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【2023年最新版】窪美澄の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

窪美澄の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2009年「ミクマリ」で第8回R-18文学賞大賞を受賞してデビューした窪美澄さん。直木賞候補にも複数回ノミネートされ、2022年7月に『夜に星を放つ』で第167回直木賞を見事受賞しました。

そんな窪美澄さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

窪美澄の単行本新刊情報

1.『夜空に浮かぶ欠けた月たち』(2023/4/11発売)

最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
きれいな形でなくてもいい。 きっと誰かが照らしてくれる。

東京の片隅、小さな二階建ての一軒家。庭に季節のハーブが植えられているここは、精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおりが営む「椎木(しいのき)メンタルクリニック」。

キラキラした同級生に馴染めず学校に行けなくなってしまった女子大生、忘れっぽくて約束や締め切りを守れず苦しむサラリーマン、いつも重たい恋愛しかできない女性会社員、不妊治療を経て授かった娘をかわいいと思えない母親……。夫妻はさまざまな悩みを持つ患者にそっと寄り添い、支えていく。

だが、夫妻にもある悲しい過去があって……。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース』(2022/12/19発売)

筑摩書房

<あらすじ>
とある団地で5歳上の姉・七海と暮らすみかげ。父とは死別し、母は数年前に出て行ったきり。

家計を支える姉に心苦しさを覚えながらも、ぜんそく持ちで、かつ高校でいじめに遭い定時制高校に通っていることもあり、自分の無力さにうちひしがれて、未来に希望が持てず「死」に惹かれはじめる。

そんな彼女の前に団地警備員を名のる奇妙な老人・ぜんじろうが現れ、みかげの日常が変わっていく――

こちらが単行本の最新刊になります。

3.『夏日狂想』(2022/9/29発売)

講談社

<あらすじ>
私は「男たちの夢」より自分の夢を叶えたかった、「書く」という夢を――。

女は、男たちのように芸術に関わってはいけないのだろうか、芸術を生み出すこともできないのだろうか? 大正から戦後の昭和にかけて、詩人、作家、評論家……

さまざまな文学者たちとの激しい恋の果てに、互いに傷つけ合いつつも礼子がついに掴んだものは――。時代に抗いながら創造する女を描き出した新たな代表作の誕生!

 

4.『夜に星を放つ』(2022/5/24発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。

学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。

第167回直木賞受賞作品です。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



窪美澄の文庫本新刊情報

1.『私は女になりたい』(2023/4/14発売)

文庫最新刊

講談社

<あらすじ>
赤澤奈美は四十七歳、美容皮膚科医。

夫と別れ、一人息子を育て、老母の面倒をみながら、仕事一筋に生きてきた。ふとしたことから、元患者で十四歳年下の業平公平と嵐に遭ったかのように恋に落ちる。

頑なに一人で生きてみせようとしてきた奈美の世界が、色鮮やかに変わってゆく。直木賞作家、渾身の恋愛小説。

2020年の単行本の文庫版です。

2.『たおやかに輪をえがいて』(2022/12/21発売)

中央公論新社

<あらすじ>
結婚二十年。娘は大学生に育ち、住宅ローンもほぼ完済し、主婦・絵里子の人生は穏やかに収束するはずだった。

夫の風俗通い、娘の危険な恋愛、愛した父の不実など、思いがけない家族の秘め事が明らかになるまでは……。

妻でも母でもない道が、鮮やかに輝き出す長編小説。

2020年の単行本の文庫版です。

3.『いるいないみらい』(2022/4/21発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
いつかは欲しい、でもいつなのかわからない……夫婦生活に満足していた知佳。

しかし妹の出産を機に、夫に変化が――「1DKとメロンパン」。

毎日を懸命に生きる全ての人へ、手を差し伸べてくれる5つの物語

2019年の単行本の文庫版です。

4.『トリニティ』(2021/8/28発売)

新潮社

<あらすじ>
「男、仕事、結婚、子ども」のうち、たった三つしか選べないとしたら――。どんなに強欲と謗られようと、三つとも手に入れたかった――。

50年前、出版社で出会った三人の女たちが半生をかけ、何を代償にしても手に入れようとした〈トリニティ=かけがえのない三つのもの〉とは?

かつてなく深くまで抉り出す、現代日本の半世紀を生き抜いた女たちの欲望と祈りの行方。平成掉尾を飾る傑作!

2019年の単行本の文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『私は女になりたい』(2023/4/14発売)
  2. 『たおやかに輪をえがいて』(2022/12/21発売)
  3. 『いるいないみらい』(2022/4/21発売)
  4. 『トリニティ』(2021/8/28発売)

精力的に作品を発表している窪美澄さん。次作も楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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