2002年、『非情銀行』でデビューし、主に経済小説の分野で活躍する江上剛(えがみ・ごう)さん。
そんな江上剛さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
江上剛の単行本新刊情報
1.『王の家』(2023/5/24発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
日本一の家具店を一代で築いた〝家具王〟宝田壮一だが、寄る年波には勝てず、後継者選びにも悩んでいた。権力の座を望む長女、その姉を恐れる次女、父親が気がかりな三女、この三姉妹も役員だが、それぞれの強い思いが不協和音となり、家族間に暗い影を落とす。一族を取り囲む社員たちに加えて投資ファンドの策謀が絡み、影は濃く、深くなるばかり。
宝田家具には〝破滅〟への道しかないのか!?
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『使える!貞観政要』(2023/5/17発売)
ビジネス社
<あらすじ>
トップリーダーや経営者の教科書として絶大な人気を誇る書だが、じつはミドル層に対してこそ、使い勝手がいい。上司の見抜き方、あしらい方と同時に、部下からの協力の得方、部下の育て方などもが記された中国古典の名著から、32の金言を紹介する。
さらに、著者自身が大手都銀の金融マンとして、ミドル層時代に経験したリアルなビジネスノウハウをもふんだんに紹介。
不易と流行が合わさったミドルマネジメントの教科書。
3.『定年後の壁 稼げる60代になる考え方』(2023/3/17発売)
新書
PHP研究所
<あらすじ>
「この求職申込書に書いてあるのは、あなたの経歴であり、どんなスキルがあるのかわかりませんね。もっと具体的に記入してください」――銀行員だった著書が、職業安定所の求職申込書を提出した際に職員から言われた言葉だ。そして再提出した際には「頭を切り替えなさい」と一喝される。その時著者は、自分の銀行員時代の実績を過信していたことを自覚させられた、という。
定年後は、過去のプライドを捨てる――これが豊かに楽しく生きるコツだ。
49歳で銀行を退職して作家に転身した著者が、自身の経験を踏まえて、好きな仕事を見つけて60歳からのサバイバルを生き抜くコツを伝授する。
4.『野心と軽蔑 電力王・福澤桃介』(2023/3/2発売)
PHP研究所
<あらすじ>
日本の電力事業の基礎は、この男が築いた!明治元年、貧しい家庭に生まれた桃介は、大いなる野望を抱いて慶應義塾に入学。福澤諭吉にその才能を認められ、娘婿となることと引き換えにアメリカ留学を果たす。帰国後、結核や妻との不和に苦しむも、相場で財を成した桃介に対し、世間からの評判は厳しかった。
自身が何を為すべきか悩んだ桃介は、急流木曽川を舞台に水力発電に挑む。そこから関西電力・中部電力の礎を築いて、ついには「電力王」と呼ばれるまでに至った男の仕事観と波瀾の人生を描いた渾身の長編小説。
5.『創世の日 巨大財閥解体と総帥の決断』(2022/1/7発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
花浦久兵衛は父の弥兵衛が明治維新後に設立した花浦財閥総帥を受け継いだ。1945年の敗戦後、GHQ主導による財閥解体の危機に直面し、苦悩する久兵衛。やがてGHQ参謀第二部のキャノン中佐率いる一団が花浦邸を接収し、傍若無人にふるまい、屋敷は滅茶苦茶にされてしまう……。
花浦財閥存亡の危機に、久兵衛が下した決断とは?
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
江上剛の文庫本新刊情報
1.『凡人田中圭史の大災難』(2023/4/12発売)
文庫最新刊
光文社
<あらすじ>
田中圭史は64歳。メガバンク・みずなみ銀行のOBで、55歳で転籍した関連会社勤めもあと1年、つつがなく終わるはずだった。しかし、大学の同窓同ゼミで五菱銀行へ就職、合併後のみずなみ銀行で出世した中村が、
田中の勤める会社の社長に就任したことから、田中の人生の歯車が狂い始める。「平凡」「無風」すら許されず、荒波には翻弄されるしか術がないサラリーマン人生の晩年を笑いとペーソスで描く。
会社組織を知り尽くした著者だからこそ書けたサラリーマン晩年の実相がここに!!
2019年刊行の単行本の文庫版です。
2.『二人のカリスマ』(2023/2/10発売)
PHP研究所
<あらすじ>
戦後の日本を「一商人」として生き抜いた男、藤田俊雄。商人でもあった母の教えを胸に、復員後、東京・北千住で義兄とともに洋品店を営むことに。儲けを最低限に抑え、客を第一に考えたその店は、食料品等も扱うなど業容を広げ、「スーパーマーケット」という新たな形態へと変貌を遂げていく。
イトーヨーカ堂創業者・伊藤雅俊氏等をモデルに、流通の頂点に立つ男たちの姿を描いた傑作ビジネス大河小説。
2019年刊行の単行本の文庫版です。
3.『銀行員 生野香織が許さない』(2023/1/13発売)
祥伝社
<あらすじ>
第七明和銀行高田通り支店の元気印、生野香織に悲報が届く。友人の稲葉麗子が結婚を間近に控えて亡くなったのだ。警察の見解は自殺。だが不審な点があった。麗子の婚約者であり支店の同僚でもある安井壮太とともに、香織は友の無念を晴らすべく動き始める。すると麗子の勤務先にパワハラなどの黒い噂が・・・・・・。
天下り社長の威圧も何のその、香織は解決に向かって突き進む!
4.『50代の壁 人生の分かれ道を決断する36のヒント』(2022/9/2発売)
PHP研究所
<あらすじ>
役職定年、年下上司万歳!!人生逆転の法則を伝授。バブル期に大量入社した世代がちょうど50代半ばに突入。出向や役職定年、早期退職などの時期を迎えている。著者は言う。「リストラ対象の50代に言いたいことは1つだけである。意地を張れ、ということだ。ありていに言えば身勝手に生きろということだ。 会社がリストラを迫っても、ホイホイと受けるんじゃない。とことん会社にしがみつくべきである。
今までの経験も実績もまったく評価せずリストラを迫ってくる会社に一泡吹かせるなら、居残って、意地を張り、身勝手に振る舞い異端として会社内に居場所を作るのだ。異端として会社内に居場所を作ろうと覚悟した瞬間に、仕事は与えられるものではなく、自分のものに姿を変えるだろう」。
銀行マンから50歳を目前に作家に転身、その後の日本振興銀行社長就任や倒産、裁判など、波乱万丈の50代を送ってきた著者ならではの人生訓を綴っていただく。
5.『住友を破壊した男』(2022/3/9発売)
PHP研究所
<あらすじ>
この男なくして「住友」は語れない――危機に瀕した住友を救った“中興の祖” の知られざる生涯に迫る感動のノンフィクション小説。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『王の家』(2023/5/24発売)
- 『使える!貞観政要』(2023/5/17発売)
- 『定年後の壁 稼げる60代になる考え方』(2023/3/17発売)
- 『野心と軽蔑 電力王・福澤桃介』(2023/3/2発売)
- 『創世の日 巨大財閥解体と総帥の決断』(2022/1/7発売)
■文庫本新刊
- 『凡人田中圭史の大災難』(2023/4/12発売)
- 『二人のカリスマ』(2023/2/10発売)
- 『銀行員 生野香織が許さない』(2023/1/13発売)
- 『50代の壁 人生の分かれ道を決断する36のヒント』(2022/9/2発売)
- 『住友を破壊した男』(2022/3/9発売)
コンスタントに作品を発表している江上剛さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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