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【2025年最新版】澤田瞳子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

澤田瞳子の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2010年、『孤鷹の天』でデビューした澤田瞳子(さわだ・とうこ)ん。何度も直木賞の候補に挙がり、2021年に『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞しました。

そんな澤田瞳子さんの新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

澤田瞳子の新刊単行本、文庫一覧

まずは直近の単行本、文庫の一覧です。

単行本新刊

  1. 『京都の歩き方 澤田瞳子』(2025/3/26発売)
  2. 『しらゆきの果て』(2025/2/4発売)
  3. 『孤城 春たり』(2024/11/29発売)
  4. 『赫夜』(2024/7/24発売)
  5. 『のち更に咲く』(2024/2/15発売)

文庫本新刊

  1. 『漆花ひとつ』(2025/2/14発売)
  2. 『輝山』(2024/9/10発売)
  3. 『星落ちて、なお』(2024/4/9発売)
  4. 『駆け入りの寺』(2023/6/7発売)
  5. 『稚児桜 能楽ものがたり』(2023/3/22発売)

※リンク先はAmazonです

それでは続いて、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

 

澤田瞳子の単行本新刊情報

1.『京都の歩き方 澤田瞳子』(2025/3/26発売)

最新刊、エッセイ

新潮社

<あらすじ>
千年の都にして日本最古の観光地・京都には、平安や幕末のみならず、あらゆる時代の痕跡が息づいている。

この地に暮し、日々、自転車で身近な歴史の痕跡を考察してきた直木賞作家が、季節の便りや日常のニュースから思いも寄らぬ史話を掘り起こし、紡ぐ50のエッセイ。

京都の解像度が上がる知的興奮の一冊。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『しらゆきの果て』(2025/2/4発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
六十路を越した老境の絵師・喜平治(宮川一笑)は、肉筆美人画の名手・菱川師宣の曾孫である姉弟と知り合う。

絵描きを志す弟の伊平の面倒を見ることになった喜平治は、幼いながらも確かな筋の良さに感嘆するが、折しも町絵師の宮川一門と表絵師の狩野家の間で諍いが起きてしまい……。(表題作「しらゆきの果て」)

 

3.『孤城 春たり』(2024/11/29発売)

徳間書店

<あらすじ>
備中松山藩(現・岡山県高梁市)にて藩校・有終館の学頭(校長)を務めるかたわら私塾「牛麓舎」を開き、弟子たちの指導に当たっていた陽明学者・山田方谷は、借財10万両を抱える藩の財政を司る元締役とその補佐役である吟味役の兼務を命じられる。

倹約令、殖産興業、藩札刷新などの改革により、備中松山藩はわずか7年で借財を返済、さらに10万両の蓄財を作るまでになった。だが幕末の激動の波は地方の小藩にも押し寄せる。尊皇攘夷の声が高まるなか、藩主・板倉勝静が老中筆頭だったことから、朝敵として備中松山藩に追討令が出され……。

時代の波に揉まれながら懸命に生きる人びとを描いた、直木賞作家初の幕末群像劇。

 

4.『赫夜』(2024/7/24発売)

光文社

<あらすじ>
延暦十九年。駿河国司の家人・鷹取は、軍馬を養う官牧で己の境遇を嘆く日々を送っている。ある日、近くの市に出かけていた鷹取は、富士ノ御山から黒煙が噴き上がるのを目撃し、降り注ぐ焼灰にまみれて意識を失う。

一方、近隣の郷人や足柄山の遊女などの避難民を受け入れた牧は、混沌とする。灰に埋もれた郷では盗難騒ぎが起こり、不安、怒り、絶望がはびこるなか、京から坂上田村麻呂による蝦夷征討のための武具作りを命じられる。地方の不遇に歯噛みする鷹取は――

平安時代、富士山延暦噴火。大災害に遭った人々の苦悩と奮闘の日々を描く、歴史パニック長編。

 

5.『のち更に咲く』(2024/2/15発売)

新潮社

<あらすじ>
藤原道長の栄華を転覆させようと都を暗躍する盗賊たち。

道長邸で働く女房・小紅は、盗賊の首魁が死んだはずの兄だとの噂を知り、探索を始める。その過程で、権力を巡る暗闘と、それに翻弄される者たちの恨みを知った小紅は、やがて王朝を脅かす秘密へと辿り着き――

紫式部、和泉式部も巻き込んで爛漫と咲き誇る平安ロマン、艶やかに開幕。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



澤田瞳子の文庫本新刊情報

1.『漆花ひとつ』(2025/2/14発売)

文庫最新刊、短編集

講談社

<あらすじ>
変転する時代を生きのびろ!

平安末期、貴族の世から武士の世に時代が移ろうとする都を舞台に、権力者に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿を描く。二十二年前に討たれたはずの悪対馬守が二人舞い戻り、「我こそが本物」と衝突する表題作、内裏に勤める楽人が琵琶の達人を帝の師に迎えるため奔走する「鴻雁北」など至高の五編収録。

必死に足掻いて生き続けるのさ。この国の政がどうあろうともーー。

宮廷を覆う不穏な影。猛き者たちの世へ時代が移ろう中で、滅びゆくものと、生き続けるもの。歴史小説の一等星、澤田瞳子が描く至高の短編集。

2022年の単行本の文庫化作品です。

2.『輝山』(2024/9/10発売)

徳間書店

<あらすじ>
あの山は命の輝きを永遠に宿し続けるいのちの山――

江戸後期、弘化年間。石見国大森銀山に赴き、大森代官所の中間として働く金吾は、江戸から代官・岩田鍬三郎の身辺を探る密命を帯びていた。

間歩で鉱石を採掘し、気絶に罹り若くして命を落とす掘子、重い荷を運び母と妹を養う手子の少年、石を選別するユリ女――

銀山で懸命に働く人びとの姿に心動かされる金吾。さらに彼らを慈悲深く見守る岩田を見て、金吾は己の命に疑問を抱く……。

2021年の単行本の文庫化作品です。

3.『星落ちて、なお』(2024/4/9発売)

文藝春秋

<あらすじ>
画鬼・河鍋暁斎の娘・とよ(暁翠)。

五歳から絵筆を握り、文明開化の荒波の中、父の画風を守り続けた。

不器用かつ誠実な生涯を描く。

2021年の単行本の文庫化作品です。

4.『駆け入りの寺』(2023/6/7発売)

短編集

文藝春秋

<あらすじ>
平穏で優雅に暮らす尼たちの元へ、ある日飛び込んできたのは「助けてほしい」と叫ぶ若い娘……。

雅やかで心に染み入る連作時代小説。

2020年の単行本の文庫化作品です。

5.『稚児桜 能楽ものがたり』(2023/3/22発売)

短編集

KADOKAWA

<あらすじ>
清水寺の稚児としてたくましく生きる花月。

ある日、自分を売り飛ばした父親が突然面会に現れて……(表題作「稚児桜」より)

能楽から生まれた珠玉の8篇を収録。直木賞作家が贈る切なく美しい物語。

2019年の単行本の文庫化作品です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『京都の歩き方 澤田瞳子』(2025/3/26発売)
  2. 『しらゆきの果て』(2025/2/4発売)
  3. 『孤城 春たり』(2024/11/29発売)
  4. 『赫夜』(2024/7/24発売)
  5. 『のち更に咲く』(2024/2/15発売)

文庫本新刊

  1. 『漆花ひとつ』(2025/2/14発売)
  2. 『輝山』(2024/9/10発売)
  3. 『星落ちて、なお』(2024/4/9発売)
  4. 『駆け入りの寺』(2023/6/7発売)
  5. 『稚児桜 能楽ものがたり』(2023/3/22発売)

コンスタントに作品を発表している澤田瞳子さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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