1989年『空飛ぶ馬』でデビューした北村薫さんは、「日常の謎」を扱う短編ミステリーの旗手として、その後も精力的に作品を発表しています。
そんな北村薫さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
北村薫の単行本新刊情報
1.『中野のお父さんの快刀乱麻』(2021/11/10発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
菊池寛の将棋小説への疑問、志ん生のCDに隠された秘密、小津映画の原作をめぐる謎……国語教師の父と編集者の娘が解き明かす。
こちらが単行本の最新刊です。
2.『雪月花: 謎解き私小説』(2020/8/27発売)
新潮社
<あらすじ>
乱歩に三島、芥川……本を読んではスパークする作家魂。花野を歩く心地にてさらなる謎を探り行く――時空をめぐる、初の私小説。
3.『ユーカリの木の蔭で』(2020/5/22発売)
エッセイ
本の雑誌社
<あらすじ>
本から本への思いがけない旅「目黒のサンマ」はフランス語ではどうなるか、 鶴八鶴次郎の決して動かせない名セリフとは何か、好奇心と興味のままひろがってゆく本の楽しさがいっぱい!
エッセイになります。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
北村薫の文庫本新刊情報
1.『中野のお父さんは謎を解くか』(2021/11/9発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
小説誌編集者・田川美希は本にまつわる謎にてんてこ舞いの日々だ。知恵袋のお父さんが体調を崩すが、病床でも推理の冴えは衰えない。
2019年刊行作品の文庫版です。
2.『ミステリは万華鏡』(2021/9/13発売)
エッセイ
東京創元社
<あらすじ>
作家・北村薫の歩む今日には、学生時代の先輩、憧れの作家、デビューしてから知己を得た盟友――同じくミステリを愛するひとびととの得難い出会いがあった。時にかれらは、著者も見過ごしていた原石の輝きを見付けだす〈名探偵〉に様変わりする。ひとつの真実へと向かう物語が、かくも多彩な輝きを放つ不思議。
ミステリへの愛が詰まったエッセイを、録り下ろしの座談会や画家・大野隆司氏による描き下ろしの版画など付録いっぱいでお贈りします。
1999年刊行作品の文庫版です。
3.『盤上の敵 新装版』(2021/6/15発売)
講談社
<あらすじ>
我が家に猟銃を持った殺人犯が立てこもり、妻・友貴子が人質にされた。警察とワイドショーのカメラに包囲され、「公然の密室」と化したマイホーム!
末永純一は妻を無事に救出するため、警察を出し抜き犯人と交渉を始める。はたして純一は犯人に王手をかけることができるのか?
誰もが驚く北村マジック。
1999年刊行作品の文庫新装版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『中野のお父さんの快刀乱麻』(2021/11/10発売)
- 『雪月花: 謎解き私小説』
(2020/8/27発売) - 『ユーカリの木の蔭で』
(2020/5/22発売)
■文庫本新刊
- 『中野のお父さんは謎を解くか』(2021/11/9発売)
- 『ミステリは万華鏡』(2021/9/13発売)
- 『盤上の敵 新装版』(2021/6/15発売)
小説にエッセイに、精力的に新作を発表し続けている北村薫さん。新たな作品が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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