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【2024年最新版】帚木蓬生の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

帚木蓬生の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

1992年、『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞を受賞した帚木蓬生(はははぎ・ほうせい)さん。精神科医として執筆を続けています。

そんな帚木蓬生さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

帚木蓬生の単行本新刊情報

1.『香子(四)紫式部物語』(2024/3/27発売)

最新刊

PHP研究所

<あらすじ>
皇子二人を生んだ彰子に仕える、香子(紫式部)。彼女の書く「源氏の物語」は一条天皇も愛読するほど、宮中で影響力を持つようになる。

香子は、ともに宮仕えする女房たちの境遇や悩みに触れ、様々な「女人の哀しみ」を物語に織り込んでいく。

一方、道長は彰子の子である敦成親王を東宮とすべく、暗躍し――。

香子の人生の変動とともに、『源氏物語』「下若菜」~「総角」の帖を執筆する様を描く、圧巻の大河小説。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『香子(三) 紫式部物語』(2024/2/29発売)

PHP研究所

<あらすじ>
大河ドラマで話題の「紫式部」と「源氏物語」を描く、帚木文学の最高傑作、第3弾!

一条天皇の中宮であり、藤原道長の娘・彰子に仕える香子(紫式部)は、道長から彰子への進講を依頼される。彰子に白楽天の『新楽府』を手ほどきしながらも、香子は自身が物語を生み出すことについての思索を深める。

さらに彰子が懐妊、皇子出産と、道長一家の権力が増していく中、香子が紡ぎ出す『源氏物語』は「少女」~「上若菜」の帖に進み、「玉鬘」十帖や女三宮降嫁など、光源氏の華々しい世界を描き出していく。

 

3.『香子(二) 紫式部物語』(2024/1/30発売)

PHP研究所

<あらすじ>
都へ戻った香子(紫式部)は、一条帝の中宮・藤原彰子に出仕しながら、「源氏物語」紅葉賀~朝顔の帖に取り組む。

全五巻の大河小説。

 

4.『香子(一)紫式部物語』(2023/12/13発売)

PHP研究所

<あらすじ>
父や祖母の薫陶を受けて育った香子(紫式部)は、「いつの日か、『蜻蛉日記』を超えるものを書いてほしい」という早世した姉の想いを胸に、物語への素養を深めていく。

夫との短い結婚生活、家族とともに向かった越前での暮らし……その中で、香子はまったく新しい物語を紡いでいく。

香子の人生とともに、1巻では『源氏物語』「桐壺」~「末摘花」の帖についても描き出した、著者渾身の長編小説。

 

5.『花散る里の病棟』(2022/4/27発売)

新潮社

<あらすじ>
戦争、回虫、高齢者施設、コロナ禍……

地方で四代続く〈町医者の家〉を舞台に、日本の近代医療百年の歩みを描く、待望の感涙医療小説

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



帚木蓬生の文庫本新刊情報

1.『沙林 偽りの王国』(2023/8/29発売)

文庫最新刊

新潮社

<あらすじ>
1995年3月20日月曜日の朝。東京の地下鉄は突然、阿鼻叫喚に包まれた。

複数路線での同時テロ。車内では正体不明の液体が異臭を放ち、通路で地上で人々は次々と倒れた。毒物はサリン。その治療法を熟知していたのは九州大学医学部だった。

九大チームは、前年の松本サリン事件でいち早く毒物を特定、捜査方針に大きな疑問を呈していたのだ……。

2021年の単行本の文庫版です。

2.『ソルハ』(2020/7/17発売)

集英社

<あらすじ>
1996年9月、アフガン政権崩壊。

タリバンが首都カブールを制圧し、国民の意見を無視する圧政を敷いた。特に女性には教育の権利も外出の自由も存在しない。それでもビビは、勉強にも世界の動きにも好奇心旺盛な少女だった。

生まれた時から戦争が日常の風景だったビビは、何を決意し、どんな支えを持って生き抜いたのか。平和へのメッセージを込めた渾身の一冊。

第60回小学館児童出版文化賞受賞作。

2010年の単行本の文庫版です。

3.『襲来』(2020/7/15発売)

講談社

<あらすじ>
安房国の港町・片海で漁師をしていた見助は、京の寺々に遊学していたという僧侶と出会う。僧はやがて日蓮と名を改め、鎌倉の松葉谷に草庵を構えて辻説法を始める。

見助も鎌倉まで従い、草庵で日蓮の身の回りの世話をするようになる。その後日蓮は、他宗派への攻撃を強め「立正安国論」を唱える。

幕府がこのまま邪宗を放置し法華経を用いなければ、国内の災難が続き他国からの侵略を受けると主張した。そして見助は日蓮の予言に伴い、九州の対馬に一人で赴くことになる。日蓮の目となり耳となるために。

鎌倉から京の都までは陸路、京から博多さらに壱岐・対馬までは海路だ。遥か遠国の地への、見助の苦難の旅が始まった。

2018年の単行本の文庫版です。

4.『守教』(2020/3/27発売)

新潮社

<あらすじ>
九州の筑後領高橋村。この小さな村の大庄屋と百姓たちは、キリスト教の信仰を守るため命を捧げた。

戦国期から明治まで三百年。実りの秋も雪の日も、祈り信じ教えに涙する日々。「貧しい者に奉仕するのは、神に奉仕するのと同じ」イエズスの言葉は村人の胸に沁み通り、恩寵となり、生きる力となった。

宣教師たちは諸国を歩き、信仰は広がると思われたが、信長の横死を機に逆風が吹き始める。

2017年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『沙林 偽りの王国』(2023/8/29発売)
  2. 『ソルハ』(2020/7/17発売)
  3. 『襲来』(2020/7/15発売)
  4. 『守教』(2020/3/27発売)

コンスタントに作品を発表している帚木蓬生さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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