2010年、『孤鷹の天』でデビューした澤田瞳子(さわだ・とうこ)さん。何度も直木賞の候補に挙がり、2021年に『星落ちて、なお』で第165回直木賞を受賞しました。
そんな澤田瞳子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
澤田瞳子の単行本新刊情報
1.『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(2022/11/2発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
戦乱、陰謀、そして悲恋。鎌倉殿の時代を鮮やかに描きあげる競作集!2022年の大河ドラマで描かれた、いくつもの野望と愛が交差する鎌倉時代。そんな武士の世への転換点を駆け抜けた人々――源頼朝、北条政子、後鳥羽上皇、和田義盛、そして北条義時。
歴史小説の名手たちが彼らの面影を丹念に描き上げた珠玉の小説集!
義時の恋が、政子の激情が、鎌倉の光景をありありと蘇らせる。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『恋ふらむ鳥は』(2022/7/4発売)
毎日新聞出版
<あらすじ>
飛鳥の動乱を生き抜いた女流歌人・額田王。誰かの妻や母でなく、一人の歌詠み、宮人として、愛憎渦巻く時代を生きた女の半生を描く!
3.『漆花ひとつ』(2022/3/2発売)
短編集
講談社
<あらすじ>
時は平安末期ーー。宮廷を覆う不穏な影。猛き者たちの世へ時代が移ろう中で、滅びゆくものと、生き続けるもの。
直木賞受賞作家がつむぐ珠玉の短編集。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
澤田瞳子の文庫本新刊情報
1.『月人壮士』(2022/12/21発売)
文庫最新刊
中央公論新社
<あらすじ>
756年、東大寺大仏を建立した首(聖武)太上天皇が崩御。道祖王を皇太子にとの遺詔が残されるも、その言に疑いを持つ者がいた。中臣継麻呂と道鏡は、密かに亡き先帝の真意を探ることになるが、ゆかりの人々が語り出したのは、母君との尋常ならざる関係や隔たった夫婦のありよう、御仏への傾倒など、死してなお謎多きふるまいや孤独に沈む横顔ばかりで――。
国のおおもとを揺るがす天皇家と藤原家の相克を背景に、聖武天皇の真実をあぶり出す!
2019年の単行本の文庫化作品です。
2.『吼えろ道真 大宰府の詩』(2022/10/20発売)
集英社
<あらすじ>
京から大宰府に左遷されたが、書画骨董の目利きを愉しむようになった道真。朝廷への献上品が贋作と知り……。
ユーモラスな歴史小説。シリーズ第2作。
3.『名残の花』(2022/9/28発売)
新潮社
<あらすじ>
ご一新から五年。花見客で賑わう上野の山に旧弊な士族の姿があった。かつては南町奉行まで務め、奢侈を厳しく取り締まり「妖怪」と呼ばれ嫌われた鳥居耀蔵その人だ。幽閉二十三年の末に目にした江戸は「東京」に変わっていた。
明治を恨み、孤独の裡に置き去られた胖庵は金春座の若役者、滝井豊太郎と出会い、人生を踏み出していく。世の中に翻弄されても懸命に生きる人々を描く感涙の時代小説。
2019年の単行本の文庫化作品です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『鎌倉残影 歴史小説アンソロジー』(2022/11/2発売)
- 『恋ふらむ鳥は』(2022/7/4発売)
- 『漆花ひとつ』(2022/3/2発売)
■文庫本新刊
- 『月人壮士』(2022/12/21発売)
- 『吼えろ道真 大宰府の詩』(2022/10/20発売)
- 『名残の花』(2022/9/28発売)
コンスタントに作品を発表している澤田瞳子さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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