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【2024年最新版】柳広司の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

柳広司の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2008年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』が大ヒットし、人気作家となった柳広司さん。

そんな柳広司さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

柳広司の単行本新刊情報

1.『南風に乗る』(2023/3/3発売)

最新刊

小学館

<あらすじ>
戦後、日本は二つの国に分断されていた。

本土から切り離され、米軍支配下に取り残された沖縄は「独立」に向けた闘いを開始する。遠く離れた故郷沖縄に思いを馳せる詩人・山之口貘、“アメリカが最も恐れた男”不屈の政治家・瀬長亀次郎、戦後の東京で私費を投じて米軍支配が続く沖縄との連帯を模索する中野好夫……。

実在の人物たちの視点を通し、本土復帰までの「時代」と「闘い」を描く傑作歴史長編!
『ジョーカー・ゲーム』シリーズで知られるベストセラー作家が挑む「沖縄が主人公」の物語。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『アンブレイカブル』(2021/1/29発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
罪は捜すな、仕立て上げろ

1925年、治安維持法成立。太平洋戦争の足音が響くなか、罪状捏造に走る官憲と、信念を貫く男たちとの闘いが始まった……。

『蟹工船』の取材と執筆に熱中するプロレタリア文学の旗手・小林多喜二。反社会的、非国民的思想犯として当局にマークされる反戦川柳作家・鶴彬(つる・あきら)。

同業他社の知人たちに不可思議な失踪が続き、怯える編集者・和田喜太郎。不遇にありながら、天才的な論考を発表し続ける、稀代の哲学者・三木清。

法の贄(にえ)となりながら、男たちは己の信念を貫いた。

文庫版が発売です(下記参照)。

3.『太平洋食堂』(2020/1/24発売)

小学館

<あらすじ>
「目の前で苦しんでいる人から目を背けることは、どうしてもできん」

一九〇四年(明治三十七年)、紀州・新宮に西洋の王様がかぶる王冠のような看板を掲げた洋食屋「太平洋食堂」が開店した。

店の主人は「ひげのドクトル(毒取る)さん」と呼ばれ、地元の人たちから慕われていた医師・大石誠之助。アメリカやシンガポール、インドなどに留学した経験を持つ誠之助は、戦争と差別を嫌い、常に貧しき人の側に立って行動する人だった。

やがて幸徳秋水、堺利彦、森近運平らと交流を深めていく中、“主義者”として国家から監視されるようになった誠之助に待ち受ける運命とは―。

ドラマチックな筆致と徹底した時代考証が融合した超近代的歴史長編誕生!

文庫版が発売です(下記参照)。

4.『二度読んだ本を三度読む』(2019/4/20発売)

読書案内本

岩波書店

<あらすじ>
年齢を重ねるほど、読書の新鮮さは失われていくのだろうか? 若いころに読んだ名作は、やはり特別だった!

作家が繰り返し読んだ本を改めて読み直すと、本は自分自身を写し出し、自分とはるか遠くの世界をつないでくれる……。

若い人はもちろん、すべての人への読書案内。

小説ではなく、岩波新書による読書案内本になります。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



柳広司の文庫本新刊情報

1.『アンブレイカブル』(2024/1/23発売)

文庫最新刊、短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
蟹工船の乗組員の谷は、内務省の役人・クロサキに雇われ、“プロレタリア文学の旗手”と称される小林多喜二の取材を受けることに。

だが現れた多喜二は、驚くほど気さくな青年だった。仕事を早く終わらせたい谷は多喜二の尾行を始めるが――(「雲雀」)。

特高に監視されながらも川柳で時代と闘う鶴彬。“消えた”記者の謎を追う満鉄社員の志木裕一郎。稀代の哲学者・三木清。

信念を貫き続ける彼らに、クロサキの影が迫る。

2021年刊行作品の文庫版です。

2.『太平洋食堂』(2023/2/7発売)

小学館

<あらすじ>
一九〇四年(明治三十七年)、紀州・新宮に西洋の王様がかぶる王冠のような看板を掲げた一軒の食堂が開店した。

「太平洋食堂」と名付けられたその店の主人は「ひげのドクトル(毒取る)さん」と呼ばれ、地元の人たちから慕われていた医師・大石誠之助。アメリカやシンガポール、インドなどに留学した経験を持つ彼は、戦争と差別を嫌い、常に貧しき人の側に立って行動する人だった。

やがて幸徳秋水、堺利彦、森近運平らと交流を深めていく中、“主義者”として国家から監視されるようになった誠之助に待ち受ける運命とは――。

歴史の闇に埋もれた傑士の半生を描く傑作長編小説。

2020年刊行作品の文庫版です。

3.『はじまりの島』(2022/10/6発売)

幻冬舎

<あらすじ>
一八三五年、奇怪な生物が暮らす悪魔の島・ガラパゴス諸島に、英国船ビーグル号の乗員十一名が上陸した。

天才学者ダーウィンらは、調査のため滞在を決定。だが島には殺人鬼が潜伏しているという。直後に発見された白骨死体。さらに翌朝には宣教師が絞殺体で見つかった! 犯人は島の殺人鬼なのか?

「進化論」の提唱者が、惨劇の謎に挑むミステリ。

2002年刊行作品の文庫新装版です。

4.『百万のマルコ』(2022/3/18発売)

集英社

<あらすじ>
この不可能命題、あなたならどう解きますか?

“マルコ・ポーロ”が牢で語る不思議な国の奇想天外な謎の数々。新作短編1本追加!

2007年刊行作品の文庫新装版です。

5.『ゴーストタウン 冥界のホームズ』(2021/7/16発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
ホームズとワトスンが死者の街に? モリアーティとの対決の真相がここに!

猛烈な頭痛とともに目覚めたワトスンの目の前に現れたのは、滝から死んだはずのホームズ。彼は骸骨の姿で、ベーカー街はなんと死者の街に!

この奇妙な世界にもモリアーティの影が――。驚愕のミステリ!

 


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『南風に乗る』(2023/3/3発売)
  2. 『アンブレイカブル』(2021/1/29発売)
  3. 『太平洋食堂』(2020/1/24発売)
  4. 『二度読んだ本を三度読む』(2019/4/20発売)

文庫本新刊

  1. 『アンブレイカブル』(2024/1/23発売)
  2. 『太平洋食堂』(2023/2/7発売)
  3. 『はじまりの島』(2022/10/6発売)
  4. 『百万のマルコ』(2022/3/18発売)
  5. 『ゴーストタウン 冥界のホームズ』(2021/7/16発売)

コンスタントに作品を発表している柳広司さん。新作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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