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【2024年最新版】天祢涼の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2010年、『キョウカンカク』で第43回メフィスト賞を受賞しデビューした天祢涼(あまね・りょう)ん。

そんな天祢涼さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

天祢涼の単行本新刊情報

1.『あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか』(2024/4/15発売)

最新刊

角川春樹事務所

<あらすじ>
横浜に本社を置くオオクニフーズの相模原支社に勤務する藤沢彩は、子どもの頃から自分の感情や思考を言葉にするのが苦手だ。

その性格もあり引っ込み思案で人との付き合いも苦手な彩だったが、仕事のことで思い悩んでいた時に声をかけてきた一年先輩の同僚社員・田中心葉に次第に惹かれていく。

心葉と同期の佐藤千暁とも次第に交流ができ、三人はそれぞれ十年後も二十年後も一緒にいたいと願うようになっていた。

そんなある日、心葉が会社の朝礼で、何の前置きもなく「ぼくは人を殺したことがあります」と発言したことで、絆は揺らぐ。

そして千暁にも、兄が殺された被害者遺族という人に言えなかった過去があった……。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『少女が最後に見た蛍』(2023/11/15発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
神奈川県警生活安全課の仲田蛍(なかたほたる)は、中学時代の同級生・来栖楓(くるす・かえで)と思いがけず再会する。

来栖は当時、桐山蛍子(きりやま・けいこ)という同級生をいじめており、仲田は蛍子を楓から守ろうと手を尽くしていた。しかし、いじめを終わらせることはできず、かえって桐山を傷つけてしまい、最後は自殺してしまったのだった。

事の次第を聞いた捜査一課の真壁は、自死の背後に仲田も知らない真相があるのではと感じて調べ始めると、意外な事実が浮かび上がり――(表題作)。

 

3.『彼女はひとり闇の中』(2023/2/22発売)

光文社

<あらすじ>
十月の日曜の朝、横浜・日吉に住む千弦は昨夜近くの小道で女性が刺殺されたことを知る。しかもそれは昨夜「相談したいことがある」とのみLINEを送ってきた幼なじみの玲奈だった。

相談は事件に関わるものだったのか――悩んだ千弦は真相をさぐろうと決意する。

未来と仲間の見えない時代に凄絶な孤独が引き起こした悲劇の結末とは――。

 

4.『拝啓 交換殺人の候』(2022/7/28発売)

実業之日本社

<あらすじ>
桜の木の上で見つけたのは交換殺人の依頼状だった。

謎のセーラー服の女子高生、怪しいユーチューバー。

衝撃の結末が待ち受ける!

 

5.『陽だまりに至る病』(2022/2/21発売)

文藝春秋

<あらすじ>
小学五年生の咲陽は、「父親が仕事で帰ってこない」という同級生の小夜子を心配して家に連れ帰る。だが、コロナを心配する母親に小夜子のことを言いだせないまま、自分の部屋に匿うことに。

翌日、小夜子を探しているという刑事が咲陽の家を訪ねてくる。小夜子の父親が、ラブホテルで起きた殺人事件の犯人ではないかと疑念を抱く咲陽だが――。

『希望が死んだ夜に』で「子どもの貧困問題」に、続く『あの子の殺人計画』で「子どもの虐待」に迫った〈仲田・真壁〉の神奈川県警刑事コンビが、次は「コロナと貧困」の陰で起こった事件に挑む。

話題の社会派ミステリー第3弾!

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



天祢涼の文庫本新刊情報

1.『謎解き広報課 わたしだけの愛をこめて』(2024/11/8発売)

文庫最新刊

幻冬舎

<あらすじ>
よそ者の自分が広報紙を作っていいのかと葛藤する新藤結子。

ある日、取材先へ向かう途中で町を大地震が襲う。仕事を再開しようとするが筆は全く進まず、上司・伊達に手伝いを頼むもすげなく断られる。避難所では被災者にけむたがられ、自分の無力さを嘆く結子だったが……。

広報紙は大切な人たちを、町を救うことができるのか。シリーズ第三弾!

 

2.『謎解き広報課 狙います、コンクール優勝!』(2024/10/10発売)

幻冬舎

<あらすじ>
役所の広報紙を作るはめになった、やる気も地元愛もゼロの新藤結子。

だが、毒舌上司・伊達の指導のもと、町民達への取材を続けるうちに少しずつやりがいを感じていく。今日も、少年野球や婚活ツアーの取材、広報コンクールと奔走するが、なぜか行く先々で謎に遭遇し……。

新米社会人が仕事に恋(?)に奮闘する「謎解き広報課」シリーズ第二弾!

 

3.『罪びとの手』(2024/8/23発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。

事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。

奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始めるが――

疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!

2018年刊行作品の文庫版です。

4.『あの子の殺人計画』(2023/9/5発売)

文藝春秋

<あらすじ>
小学五年生の椎名きさらには、先生にも同級生にも言えない「我が家の秘密」があった。

社会派と本格が見事に融合した傑作ミステリー。

2020年刊行作品の文庫版です。

5.『葬式組曲』(2022/11/8発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
20代の女性社長・北条紫苑が率いる「北条葬儀社」。妙な関西弁を喋る餡子、寡黙で職人肌の高屋敷、生真面目すぎる新入社員の新実……癖の強い社員が目立つが、遺族からは「あの葬儀社は素晴らしい」と抜群の評価を得ている。

なんと、彼らには故人が遺した“謎”を解明する意外な一面があったのだ。奇妙な遺言を残した父親、火葬を頑なに拒否する遺族、霊安室から忽然と消えた息子――。

謎に充ちた葬儀の果てに、衝撃の結末が待ち受けるミステリー連作短編集。文春文庫化にあたり全面改稿。

2020年刊行作品の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

以上になります。コンスタントに作品を発表している天祢涼さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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