2002年 、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞を受賞した山田正紀(やまだ・まさき)さん。
そんな山田正紀さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
山田正紀の単行本新刊情報
1.『開城賭博』(2021/9/22発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
饒舌に過去語りをするが、本当かどうか判然としない勝海舟。旅順特務機関の作戦における不在証明を偽装した満鉄の測量技師。戦時中、呉で「張込み」と「舞姫」が混ざったような案件にかかわった防諜専門員。明智光秀謀反の夜の、最後の食事。
そして、武田残党の若者たちが請け負った、ご神木の大輸送計画――。
幻視の作家・山田正紀が自在に紡ぐ、浪漫溢れる奇想歴小説集!
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『デス・レター』(2020/8/31発売)
東京創元社
<あらすじ>
人を探し出してインタビューするのがぼくの仕事だ。もう一つ重要な役割があるけど、それはまだ言わない。ぼくはいま、謎の手紙を届けて回る一人の少女を探している。その手紙は、大切な人の死を予告する“デス・レター”だという。
愛する人の死におびえる者、心当たりのない者、すでに愛する人を失った者。少女の足跡を辿るなかで、ぼくはいつしか奇妙な違和感を覚えるが…
「そのことを話すため、こうしてやってきた。とても大事な話なんだ」
破格の想像力が炸裂する、山田正紀マジック!
3.『戦争獣戦争』(2019/10/30発売)
東京創元社
<あらすじ>
北朝鮮・寧辺の使用済み核燃料保管施設の貯蔵プール。その中で謎めいた生物が泳ぐ様が確認された―それは戦争によって文明という負のエントロピーを正のエントロピーに“清算”する際に誕生する、四次元高時空域座標の存在“戦争獣”。
生態系ならぬ死態系に潜む死命の最優勢種である彼等は、最終・究極戦争に至る闘争を至上目的とする“異人”のみが操ることが出来るという。
デビュー時の言葉「想像できないことを想像する」を体現せしめた書き下ろしSF巨編!
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
山田正紀の文庫本新刊情報
1.『天保からくり船』(2024/7/23発売)
文庫最新刊
春陽堂書店
<あらすじ>
寛永寺出火を機に噴出する不可解な事件。大江戸に仕掛けられた“からくり”とは?物語は、江戸の町で起こる不可解な事件を描き、大江戸に仕掛けられた「からくり」の正体や謎が解明されていく….江戸幻想奇譚。
1994年の刊行作品の文庫版です。
2.『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』(2023/6/9発売)
徳間書店
<あらすじ>
天才建築家・藤堂俊作設計の神宮ドーム球場で、二十九名の死傷者を出す火災が発生。管理責任を問う裁判は、判事と弁護士が刺殺され開廷不能の状態に陥る。その裏に、事件隠蔽を目論む法務省公安の黒い影が。精神を病み休職中の検事・佐伯神一郎の脳内で突如「正義を為せ」と“神の声”が……。
ダンテ『神曲』に沿って展開する特異な事件に神の使徒が挑む特殊設定ミステリの極北。
1998年の刊行作品の文庫版です。
3.『山田正紀・超絶ミステリコレクション#6 SAKURA 六方面喪失課』(2023/2/8発売)
徳間書店
<あらすじ>
窓際オッサン刑事6人vs.超天才犯罪コンサルタント。鬼才・山田正紀が描く警察小説の痛快作! 初文庫化。
2000年の刊行作品の文庫版です。
4.『山田正紀・超絶ミステリコレクション#5 囮捜査官 北見志穂4』(2022/6/8発売)
徳間書店
<あらすじ>
殺人事件のそばに置かれたユカちゃん人形。犯人の狙いは?囮捜査官北見志穂が活躍する人気シリーズ、第4弾。
1996年の刊行作品の文庫版です。
5.『ここから先は何もない』(2022/4/6発売)
河出書房新社
<あらすじ>
小惑星探査機が採取してきたサンプルに含まれていた、人骨化石。その秘密の裏には、人類史上類を見ない密室トリックが! 長編SF。
2017年の刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『天保からくり船』(2024/7/23発売)
- 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』(2023/6/9発売)
- 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#6 SAKURA 六方面喪失課』(2023/2/8発売)
- 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#5 囮捜査官 北見志穂4』(2022/6/8発売)
- 『ここから先は何もない』(2022/4/6発売)
コンスタントに作品を発表している山田正紀さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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