2012年、『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞してデビューした青崎有吾さん。ロジカルな推理が冴える本格ミステリを得意としています。
そんな青崎有吾さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
青崎有吾の単行本新刊情報
1.『地雷グリコ』(2023/11/27発売)
最新刊、短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。
次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『ノッキンオン・ロックドドア2』(2019/11/22発売)
短編集
徳間書店
<あらすじ>
HOW=不可能な謎専門の御殿場倒理。WHY=不可解な謎専門の片無氷雨。密室事件と思いきや壁には巨大な穴が開けられていた。犯人の目的とは?(「穴の開いた密室」)トンネルに入った女子高生が忽然と姿を消した。彼女は一体どこへ?(「消える少女追う少女」)など全6篇収録。
俺たちには、まだ解いていない不可能で不可解な謎がある。
文庫版が発売です(下記参照)。
3.『早朝始発の殺風景』(2019/1/4発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
青春は気まずさでできた密室だ――。今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。始発の電車で、放課後のファミレスで、観覧車のゴンドラの中で。不器用な高校生たちの関係が、小さな謎と会話を通じて、少しずつ変わってゆく――。
ワンシチュエーション(場面転換なし)&リアルタイム進行でまっすぐあなたにお届けする、五つの“青春密室劇”。書き下ろしエピローグ付き。
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『ノッキンオン・ロックドドア』(2016/4/8発売)
短編集
徳間書店
<あらすじ>
密室、容疑者全員アリバイ持ち、衆人環視の毒殺など「不可能(HOW)」を推理する御殿場倒理と、理解できないダイイングメッセージ、現場に残された不自然なもの、被害者の服がないなど「不可解(WHY)」を推理する片無氷雨。相棒だけどライバル(!?)な探偵ふたりが、数々の奇妙な事件に挑む!
新時代の本格ミステリー作家が贈る、ダブル探偵物語。
すでに文庫版が発売されています(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
青崎有吾の文庫本新刊情報
1.『アンデッドガール・マーダーファルス 4』(2023/7/14発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
輪堂鴉夜が、生首でも、不死でもなかった時代。偉大なる師と共に過ごした黄金の日々。今や彼女の他にそれを知るものは天の星のみ。
2.『11文字の檻: 青崎有吾短編集成』(2022/12/12発売)
短編集
東京創元社
<あらすじ>
大事件に遭遇したカメラマンが感じた違和感を描く「加速していく」、全面ガラス張りの特異な屋敷での不可能殺人の顛末「噤ヶ森の硝子屋敷」、人気コミックのノベライズ「前髪は空を向いている」、どんでん返しの切れ味鋭い「your name」、百合小説として評判となった「恋澤姉妹」などに、力作書き下ろし「11文字の檻」を加えた全8編。『体育館の殺人』で衝撃のデビューから10年、著者の集大成ともいえるノンシリーズ短編集。
3.『ノッキンオン・ロックドドア2』(2022/11/9発売)
短編集
徳間書店
<あらすじ>
解かないほうがいい謎なんてこの世には存在しない──。不可能な謎専門の御殿場倒理、不可解な謎専門の片無氷雨。大学のゼミ仲間だった二人は卒業後、探偵事務所を共同経営し、依頼人から持ち込まれる数々の奇妙な事件に挑んでいく。
そして、旧友との再会により、唯一解かれていなかった〝五年前の事件〟の真相が遂に明かされて……ダブル探偵が織りなす人気シリーズ第二弾。
2019年の単行本の文庫化作品です。
4.『早朝始発の殺風景』(2022/1/20発売)
短編集
集英社
<あらすじ>
青春は気まずさでできた密室だ――。今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。始発の電車で、放課後のファミレスで、観覧車のゴンドラの中で。不器用な高校生たちの関係が、小さな謎と会話を通じて、少しずつ変わってゆく――。
ワンシチュエーション(場面転換なし)&リアルタイム進行でまっすぐあなたにお届けする、五つの“青春密室劇”。書き下ろしエピローグ付き。
2019年の単行本の文庫化作品です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『地雷グリコ』(2023/11/27発売)
- 『ノッキンオン・ロックドドア2』
(2019/11/22発売) - 『早朝始発の殺風景』
(2019/1/4発売) - 『ノッキンオン・ロックドドア』
(2016/4/8発売)
■文庫本新刊
- 『アンデッドガール・マーダーファルス 4』(2023/7/14発売)
- 『11文字の檻: 青崎有吾短編集成』(2022/12/12発売)
- 『ノッキンオン・ロックドドア2』(2022/11/9発売)
- 『早朝始発の殺風景』(2022/1/20発売)
単著は比較的スローペースに発表している青崎有吾さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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