2008年に『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞した川上未映子さん。
そんな川上未映子さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
川上未映子の単行本新刊情報
1.『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』(2023/7/7発売)
最新刊
マガジンハウス
<あらすじ>
川上未映子、12年間の軌跡。
雑誌Hanakoの連載エッセイ「りぼんにお願い」が書籍化![コンテンツ紹介]
● 連載245回の中から厳選した、80のエッセイを収録。
● 新規書き下ろしとして、2011年から2022年まで、1年ごとの「当時の自分と社会」についての振り返りエッセイ
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『黄色い家』(2023/2/20発売)
中央公論新社
<あらすじ>
十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。
人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。
3.『春のこわいもの』(2022/2/28発売)
新潮社
<あらすじ>
こんなにも世界が変ってしまう前に、わたしたちが必死で夢みていたものは――感染症が爆発的流行を起こす直前、 東京で6人の男女が体験する、甘美きわまる地獄めぐり。ギャラ飲み志願の女性、深夜の学校へ忍び込む高校生、 寝たきりのベッドで人生を振り返る老女、 親友をひそかに裏切りつづけた作家…… かれらの前で世界は冷たく変貌しはじめる。
これがただの悪夢ならば、目をさませば済むことなのに……世界中が切望していた2年半ぶりの最新作、ついに刊行!
4.『夏物語』(2019/7/11発売)
文藝春秋
<あらすじ>
大阪の下町に生まれ育ち、東京で小説家として生きる38歳の夏子には「自分の子どもに会いたい」という願いが芽生えつつあった。パートナーなしの出産の方法を探るうち、精子提供で生まれ、本当の父を捜す逢沢潤と出会い、心を寄せていく。
いっぽう彼の恋人である善百合子は、出産は親たちの「身勝手な賭け」だと言い、子どもを願うことの残酷さを夏子に対して問いかける。
この世界は、生まれてくるのに値するのだろうか―。
文庫版が発売です(下記参照)。
5.『ウィステリアと三人の女たち』(2018/3/30発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
どんな夜にも光はあるし、どんな小さな窓からでも、その光は入ってくるのだから――。真夜中、解体されゆく家に入りこんだわたしに、女たちの失われた時がやってくる。三月の死、愛おしい生のきらめき、ほんとうの名前、めぐりあう記憶……。
人生のエピファニーを鮮やかに掬いあげた著者の最高傑作。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
川上未映子の文庫本新刊情報
1.『夏物語』(2021/8/3発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
大阪の下町で生まれ小説家を目指し上京した夏子。38歳の頃、自分の子どもに会いたいと思い始める。子どもを産むこと、持つことへの周囲の様々な声。そんな中、精子提供で生まれ、本当の父を探す逢沢と出会い心を寄せていく。
生命の意味をめぐる真摯な問いを切ない詩情と泣き笑いの筆致で描く、全世界が認める至高の物語。
2019年刊行作品の文庫版です。
2.『水瓶』(2021/6/14発売)
詩集
筑摩書房
<あらすじ>
鎖骨の窪みの水瓶を捨てにいく少女を描いた長編詩「水瓶」を始め、より豊潤に尖鋭に広がる詩的宇宙。第43回高見順賞に輝く第二詩集、遂に文庫化!
2012年刊行作品の文庫版です。
3.『ウィステリアと三人の女たち』(2021/4/26発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
大きな藤の木のある、壊されつつある家。真夜中に忍び込んだわたしは、そこに暮らした老女、ウィステリアの生を体験する。かつて存在した愛を魔術的に蘇らせる表題作。思いがけぬ大金を得、デパートで連日買い物を続ける女性の虚無を描く「シャンデリア」。
いくつかの死、失った子ども、重なり合う女たちの記憶……研ぎ澄まされた言葉で紡がれる、美しく啓示的な四作を収録した傑作短編集。
2018年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集』(2023/7/7発売)
- 『黄色い家』(2023/2/20発売)
- 『春のこわいもの』(2022/2/28発売)
- 『夏物語』
(2019/7/11発売) - 『ウィステリアと三人の女たち』
(2018/3/30発売)
■文庫本新刊
- 『夏物語』(2021/8/3発売)
- 『水瓶』(2021/6/14発売)
- 『ウィステリアと三人の女たち』(2021/4/26発売)
寡作といったペースで作品を発表している川上未映子さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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