『時をかける少女』等、SFを中心とした大小説家・筒井康隆さん。
そんな筒井康隆さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
筒井康隆の単行本新刊情報
1.『残像に口紅を 復刻版』(2022/7/20発売)
最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
SNSで取り上げられ、令和になってリバイバルヒットした伝説の作品を、刊行当時大きな話題を呼んだ「袋とじ」ごと復刻!「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい……。
言葉が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『活劇映画と家族』(2021/7/14発売)
新書
講談社
<あらすじ>
巨匠・筒井康隆が書き下ろす『活劇映画と家族』は文化と人間性を考察する意欲作である。筒井氏が長い時間をかけて見続けてきた活劇映画には、ロマンと家族愛とアクションが織り込まれ、究極の娯楽であり、また人間模様が明確に打ち出されていると氏は断言する。
本書は新書の枠を超えて、混乱の第2次世界大戦前夜から復興の時を迎えた映画全盛期につくり出された活劇映画の魅力と溢れるヒューマニティを痛快に描きつくす氏の集大成となる作品である。
3.『ジャックポット』(2021/2/17発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
嗤え、歌え、踊れ、狂え。今日も世界中が〈大当たり〉!読者の度肝を抜く超=私小説的短篇集。コロナ禍、 戦争、 ジャズ、 映画、 文学、嫌=民主主義、 そして息子の死――。
かつてなく「筒井康隆の成り立ち方」を明かす最前衛にして超弩級の〈私小説〉爆誕!
亡き息子との〈再会〉を描いた感動の話題作「川のほとり」収録。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
筒井康隆の文庫本新刊情報
1.『誰にもわかるハイデガー』(2022/3/5発売)
文庫最新刊
河出書房新社
<あらすじ>
死を恐れつつも死について知りたい我々のために、あの唯野教授による世界一わかりやすい講義が一度かぎりよみがえる。読まずに死ねない名著『存在と時間』超入門。これが教授の遺言だ!
2018年刊行作品の文庫版です。
2.『人類よさらば』(2022/1/7発売)
ショートショート・短編集
河出書房新社
<あらすじ>
人類復活をかけて金星に飛ぶ博士、社長秘書との忍法対決、信州信濃の怪異譚…ドタバタが炸裂! 筒井康隆ショートショート・短編集。
3.『あるいは酒でいっぱいの海』(2021/5/28発売)
ショートショート集
河出書房新社
<あらすじ>
奇想天外なアイデア、ドタバタ、黒い笑い、ロマンチック、そしてアッというオチ。初期筒井康隆による幻のショートショート集、復刊。
1977年刊行作品の復刊文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『残像に口紅を 復刻版』(2022/7/20発売)
- 『活劇映画と家族』(2021/7/14発売)
- 『ジャックポット』(2021/2/17発売)
■文庫本新刊
- 『誰にもわかるハイデガー』(2022/3/5発売)
- 『人類よさらば』(2022/1/7発売)
- 『あるいは酒でいっぱいの海』(2021/5/28発売)
齢85を超えても精力的に活動している筒井康隆さん。新作小説が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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