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2005年、『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞してデビューした相場英雄さん。
そんな相場英雄さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
相場英雄の単行本新刊情報
1.『ゼロ打ち』(2024/2/29発売)
最新刊
角川春樹事務所
<あらすじ>
大和新聞の社会部記者・片山芽衣は、唐突な解散後の衆議院選挙で、選挙報道センターに配属された。担当は激戦区の東京一区。そんなある日、片山は取材中に「ある都議会議員の不審死」を知ることに。一方、国会議員の秘書歴十年の中村は、同じく民政党東京一区の新人・大学教授である若宮の事務所の応援に駆り出された。
苦しい選挙戦のなか、若宮の女性スキャンダルがネットで拡散され……
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『サドンデス』(2023/9/13発売)
幻冬舎
<あらすじ>
21歳の理子は金銭面で厳しい生活を送ってきたが、ある女性と出会い、人生が好転する。彼女に誘われてラウンジで働き、高い評価を受け、新規の店を任されることになった。充実した暮らしぶりをSNSにアップロードする一方で、その飛躍を妬む者も増えていく。百貨店で閑職に追いやられ、しまいには墓穴を掘ってクビになった小島もその一人だ。
そんななか、世間では無差別殺人事件が立て続けに起きる。模倣犯なのか。警視庁サイバー犯罪対策課の長峰はインターネット上で一連の事件の奇妙な共通点に気づく。
折しも、小島の理子への嫉妬心はやがて殺意に変わっていって――。
3.『心眼』(2023/7/12発売)
実業之日本社
<あらすじ>
心眼で人を観察しろ。本質だけが浮かび上がる。街頭に立ち、顔を見続け、指名手配犯を炙り出す〈見当たり捜査班〉。新米刑事・片桐は、犯人を見つけられない。一方、ベテラン刑事・稲本は、圧倒的な結果を残す。
新たに就任した捜査一課長は、ハイテク捜査を実施、「見当たり捜査班不要論」をぶち上げた。
絶体絶命のピンチを、片桐は脱することができるのか?
4.『覇王の轍』(2023/2/1発売)
小学館
<あらすじ>
警察キャリアの樫山順子は、北海道警捜査二課長に突如、着任することになった。歓楽街ススキノで起きた国交省技官の転落事故と道内の病院を舞台とした贈収賄事件を並行して捜査するなか、「独立王国」とも称される道警の慣習に戸惑う。
両事件の背景に、この国の鉄道行政の闇が広がっていることも知り……
5.『マンモスの抜け殻』(2021/12/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
アフターコロナの介護業界の闇に迫る社会派ミステリー。高齢化が進んだ団地は、都心の限界集落といえる。ここでは、独居老人の孤独死も多発している。そんななか、この場所で、介護施設経営者が殺害された。
殺人事件を担当することになった警視庁の刑事、介護施設で働く男、被害者と会っていた美人投資家。事件をきっかけに、かつて団地で育った3人の幼馴染が再会。容疑者となった旧友を救うため、刑事が駆ける。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
相場英雄の文庫本新刊情報
1.『マンモスの抜け殻』(2024/4/9発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
介護施設経営者が殺害された。容疑者となった友を救うため、警視庁刑事が走る。高齢化社会の絶望と希望を描く社会派ミステリー。
2021年の単行本の文庫版です。
2.『イグジット』(2023/10/6発売)
小学館
<あらすじ>
出版社の営業・池内貴弘は急な異動で月刊誌の経済担当に。新たな職場に戸惑う最中、叔母から不動産運用に関して相談を受ける。執拗に融資を持ちかける担当者は、なんと仙台の地銀に勤務する池内の元恋人だった。池内は面会するも、直後に彼女は自殺してしまう。一体なぜ? 周辺取材から見えてきたのは苦境の地銀と、過酷なノルマだった。彼女はその処方箋を求めて、ある男に会っていたという。
古賀遼、人は彼を金融界の掃除屋と呼ぶ。政界の重鎮の命を受け、日銀総裁人事にも関与していたようだ。池内は、古賀の暗躍を白日のもとに晒そうと奔走するが――。
2021年の単行本の文庫版です。
3.『レッドネック』(2023/4/14発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
米系大手広告代理店に勤務している矢吹蛍子は、突然、バンクーバーに出張してケビン坂田という大学の若手講師に接触するよう、社命を受ける。クライアントが六〇億円ものフィーを支払う謎のサイエンティスト・ケビンの正体とは?
都知事選が目前に迫る東京であまりに危険なプロジェクトが極秘に進められていた──。結末にすべての読者が震撼する、衝撃のノンストップエンターテインメント長篇、遂に文庫化。
2021年の単行本の文庫版です。
4.『アンダークラス』(2023/1/6発売)
小学館
<あらすじ>
メモ魔の窓際刑事VS多国籍IT企業秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。雪荒ぶ現場、容疑者として浮上したのは、施設で働くベトナム人アインである。
外国人技能実習生のアインは、神戸の縫製工場で働きながら、僅かな収入を母国の家族へ送金する日々を送っていた。劣悪な労働条件に耐えかね失踪。列島を転々として東北にたどり着いた。重篤なガンを患っていた入居者に請われて、自殺を幇助したとの自供を始める。
これで解決か……。捜査官らは安堵したが、ひょんなことから捜査に加わった警視庁継続捜査班の田川信一は、死体の「手」に疑いを抱いた。捜査線上にあがったのは、流通業界の覇者として君臨する世界的IT企業サバンナだった――。
<単行本が発表されたのは2020年秋だが、果せるかな、その1年余り
後の22年冒頭から、極端な円安が進み始めた。作中で「これから、日本人が景気の良いアジアに出て、仕送りする日がくるね」と吐き捨てたアインの予言(=作者の予言)は、着実に成就しつつあるようにも思える>――藻谷浩介氏(地域エコノミスト/巻末解説より)日本経済の末路を予言した「震える牛」シリーズ最新作!
2020年の単行本の文庫版です。
5.『血の雫』(2021/10/7発売)
幻冬舎
<あらすじ>
スマホをタップした瞬間、あなたもターゲットになる――。ネット社会の深層領域に迫る衝撃作。東京都内で連続殺人事件が発生。凶器は一致したものの被害者同士に接点がなく捜査は難航する。やがて事件は、インターネットを使った劇場型犯罪へと発展していく――。
前代未聞の「殺人ショー」に隠された犯人の真の目的とは。地道な捜査を続ける刑事たちの執念と、ネット社会に踏みにじられた人々の痛みが胸に迫る社会派ミステリ。
2018年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ゼロ打ち』(2024/2/29発売)
- 『サドンデス』(2023/9/13発売)
- 『心眼』(2023/7/12発売)
- 『覇王の轍』(2023/2/1発売)
- 『マンモスの抜け殻』(2021/12/8発売)
■文庫本新刊
- 『マンモスの抜け殻』(2024/4/9発売)
- 『イグジット』(2023/10/6発売)
- 『レッドネック』(2023/4/14発売)
- 『アンダークラス』(2023/1/6発売)
- 『血の雫』(2021/10/7発売)
コンスタントに作品を発表している相場英雄さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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