2005年に『沖で待つ』で第134回芥川賞を受賞した絲山秋子(いとやま・あきこ)さん。
そんな絲山秋子さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
絲山秋子の単行本新刊情報
1.『まっとうな人生』(2022/5/19発売)
最新刊
河出書房新社
<あらすじ>
偶然再会することになった、花ちゃんとなごやん。あの『逃亡くそたわけ』から十数年、家族を持ったふたりが、富山を舞台に駆け回る!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『御社のチャラ男』(2020/1/23発売)
講談社
<あらすじ>
社内でひそかにチャラ男と呼ばれる三芳部長。彼のまわりの人びとが彼を語ることで見えてくる、この世界と私たちの「現実」。すべての働くひとに贈る、新世紀最高“会社員”小説。
3.『絲的ココロエ』(2019/3/5発売)
エッセイ
日本評論社
<あらすじ>
双極性障害Ⅰ型発症から20年。長年この病とどうつきあってきたか、服薬ゼロになった現在からみた心得を綴る貴重なエッセイ。
加齢、発達障害、依存、女性性、ハラスメントなどの話題も。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
絲山秋子の文庫本新刊情報
1.『末裔』(2023/9/6発売)
文庫最新刊
河出書房新社
<あらすじ>
帰宅すると鍵穴が消え、家を締め出された定年間際の公務員・藤井省三。次々訪れる不思議な出来事は彼を鎌倉の亡き伯父宅へ導き……。
2011年刊行作品の文庫新装版です。
2.『ばかもの』(2023/5/9発売)
河出書房新社
<あらすじ>
気ままな大学生ヒデと勝ち気な年上女性、額子。かつての無邪気な恋人たちは、深い喪失と絶望の果てに、静謐な愛の世界に辿り着く。
2008年刊行作品の文庫新装版です。
3.『海の仙人・雉始雊』(2023/2/4発売)
河出書房新社
<あらすじ>
宝くじに当たった河野は会社を辞め敦賀に引っ越した。何もしない静かな日々に役立たずの神様・ファンタジーが訪れ、奇妙な同居が始まった。
芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した傑作に「雉始雊」を増補。
2004年刊行『海の仙人』に『雉始雊』を増補した文庫新装版です。
4.『夢も見ずに眠った。』(2022/11/8発売)
河出書房新社
<あらすじ>
夫の高之を熊谷に残し、札幌へ単身赴任を決めた沙和子。それぞれに孤独と優しさを抱えた二人は、離別を選ぶことになったが……。
2019年刊行作品の文庫版です。
5.『小松とうさちゃん』(2019/12/5発売)
河出書房新社
<あらすじ>
大学で非常勤講師をしている小松は、新幹線で知り合った同い年の女性みどりに恋心を抱いたが、この先どう進めていいか分からない。呑み仲間の敏腕サラリーマン宇佐美のアドバイスで、ふたりは少しずつ距離を詰めていくのだが、そこにみどりの仕事を取り仕切るいかがわしい男、八重樫が現れて…。
おっさん二人組の緩やかな友情のなかに、人生の切実さを見つめる傑作。
2016年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『末裔』(2023/9/6発売)
- 『ばかもの』(2023/5/9発売)
- 『海の仙人・雉始雊』(2023/2/4発売)
- 『夢も見ずに眠った。』(2022/11/8発売)
- 『小松とうさちゃん』
(2019/12/5発売)
コンスタントに作品に作品を発表している絲山秋子さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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