小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】原宏一の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

1997年、「かつどん協議会」で小説家デビューした原宏一(はら・こういち)ん。

そんな原宏一さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

原宏一の単行本新刊情報

1.『たわごとレジデンス』(2023/8/9発売)

最新刊、短編集

祥伝社

<あらすじ>
「このままではレジデンスがスラム化する!」

東京郊外の一等地にそびえ立つ高級分譲マンション 『レジデンス悠々』。最上階ともなれば分譲価格は二億円を下らない、セレブだけが入居できる終の棲家である。住人は何ひとつ不満のない老後を謳歌している……はずだった。

「スポーツは悪だ! 陰謀だ!」と声高に叫ぶ元教師。

「皆さんと滑稽エンタメ映画を撮りたいの」 と言い出す往年の女流監督。

「あたしの人生、リボーンするのよ!」と爆買いをやめない有閑マダム……。

奇想天外な放言に振り回される、珠玉の5編

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『間借り鮨まさよ』(2023/1/19発売)

双葉社

<あらすじ>
いつもニコニコほっこりさせる笑顔の普通のおばさんなのに、鮨を握らせた銀座の一流職人も顔負けの腕前。

自分の店は持たず、間借りで鮨屋を開く雅代。そんな彼女のところには悩める若者や困りごとが舞い込んでくる――。

鮨だけではなく、人の心と胃袋も握る雅代さんの魅力あふれるハートウォーミング鮨小説。

 

3.『佳代のキッチン ラストツアー』(2021/12/9発売)

祥伝社

<あらすじ>
「食事って、生きる糧だけじゃなく、心の糧でもあるものね」

厨房車に手書きの木札一枚下げて、日本全国ふらりふらりと、移動調理屋“佳代のキッチン”を営む佳代。ところが新型コロナウイルスの蔓延で、営業休止を余儀なくされた。

そんな折、佳代は函館の食堂『自由海亭』閉店の報を耳にする。調理屋名物“魚介めし”に深いゆかりがある食堂だ。

佳代が探し続けている両親との懸け橋になってくれた恩もある。居ても立ってもいられなくなった佳代は、厨房車に飛び乗って函館へ。こうして、コロナに喘ぐ人々を訪ねる、佳代の長い旅が始まった――。

 

4.『ヤスの本懐 ヤッさんファイナル』(2020/8/28発売)

文藝春秋

<あらすじ>
5月。お草が営むコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近所のもり寿司は、味が落ちたうえ新興宗教や自己啓発セミナーと組んでの商売を始め、近頃評判が悪い。店舗一体型のマンションも空室が目立ち、経営する森夫妻は妻が妊娠中にもかかわらず不仲のようだ。その様子を見て、お草は自らの短かった結婚生活を思い出したりしている。

そんな折、紅雲町に50歳過ぎの男が現れる。新規事業の調査のためといって森マンションに短期で入居している男は親切で、街中で評判になっていた。

その男が、お草のもとにやってきた。店の売却・譲渡を求められるのかと思ったお草に対し、男は自分は良一だ、と名乗る。

良一とは、お草の息子。夫や婚家との折り合いが悪く、お草が一人で家を出た後、3歳で水の事故で亡くなったはずだった。だがその男によると、じつは良一は助け出されたものの、父と後妻の間に子供が生まれて居場所がなくなり、女中だったキクの子として育てられたという。その証拠として、お草と別れた夫との間で交わされた手紙や思い出の品を取り出して見せる――。

男の言うことは本当なのか、本当に我が子なのか。お草の心は千々に乱れる――。

嘘は、人生の禍となるが、救いとなることもある――。甘いばかりではなく苦みを伴いつつ、深い味わいのある佳品。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



原宏一の文庫本新刊情報

1.『うたかた姫』(2023/2/9発売)

文庫最新刊

祥伝社

<あらすじ>
劇団消滅から一発逆転へ!

代表が資金を持ち逃げして解散した小劇団の団員たちは、幻の新作『うたかた姫』の脚本に沿って現実で一芝居打つことに。路上シンガーの即興演奏をサクラで囲んで「天才!」と囃し立てて話題にさせ、一攫千金を目論んだのだ。

懐疑的なまま渋々作曲を引き受けた音楽担当の亮太は、朴訥な女の子〝姫花〞が見せた最初の歌唱に驚愕する――。

2019年の刊行作品の文庫版です。

2.『ヤッさん5 春とび娘』(2022/12/15発売)

短編集

双葉社

<あらすじ>
誇り高き宿無しにして食の達人・ヤッさんの一番弟子で、妻のミサキと「そば処みさき」を営むタカオに豊洲移転の激流が襲う。

夫婦の間に溝が生まれる事態にヤッさんがとった行動とは……⁉

今回も食を通して人情を描く3編を収録。

2019年の刊行作品の文庫版です。

3.『ねじれびと』(2021/10/14発売)

短編集

祥伝社

<あらすじ>
「新聞配達員につきまとわれているだろう」

仕事一途でろくに休みも取らない夫が、真紀のストーカー被害を疑った。身に覚えのない真紀は夫のストレスを慮り、旅行でもしようと提案する。ところが折角の休みに夫が取った行動は、新聞配達員をストーキングすることだった。(『逃げろ真紀』より)。

平凡な日常が奇妙な綻びから意外な方向へと迷走する、予測不可能な五つの短編集!

2018年の刊行作品の文庫版です。

4.『星をつける女 疑惑のウニ』(2020/9/2発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
世界的な「食の格付け本」の「格付け人」、牧村紗英。退職して独立し、シングルマザーとして働く彼女が、絶対的な味覚と知識を駆使し、グルメ業界の闇を暴く!

本日の調査対象は人気厨房に酒蔵、そして鮨!

 


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『うたかた姫』(2023/2/9発売)
  2. 『ヤッさん5 春とび娘』(2022/12/15発売)
  3. 『ねじれびと』(2021/10/14発売)
  4. 『星をつける女 疑惑のウニ』(2020/9/2発売)

以上になります。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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