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柳広司さんの「ジョーカーゲーム・シリーズ」は、短編ミステリー・スパイ小説として大人気のシリーズ作品です。
そんな柳広司さんの「ジョーカーゲーム・シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
柳広司「ジョーカーゲーム・シリーズ」読む順番
現在4作がKADOKAWAから刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
4作の一覧は以下になります。
- 『ジョーカー・ゲーム』(2008年)
- 『ダブル・ジョーカー』
(2009年) - 『パラダイス・ロスト』
(2012年) - 『ラスト・ワルツ』
(2015年)
それでは、あらすじも含めて順番に見ていきましょう。
1.『ジョーカー・ゲーム』(2008年)
<あらすじ>
結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。
だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく…。
こちらが第1作目。
結城中佐のキャラクターが際立っており、上質なエンターテインメント作品を味わうことができます。
■収録作品
・ジョーカー・ゲーム /
・幽霊
・ロビンソン
・魔都
・XX
2.『ダブル・ジョーカー』(2009年)
<あらすじ>
結城率いる異能のスパイ組織”D機関”に対抗組織が。その名も風機関。同じ組織にスペアはいらない。狩るか、狩られるか。
「躊躇なく殺せ、潔く死ね」を叩き込まれた風機関がD機関を追い落としにかかるが……。
2作目では対抗組織が登場し、丁々発止の争いが展開されます。
■収録作品
・ダブル・ジョーカー
・蠅の王
・仏印作戦
・柩
・ブラックバード
・眠る男
3.『パラダイス・ロスト』(2012年)
<あらすじ>
スパイ組織”D機関”の異能の精鋭たちを率いる“魔王”――結城中佐。その知られざる過去が、ついに暴かれる!?
世界各国、シリーズ最大のスケールで繰り広げられる白熱の頭脳戦。究極エンタメ!
3作目は結城中佐の過去が暴かれていく? という展開で頭脳戦が繰り広げられます。
■収録作品
・誤算
・失楽園(パラダイス・ロスト)
・追跡
・暗号名ケルベロス
4.『ラスト・ワルツ』(2015年)
<あらすじ>
華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは―(「舞踏会の夜」)。ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。
ロンドンでの密室殺人を舞台にした特別書き下ろし「パンドラ」収録。
4作目は世界各地で展開される諜報戦を描きます。
■収録作品
・アジア・エクスプレス
・舞踏会の夜
・ワルキューレ
・パンドラ
映画版「ジョーカー・ゲーム」
2015年に亀梨和也さん主演で映画化されています。
Amazon prime videoでレンタル配信されています
まとめ
それではおさらいします。
- 『ジョーカー・ゲーム』
(2008年) - 『ダブル・ジョーカー』
(2009年) - 『パラダイス・ロスト』
(2012年) - 『ラスト・ワルツ』
(2015年)
柳広司「ジョーカーゲーム・シリーズ」の読む順番は以上のようになります。
現在4作なので、まだまだ余裕で追いつけますね。続編にも大いに期待しています。
なお、KADOKAWAによる『ジョーカー・ゲーム』シリーズ特設サイトが公開されています。
それでは、良い読書体験を!
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