1986年 、『恋紅』で第95回直木賞を受賞した皆川博子さん。ミステリーやサスペンス作品を中心に発表し、80歳を超えた今も作品を生み出しています。
そんな皆川博子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
皆川博子の単行本新刊情報
1.『皆川博子随筆精華 書物の森を旅して』(2020/9/29発売)
最新刊、エッセイ
河出書房新社
<あらすじ>
創作への想い、取材旅行記、敬愛する作家と影響を受けた物語のこと―小説の女王の偏愛と美学に満ちた精選随筆集。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『彗星図書館』(2019/10/17発売)
ブックガイド
講談社
<あらすじ>
生まれ変わっても、本に埋もれていたい。女王の図書館は、天体をめぐりめぐってあなたのもとへ。
《この彗星図書館には、皆川博子館長が蒐集してきた名作・稀覯本が収められている。知らない、読んだことがない、見つからない――。
そんなことはどうでもよろしい。読みたければ、世界をくまなく歩き、発見されたし。運良く手に入れられたら、未知の歓びを得られるだろう。(彗星図書館・司書)》
小説の女王・皆川博子が耽溺した、永遠に残したい本の数々。
『辺境図書館』に続く、完全保存版ブックガイド。(短編も一本収蔵)
3.『夜のアポロン』(2019/3/20発売)
短編集
早川書房
<あらすじ>
濃厚な悪意の闇の中にきらめく、刹那の“生”と魅惑の“謎”―初期作を中心に書籍未収録の16篇を収めた、青春、犯罪、時代、暗号…
バラエティ豊かな傑作ミステリ短篇集。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
皆川博子の文庫本新刊情報
1.『夜のリフレーン』(2021/2/25発売)
文庫最新刊、短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
物語の女王が、幻想と綺想のあわいで紡ぐ短編集秘めた熱情、封印された記憶、日常に忍び寄る虚無感――。福田隆義氏のイラスト、中川多理氏の人形と小説とのコラボレーションも収録。
著者の物語世界の凄みと奥深さを堪能できる選り抜きの24編を収録。
2018年の単行本の文庫版です。
2.『U』(2020/11/10発売)
文藝春秋
<あらすじ>
17世紀初頭、爛熟のオスマン帝国に徴用されたキリスト教徒の少年三人。ムスリムに改宗させられ、ポーランド・リトアニア軍との戦いに赴く。そして20世紀、第一次大戦の最中、ドイツ帝国誇るUボートを巡り、極秘作戦が開始される。
時空を超えた幻想小説かつリアルな戦争小説。
綾辻行人、須賀しのぶ、恩田陸との往復書簡付き。
2017年の単行本の文庫版です。
3.『写楽』(2020/7/16発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
謎の絵師、写楽の正体に迫る圧巻の時代ミステリ江戸の町に忽然と現れた謎の浮世絵師・写楽。
天才絵師・歌磨の最大のライバルといわれ、名作を次々世に送り出し、たった十ヵ月で消えてしまった“写楽”とは、いったい何者だったのか――?
1994年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『皆川博子随筆精華 書物の森を旅して』
(2020/9/29発売) - 『彗星図書館』
(2019/10/17発売) - 『夜のアポロン』
(2019/3/20発売)
比較的コンスタントに作品を発表している皆川博子さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を
「Kindle Unlimited」は、月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。
専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。
1~2冊読めば元が取れますので、ふだんそのくらいの量の本を読んでいる方や、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。
最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。
Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!