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【2024年最新版】小野不由美の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】

小野不由美の単行本・文庫の新刊・新作最新情報【新刊予定も】


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2019年に「十二国記」シリーズ最新作が刊行されて話題になった小野不由美さん。

そんな小野不由美さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

小野不由美の単行本新刊情報

1.『営繕かるかや怪異譚 その参』(2022/8/26発売)

最新刊、短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
建物で起こる怪異を解くため、営繕屋は死者に思いを巡らせる。

これぞ怪談文芸の最高峰! 怖ろしくも美しい。哀しくも愛おしい。

建物にまつわる怪現象を解決するため、営繕屋・尾端は死者に想いを巡らせ、家屋に宿る気持ちを鮮やかに掬いあげる。

我が家は安心……だから危うい。

恐怖と郷愁を精緻に描いた全6編を収録。

単行本はこちらが最新刊です。

2.『営繕かるかや怪異譚 その弐』(2019/9/26発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
かつて花街だった古い町の実家に戻ってきた貴樹。書斎として定めた部屋の鏡を何気なくずらしてみると、芸妓のような女が見えた。徐々にその女から目が離せなくなり…。(「芙蓉忌」より)。

佐代は『通りゃんせ』の歌が嫌だ。子供のころ、夕暮れの闇が迫る中、怖いのを我慢して神社への石畳の道を走っていると、袴を穿いた鬼に出会い―。(「関守」より)。

三毛猫の小春は交通事故で死んでしまった。あるとき息子が裏の古い空家から小春の声がするという。得体の知れない「何か」は徐々に迫ってきて―。(「まつとし聞かば」より)。

住居にまつわる怪異や障りを、営繕屋・尾端が、いとも鮮やかに修繕し、解決へと導く―極上のエンターテインメント。

文庫版が発売です(下記参照)。

3.『怪談えほん (10) はこ』(2015/5/22発売)

絵本

岩崎書店

<あらすじ>
このはこ、なんだっけ?

あかないはこ。

ふると、コソコソおとがする。

小野不由美とnakabanがあなたを恐怖の世界へとじこめる

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



小野不由美の文庫本新刊情報

1.『くらのかみ』(2024/7/12発売)

文庫最新刊

講談社

<あらすじ>
行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、後継者選びのため親族一同が集められた。この家では子どもは生まれても育たないという。

夕食時、後継ぎの資格をもつ者のお膳に毒が入れられる。夜中に響く読経、子らを沼に誘う人魂。相次ぐ怪異は祟りか因縁かそれとも──。

小野不由美の隠れた名作。

2003年刊行の単行本の文庫版です。

2.『過ぎる十七の春』(2023/1/24発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
運命の春が来る──。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。

毎年同様、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹。そこは木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。桃源郷のような場所にも関わらず、心優しい隆の目は昏く、なぜか母親の美紀子に対して冷淡な態度をとってしまう。母子に一体何があったのか――。

「あの女が、迎えに来る…」毎夜部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。

直樹と隆──二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!!

1990年刊行『呪われた十七歳』を改題した文庫新装版です。

3.『緑の我が家 Home,Green Home』(2022/10/24発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

どういうこともない書店街の一郭。一見見落としそうな路地の突き当りに緑の扉、ハイツ・グリーンホームはあった。

父親の再婚を機に、高校生の荒川浩志はひとり暮らしをすることになった。ハイツ・グリーンホーム、九号室──それは、近隣でも有名な幽霊アパートだった。引っ越した当日、からっぽのはずの郵便受けには、小さい丸い白いものがひとつ、入っていた。プラプラした手触りの、人形の首だった――。

「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は? 幽霊を信じない浩志ですら感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは?

小野不由美の家ホラーの原点とも言える本格ホラー&ミステリー小説。

1990年刊行『グリーンホームの亡霊たち』を改題した文庫新装版です。

4.『営繕かるかや怪異譚 その弐』(2022/6/10発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
両親と弟が鬼籍に入り、かつて花街だったという古い町並みにある町屋の実家に戻ってきた貴樹。貴樹が書斎として定めた部屋はかつて弟が使っていた部屋だった。

何気なく、書棚に立てかけられた鏡をずらしてみると、柱と壁に深い隙間があった。そしてその向こうに芸妓のような三味線を抱えて座るはかなげな着物姿の人影が見えた。

その女と弟の死には関係があるかもしれないと探すうちに、貴樹がその女を見ずにはいられなくなり――。(「芙蓉忌」より)

他、「関守」「まつとし聞かば」「魂やどりて」「水の声」「まさくに」の全6篇を収録。解説は織守きょうや氏。 2019年、第10回 山田風太郎賞最終候補作。

2019年刊行の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『くらのかみ』(2024/7/12発売)
  2. 『過ぎる十七の春』(2023/1/24発売)
  3. 『緑の我が家 Home,Green Home』(2022/10/24発売)
  4. 『営繕かるかや怪異譚 その弐』(2022/6/10発売)

かなり寡作な小野不由美さんですが、十二国記最新作でその実力はまだまだ素晴らしいことがわかりました。これからも期待ですね!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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