親子愛を描いた傑作。
2017年の単行本の文庫版です。
第一五八回直木賞受賞作品です。
3.『ゆけ、おりょう』(2019/8/6発売)
文藝春秋
<あらすじ>
坂本龍馬と祝言を挙げるも、大酒を呑んで勝海舟に毒舌を吐く「妻らしからぬ」おりょう。龍馬の周囲からは離縁を迫られるが、寺田屋事件で活躍して名を上げる。夫婦は仲睦まじく薩摩へ、軍艦に乗って長崎へ。
龍馬亡きあと、おりょうが選びとった意外な後半生とは―激動の世に自立した魂が輝く!爽快長編小説。
2016年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
コンスタントに作品を発表している門井慶喜さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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