2014年、『恋歌(れんか)』で第150回直木賞を受賞した朝井まかてさん。
そんな朝井まかてさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
朝井まかての単行本新刊情報
1.『ボタニカ』(2022/1/13発売)
最新刊
祥伝社
<あらすじ>
「おまんの、まことの名ぁを知りたい」明治初期の土佐・佐川の山中に、草花に話しかける少年がいた。名は牧野富太郎。小学校中退ながらも独学で植物研究に没頭した富太郎は、「日本人の手で、日本の植物相(フロラ)を明らかにする」ことを志し、上京。
東京大学理学部植物学教室に出入りを許されて、新種の発見、研究雑誌の刊行など目覚ましい成果を上げるも、突如として大学を出入り禁止に。
私財を惜しみなく注ぎ込んで研究を継続するが、気がつけば莫大な借金に身動きが取れなくなっていた……。
貧苦にめげず、恋女房を支えに、不屈の魂で知の種(ボタニカ)を究め続けた稀代の植物学者を描く、感動の長編小説。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『白光』(2021/7/26発売)
文藝春秋
<あらすじ>
日本人初のイコン画家・山下りん。明治時代にロシアへ渡り、信仰と芸術の狭間で揺れながら激動の日露近代史を生き抜いた女性の生涯。
3.『類』(2020/8/26発売)
集英社
<あらすじ>
明治44年、文豪・森鴎外の末子として誕生した類。優しい父と美しい母志げ、姉の茉莉、杏奴と千駄木の大きな屋敷で何不自由なく暮らしていた。大正11年に父が亡くなり、生活は一変。大きな喪失を抱えながら、自らの道を模索する類は、杏奴とともに画業を志しパリへ遊学。
帰国後に母を看取り、やがて、画家・安宅安五郎の娘と結婚。明るい未来が開けるはずが、戦争によって財産が失われ困窮していく――。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
朝井まかての文庫本新刊情報
1.『草々不一』(2021/9/15発売)
文庫最新刊、短編集
講談社
<あらすじ>
泣ける。笑える。心がほっこり温まる。身分としきたりに縛られた暮らしにも、喜怒哀楽、切なくも可笑しい人生の諸相があった。
江戸の武家の心を綴る、傑作時代小説短編集。
2018年の単行本の文庫版です。
2.『雲上雲下』(2021/3/11発売)
徳間書店
<あらすじ>
「草どん、語ってくれろ」どこからともなく現れた子狐は、目の前にいた草に話しかけた。物語をせがむ子狐に、草どんは重い口をひらく……。子狐に山姥、乙姫に天人、そして龍の子。民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う!
「俺たち、本当に存在しているんですか?」
やがて物語は交錯し、雲上雲下がひずみ始める。物語が世界から消えてしまうのか?
不思議で懐かしい、ニッポンのファンタジー。
2018年の単行本の文庫版です。
3.『悪玉伝』(2020/12/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
大坂商人の吉兵衛は、風雅を愛する男伊達。兄の逝去により、将軍をも巻き込んだ相続争いに巻き込まれてしまう。吉兵衛は大坂商人の意地をかけ、江戸を相手に大勝負に挑む。
第22回司馬遼太郎賞受賞作。
2018年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
コンスタントに作品を発表している朝井まかてさん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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