[toc]
青崎有吾 「裏染天馬シリーズ」は、アニメオタクの裏染天馬(うらぞめ・てんま)を探偵役とした人気ミステリシリーズ。
ロジカルな推理、読者への挑戦状など、本格ミステリど真ん中の作風が人気です。
そんな青崎有吾 さんの「裏染天馬シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
青崎有吾 「裏染天馬シリーズ」読む順番
現在4作が東京創元社から刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。
刊行中の作品は以下になります。
- 『体育館の殺人』(2012年)
- 『水族館の殺人』
(2013年) - 『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』
(2014年) - 『図書館の殺人』
(2016年)
それでは、あらすじも含めて順番に見ていきましょう。
1.『体育館の殺人』(2012年)
<あらすじ>
風ヶ丘高校の旧体育館で、放課後、放送部の少年が刺殺された。密室状態の体育館にいた唯一の人物、女子卓球部部長の犯行だと警察は決めてかかる。卓球部員・柚乃は、部長を救うために、学内一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。アニメオタクの駄目人間に―。
“平成のエラリー・クイーン”が、大幅改稿で読者に贈る、第22回鮎川哲也賞受賞作。待望の文庫化。
こちらが第1作目。
第22回鮎川哲也賞受賞作です。この新人賞にふさわしい、直球の本格ミステリ。それでいてキャラクターも親しみやすく、一気に読ませます。
2.『水族館の殺人』(2013年)
<あらすじ>
夏休み真っ直中の8月4日、風ヶ丘高校新聞部の面々は、取材先の丸美水族館で驚愕のシーンを目撃。サメが飼育員の男性に食いついている!警察の捜査で浮かんだ容疑者は11人、しかもそれぞれに強固なアリバイが。袴田刑事は、しかたなく妹の柚乃に連絡を取った。
あの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。“若き平成のエラリー・クイーン”が、今度はアリバイ崩しに挑戦。
2作目。
なんと水族館でサメに食われて死んだ事件の謎に挑みます。天馬のアリバイ崩しが炸裂。
3.『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』(2014年)
短編集
<あらすじ>
夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。たこ焼き、かき氷、水ヨーヨー、どの屋台で買い物してもお釣りに五十円玉が含まれるのはなぜ?名作『競作五十円玉二十枚の謎』をモチーフに挑んだ表題作ほか、天馬の妹の華麗な謎解きも収録した全五編。
“若き平成のエラリー・クイーン”が日常の謎に挑戦。人気イラストレーター・田中寛崇による新規書き下ろし扉絵つき。
3作目。
こちらは短編集。切れのある本格ミステリが読めます。前2作とは違った雰囲気で楽しめます。
■収録作品
・もう一色選べる丼
・風ヶ丘五十円玉祭りの謎
・針宮理恵子のサードインパクト
・天使たちの残暑見舞い
・その花瓶にご注意を
・世界一居心地の悪いサウナ
4.『図書館の殺人』(2016年)
<あらすじ>
期末テスト中の慌ただしい9月、風ヶ丘図書館で死体が発見された。閉館後に侵入した大学生が、山田風太郎の『人間臨終図巻』で撲殺されたらしい。しかも現場には一冊の本と謎のメッセージが残されていた。警察に頼まれ独自の捜査を始めた裏染天馬は、ダイイングメッセージの意味を解き明かせるのか?
ロジカルな推理、巧みなプロットで読者を魅了する“裏染シリーズ”第4弾。
4作目。
今度の「館」は図書館。しかも山田風太郎の『人間臨終図巻』で撲殺という大胆な手口。そして今作ではダイイングメッセージが登場。本格ミステリ好きにはたまらない一作。
まとめ
それではおさらいします。
- 『体育館の殺人』
(2012年) - 『水族館の殺人』
(2013年) - 『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』
(2014年) - 『図書館の殺人』
(2016年)
青崎有吾 「裏染天馬シリーズ」の読む順番は以上のようになります。現在4作。未読の方は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。
それでは、良い読書体験を!
関連記事
Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を
Kindle Unlimitedは月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。
専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。
1~2冊読めば元が取れますので、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。
最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。
Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!