2016年、「キネマ探偵カレイドミステリー」で第23回電撃小説大賞の「メディアワークス文庫賞」を受賞してデビューした斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき)さん。
そんな斜線堂有紀さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
斜線堂有紀の単行本新刊情報
1.『回樹』(2023/3/23発売)
最新刊、短編集
早川書房
<あらすじ>
真実の愛を証明できる「回樹」をめぐる、ありふれた愛の顛末。骨の表面に文字を刻む技術「骨刻」がもたらした、特別な想い。すべての映画には魂があった。「BTTF葬送」への抵抗の物語。人間の死体が腐らない世界で、あるテロリストが達成した「不滅」。奴隷制度下のニューヨーク、白人と黒人と宇宙人の融和は「奈辺」?
回樹に愛を託した人々は、年に一度の「回祭」を催していた――。誰も思いつけないアイデアと、誰でも思いあたる感情の全6篇。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『君の地球が平らになりますように』(2022/12/5発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
令和最注目の小説家・斜線堂有紀が描く、5つの地獄の恋路。『愛じゃないならこれは何』に続く、恋愛小説集、ウェブ掲載の4編に加え、書き下ろしを加え書籍化!!
3.『願いの始まり 神神化身』(2022/2/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「もう一度聞く。お前の本願は何だ?」この世界では “カミ”に優れた歌と踊り――「舞奏」を奉じれば、どんな願いでも叶うという。六原三言(むつはら・みこと)には叶えたい願いがなかった。
類まれなる才能に恵まれ、それ故に孤独でもあったが、ただ“カミ”のために舞奏を極められればそれで良かった。
しかし、皋所縁(さつき・ゆかり)はその違和感を見逃さない。探偵を辞め、とある願いを叶えるため必死に舞奏に喰らいついてきた皋は、三言のような人間を理解できなかった――。
4.『愛じゃないならこれは何』(2021/12/3発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
斜線堂有紀のはじめての恋愛小説集。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
斜線堂有紀の文庫本新刊情報
1.『楽園とは探偵の不在なり』(2022/11/16発売)
文庫最新刊
早川書房
<あらすじ>
2人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。過去の悲惨な出来事により失意に沈む探偵の青岸焦(あおぎしこがれ)は、「天国が存在するか知りたくないか」という大富豪・常木王凱(つねきおうがい)に誘われ、天使が集まる常世島(とこよじま)を訪れる。
そこで青岸を待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった。犯人はなぜ、どのように地獄に堕ちずに殺人を続けているのか。最注目の作家による孤島×館の本格ミステリ長篇
2020年の単行本の文庫版です。
2.『死体埋め部の回想と再興』(2020/9/15発売)
短編集
新紀元社
<あらすじ>
正当防衛で相手を殺してしまったところを同じ大学の先輩だという織賀に目撃された祝部。秘密裡に死体の処理を請け負う『死体埋め部』の部長(ただし部員は織賀のみ)を自称する織賀に窮地から救ってはもらったものの、祝部は強制的に二人目の部員として、織賀待望の後輩になる羽目に。
織賀が運ぶ“奇妙な死体”がなぜそんな風に死んだのか、推理をさせられながら、祝部は織賀とともに死体を埋めるため、織賀の愛車のジャガーで山に向かう─。
在りし日の織賀と祝部の物語のほか、“あのあと、もしも、そうなら”という、分岐した未来をそれぞれ描いた二編も含めた青春の補遺集。
3.『恋に至る病』(2020/3/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか――幼なじみの少年・宮嶺は、運命を狂わせた“最初の殺人”を回想し始める。
「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられなかった彼が辿り着く地獄とは?
斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『回樹』(2023/3/23発売)
- 『君の地球が平らになりますように』(2022/12/5発売)
- 『願いの始まり 神神化身』(2022/2/25発売)
- 『愛じゃないならこれは何』(2021/12/3発売)
■文庫本新刊
- 『楽園とは探偵の不在なり』(2022/11/16発売)
- 『死体埋め部の回想と再興』(2020/9/15発売)
- 『恋に至る病』(2020/3/25発売)
コンスタントに作品を発表している斜線堂有紀さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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