小説

【2023年最新版】夢枕獏の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

1989年に第10回日本SF大賞を『上弦の月を喰べる獅子』で受賞した夢枕獏(ゆめまくら・ばく)さん。『陰陽師』シリーズがヒットし、今も根強い人気を保っています。

そんな夢枕獏さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

夢枕獏の単行本新刊情報

1.『仰天・俳句噺』(2022/6/27発売)

最新刊、エッセイ

文藝春秋

<あらすじ>
ガンの病床で作ったのも、俳句でした。

俳句の話から、縄文、仏教、懐かしのプロレス話にあの人との逸話まで――縦横無尽に綴った仰天エッセイ!

リンパがんのステージIIIと診断され、ほとんどの連載もお休みに。そんな中で綴ったのは、長年秘かに続けていた俳句について。

「俳句の季語は縄文である」と語る夢枕獏が、ずっと考えてきたこと、今書いておきたいことを詰め込んだ“夢枕節”炸裂の闘病×俳句(⁉)エッセイ。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『陰陽師 水龍ノ巻』(2021/8/4発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
源博雅の無垢さが鬼をもうろたえさせる「読人しらず」のほか、若き日の蝉丸の恋と、ある秘儀を描いた原稿用紙120枚の中篇「蘇莫者(そまくしゃ)」、そして、碧い眼の陰陽師が登場する「秘帖・陰陽師 赤死病の仮面」など、全8編を収録。

安倍晴明ブームの原点、祝・35周年!

 

3.『JAGAE 織田信長伝奇行』(2021/6/11発売)

祥伝社

<あらすじ>
『魔獣狩り』『神々の山嶺』『陰陽師』の創造主が描く、神になろうとした男!

“蛇替え――つまり、蛇を捕らえるために、池の水を汲み出すことである。”

UMA(未確認動物)の探索者であり、合理主義者だった信長。対するは、あやかしの人、飛び加藤こと加藤段蔵。

「これで、おもしろいものにならなかったら、物語作家失格である。」――著者あとがきで断言!

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



夢枕獏の文庫本新刊情報

1.『黄金宮2 仏呪編・暴竜編』(2023/5/12発売)

文庫最新刊

徳間書店

<あらすじ>
黄金の勃起仏と一枚の地図――それは、アフリカ奥地の巨大黄金郷に繋がる鍵であった。

しかし、それを持ち帰った探検隊のメンバーは、呪術師の妖しい業で、次々と倒されてしまう。巻き込まれるかたちとなった主人公・地虫平八郎は、得意とする中国拳法で巨大な謎と正体不明の敵に立ち向かっていく。そして舞台は、アフリカへ――。

冒険SF大活劇小説、圧倒的な佳境に!

1993年の作品の文庫新装版です。

2.『大江戸火龍改』(2023/4/14発売)

短編集

講談社

<あらすじ>
満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。

見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきた――。

遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(「桜怪談」)。短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。

2020年の作品の文庫版です。

3.『黄金宮Ⅰ 勃起仏編・裏密編』(2023/4/13発売)

徳間書店

<あらすじ>
新宿の雑踏、歩行者天国。唐突に現れたアフリカ人の戦士が雄叫びをあげつつ槍で中年の男を刺し殺した。通りがかった主人公――“都内最強の男”、地虫平八郎の腕の中で息絶えた男は、奇妙な黄金の仏像と地図を持っていた。

そして地虫の前にブードゥーの呪術師が立ちふさがる。謎の鍵は、アフリカの奥地ナラザニアにある?

伝奇ヴァイオレンスの雄が、ハガードの名作『ソロモン王の洞窟』にオマージュを捧げ描く、スーパー・アクション開幕!

1992年の作品の文庫新装版です。

4.『歓喜月の孔雀舞 〈新装版〉』(2023/2/8発売)

短編集

徳間書店

<あらすじ>
螺旋は巡り、人は消えゆく。妄執によってあるいは〈鬼〉と化し、あるいは〈鬼〉に喰われた人々の物語……。

幻想ホラー小説集。

1987年の作品の文庫新装版です。

5.『陰陽師 鼻の上人』(2023/1/4発売)

文藝春秋

<あらすじ>
陰陽師シリーズ 好評の絵物語 第四弾

坊さんの鼻は なぜ長い?

晴明と博雅の大人気シリーズ100本目

妙法寺の僧、善智内供の悩みは、顎の下まで垂れ下がる、赤く腫れた長い鼻だ。ある時、蘆屋道満が連れて来た女童が、その鼻を吸って吐き出せば、九十九匹の色とりどりの虫が出てくる、出てくる。

道満いわく「百に、あと一匹足りぬ」。

シリーズ百本目を寿ぐ、神と人と眷族の優しい物語。村上豊さん追悼の「文庫あとがき」収録。

2015年の作品の文庫版です。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『仰天・俳句噺』(2022/6/27発売)
  2. 『陰陽師 水龍ノ巻』(2021/8/4発売)
  3. 『JAGAE 織田信長伝奇行』(2021/6/11発売)

小説のみならず漫画原作やエッセイ、対談等、幅広い活躍を続けている夢枕獏さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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