2005年に『沖で待つ』で第134回芥川賞を受賞した絲山秋子さん。
そんな絲山秋子さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
絲山秋子の単行本新刊情報
1.『御社のチャラ男』(2020/1/23発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
社内でひそかにチャラ男と呼ばれる三芳部長。彼のまわりの人びとが彼を語ることで見えてくる、この世界と私たちの「現実」。すべての働くひとに贈る、新世紀最高“会社員”小説。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『絲的ココロエ』(2019/3/5発売)
エッセイ
日本評論社
<あらすじ>
双極性障害Ⅰ型発症から20年。長年この病とどうつきあってきたか、服薬ゼロになった現在からみた心得を綴る貴重なエッセイ。
加齢、発達障害、依存、女性性、ハラスメントなどの話題も。
3.『夢も見ずに眠った。』(2019/1/26発売)
河出書房新社
<あらすじ>
夫の高之を熊谷に残し、札幌へ単身赴任を決めた沙和子。しかし、久々に一緒に過ごそうと落ち合った大津で、再会した夫は鬱の兆候を示していた。高之を心配し治療に専念するよう諭す沙和子だったが、別れて暮らすふたりは次第にすれ違っていき…。
ともに歩いた岡山や琵琶湖、お台場や佃島の風景と、かつて高之が訪れた行田や盛岡、遠野の肌合い。
そして物語は函館、青梅、横浜、奥出雲へ―土地の「物語」に導かれたふたりの人生を描く傑作長編。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
絲山秋子の文庫本新刊情報
1.『小松とうさちゃん』(2019/12/5発売)
文庫最新刊
河出書房新社
<あらすじ>
大学で非常勤講師をしている小松は、新幹線で知り合った同い年の女性みどりに恋心を抱いたが、この先どう進めていいか分からない。呑み仲間の敏腕サラリーマン宇佐美のアドバイスで、ふたりは少しずつ距離を詰めていくのだが、そこにみどりの仕事を取り仕切るいかがわしい男、八重樫が現れて…。
おっさん二人組の緩やかな友情のなかに、人生の切実さを見つめる傑作。
2016年刊行作品の文庫版です。
2.『薄情』(2018/7/5発売)
河出書房新社
<あらすじ>
他人と深く関わることを避けながら暮らす宇田川静生。彼は、都内から移住してきた木工職人・鹿谷さんの工房で、そこに集う人たちとのしがらみのないお喋りを楽しみながら日々を過ごしていた。鹿谷さんの自由な空気が心地よかったのだ。しかし、名古屋から戻ってきた高校の後輩・蜂須賀との再会以降、少しずつ彼の人生は変化していき…。
“地方”が持つ徹底した厳しさと、その先に開かれる深い優しさに寄り添う傑作長篇。谷崎潤一郎賞受賞作。
2015年刊行作品の文庫版です。
3.『忘れられたワルツ』(2018/1/5発売)
短編集
河出書房新社
<あらすじ>
ごめんわたしふつうがわからないの…恋人の鯖江君と別れたわたしは、預言者のおばさんと出会う。彼女が空に投げた音符が奏でるのは「未来の曲」。しかし、その暗く濁ったメロディは、戦争の始まりを告げる「国民保護サイレン」だった…。
震災以後の、ふつうがなくなってしまった世界で、あのころより見えるものがある―不穏に揺らぎながら、美しく輝く七つの“生”に寄り添う傑作短篇集。
2013年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『御社のチャラ男』
(2020/1/23発売) - 『絲的ココロエ』
(2019/3/5発売) - 『夢も見ずに眠った。』
(2019/1/26発売)
■文庫本新刊
- 『小松とうさちゃん』
(2019/12/5発売) - 『薄情』
(2018/7/5発売) - 『忘れられたワルツ』
(2018/1/5発売)
コンスタントに作品に作品を発表している絲山秋子さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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