2007年、「ひとり日和」で第136回芥川賞を受賞した青山七恵さん。
そんな青山七恵さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
青山七恵の新刊単行本、文庫一覧
まずは直近の単行本、文庫の一覧です。
■単行本新刊
※リンク先はAmazonです
それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
青山七恵の単行本新刊情報
1.『記念日』(2025/4/4発売)
最新刊
集英社
<あらすじ>
ままならず、愛おしい、たったひとつのこの体。「早く年を取りたい」と願う23歳のミナイ。
ガタがきはじめた肉体に翻弄される42歳のソメヤ。
キャリーを押して歩く76歳の乙部さん。ひょんなことからルームシェアをすることになった、ソメヤとミナイ。噛み合わぬ日々を送る中、突然、ミナイから不思議な提案がなされる。
――「明日から、おばあさんになってみませんか?」
やがて本物の「お年寄り」である乙部さんも加わり、年齢も性格も職業もばらばら、本来交わるはずのない女性三人の人生が絡まりもつれ、転がり始め……。
他者との交わりが、人生にささやかな灯をともす。代わり映えしない日常を寿ぐ、小さなハレの日の物語。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『前の家族』(2023/7/12発売)
小学館
<あらすじ>
賃貸に住み家賃を払い続けるのか、ローンを組んで終の棲家となるマンションを購入するのか、決断一つで人生の転機が訪れる。「借金をして家を買おう」。37歳、独身、小説家・猪瀬藍は、中古マンションの購入を決意。夫婦と娘2人の4人家族が暮らす物件を内見し、理想的なマンションに出会えたと契約を結ぶことに。新居での新生活に心躍らす藍。
しかし、その先に思いもがけない展開が待ち受けていた・・・・・。マンション購入はその物件だけではなく周りの環境まるごとが自分の世界になるということ。藍の身に衝撃の結末が訪れる。
果たして、その物件に手を出してはいけなかったのか・・・・・芥川賞作家が挑む異色のマイホームミステリー。
3.『はぐれんぼう』(2022/9/22発売)
講談社
<あらすじ>
あさりクリーニング店で働く優子は、持ち主が長く引き取りに来ない衣服「はぐれんぼちゃん」たちを自宅に持ち帰る。翌朝目覚めると、それら衣服が体全体を覆っていた。不思議な感情に襲われた優子は衣服の持ち主のもとを訪れるが、次々に受け取りを拒絶される。
道中に出会ったトレンチコートの謎の男ユザさんに導かれるまま、「はぐれんぼちゃん」を身に纏ったちぐはぐな姿で、優子は帰るべき場所を求めて再び歩き始める。
4.『みがわり』(2020/10/28発売)
幻冬舎
<あらすじ>
逃げ出そうとしたときには、もう遅かった。新人賞を受賞したものの小説を一冊も刊行できていない律は、ファンを名乗る女性から亡くなった姉の伝記執筆の依頼を受ける。その姉は、生前の姿形が律と瓜二つだったという。取材を進めるうち明らかになる姉妹の確執、家族の秘密。
律が開けたのは、パンドラの箱だった―。予測不能のラストに向かって疾走する傑作長編。
文庫版が発売です(下記参照)。
5.『私の家』(2019/10/4発売)
集英社
<あらすじ>
恋人と別れて突然事実に帰ってきた娘・梓。年の離れたシングルマザーに親身になる母・祥子。孤独を愛しながらも三人の崇拝者に生活を乱される大叔母・道世。幼少期を思い出させる他人の家に足繁く通う父・滋彦。何年も音信不通だった伯父・博和。
そんな一族が集った祖母の法要の日。赤の他人のようにすれ違いながらも、同じ家に暮らした記憶と小さな秘密に結び合わされて―。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
青山七恵の文庫本新刊情報
1.『みがわり』(2023/1/13発売)
文庫最新刊
幻冬舎
<あらすじ>
ファンを名乗る主婦から、亡くなった姉の伝記執筆を依頼された新人作家の律。その姉は生前の姿形が律と瓜二つだったという。取材のために主婦の自宅を訪れると、娘は驚愕の表情を浮かべ、夫は意味ありげに見つめてきた。伝記を書き進めるうち、依頼主の企みに気づいた律。姉は本当に死んだのか──?
孤独な姉妹の、時を超えた愛の物語。
2020年の単行本の文庫版です。
2.『私の家』(2020/7/22発売)
集英社
<あらすじ>
実家に戻った娘、他人に親身な母、音信不通の伯父……。同じ家に暮らした記憶と小さな秘密が繋ぐ、三代にわたる「家と私」の物語。
2019年の単行本の文庫版です。
3.『踊る星座』(2020/7/22発売)
短編集
中央公論新社
<あらすじ>
しがないダンス用品会社のセールスレディのわたしの一日は、朝から夜まで白目をむくような珍事件の連続。痴情のもつれた上司に振りまわされ、手の焼ける客の人間関係に巻き込まれる……現代を生き抜く女性の汗と涙を、実感を込めて戯画化した、ありそうであり得ない長い一日の物語。芥川賞作家・青山七恵の爆走ユーモアが炸裂!
2017年の単行本の文庫版です。
文庫本の新刊は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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