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【2024年最新版】北村薫の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

北村薫の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

1989年『空飛ぶ馬』でデビューした北村薫さんは、「日常の謎」を扱う短編ミステリーの旗手として、その後も精力的に作品を発表しています。

そんな北村薫さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

北村薫の単行本新刊情報

1.『不思議な時計 本の小説』(2024/3/27発売)

最新刊、短編集

新潮社

<あらすじ>
記憶の森を探り行き、本との出会いを綴る。深まる謎を追い、魅惑の創作世界へ――

映画、詩歌、演劇、父との思い出。萩原朔太郎『猫町』とジャン・コクトー、江戸川乱歩「パノラマ島奇談」と美術館のパノラマ。

塚本邦雄生誕百年、シェークスピア劇での松たか子、大竹しのぶの慧眼……はるかな異界へ連れ出される9篇。

こちらが単行本の最新刊です。

2.『神様のお父さん』(2023/11/25発売)

エッセイ

本の雑誌社

<あらすじ>
古今の小説や随筆、評論に歌集、歌舞伎、落語、映画まで、本の達人・北村薫がふと気になった一節から自由に連想をひろげてゆく、驚きと楽しさが詰まった極上の読書エッセイ。

 

3.『水 本の小説』(2022/11/30発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
懐かしくて新しい物語の言葉が、映像や詩や短歌、歌のことばに結び合わされて光を放ち、豊かに輝き出す。

向田邦子、隆慶一郎、山川静夫、遠藤周作、小林信彦、橋本治、庄野潤三、岸田今日子、エラリー・クイーン、芥川龍之介……思いがけなく繋がっていく面白さ。

本の達人ならではの探索と発見が胸を打つ〈本の私小説〉。

 

4.『『中野のお父さんの快刀乱麻』』(2021/11/10発売)

短編集

新文藝春秋

<あらすじ>
父と娘の“名探偵コンビ” 好評シリーズ最新刊!

出版界で起きる「日常の謎」に挑むのは、体育会系文芸編集者の田川美希と、抜群の知的推理力を誇る高校教師の父親――。

実家の掘り炬燵で繰り広げられる父娘の会話から、大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、菊池寛ら各界のレジェンドをめぐる「謎」を解き明かす……人気シリーズ第3弾。

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『雪月花: 謎解き私小説』(2020/8/27発売)

新潮社

<あらすじ>
乱歩に三島、芥川……本を読んではスパークする作家魂。

花野を歩く心地にてさらなる謎を探り行く――時空をめぐる、初の私小説。

文庫版が発売です(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



北村薫の文庫本新刊情報

1.『中野のお父さんの快刀乱麻』(2024/11/6発売)

文庫最新刊

文藝春秋

<あらすじ>
出版社の日常に潜む「謎」に挑む人気シリーズ第3弾!

高校国語教師で愛書家の「お父さん」と、娘で体育会系文芸編集者・田川美希(文宝出版の「小説文宝」編集部勤務)の“名探偵コンビ”が、またまた大活躍。

2021年刊行作品の文庫版です。

2.『遠い唇 北村薫自選 日常の謎作品集』(2023/9/22発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
コーヒーの香りで思い出す学生時代。今は亡き、姉のように慕っていた先輩から届いた葉書には、謎めいたアルファベットの羅列があった。(「遠い唇」)

『吾輩は猫である』『走れメロス』……宇宙人カルロロンたちが、地球の名著と人間の不思議を解く?(「解釈」)

など、2019年に刊行した全7篇に、「遠い唇」の主人公・寺脇と、『飲めば都』にも登場する女性編集者・瀬戸口まりえが出会う場面を描いた「振り仰ぐ観音図」、そして二人が再会し、句を介して関係が始まっていく様子を描いた「わらいかわせみに話すなよ」の計2篇を加え、ここに完全版として刊行!

本書は、2019年11月に小社より刊行された文庫に「振り仰ぐ観音図」(新潮文庫『もう一杯、飲む?』2021年6月刊収録)、「わらいかわせみに話すなよ」(「小説 野性時代」2021年9月号収録)を加え、サブタイトルを付したものです。

 

3.『雪月花』(2023/1/30発売)

新潮社

<あらすじ>
〝謎〟を解決する手がかりを求め、本から本へ、物語は無限に広がっていく――。

言葉をめぐり本を旅する、この愛おしくも豊かな時間。名作にはこんなにも尽きせぬ謎があったとは!

ホームズの相棒ワトソンの〝知られざるミドルネーム〟、ある〝覆面作家〟のペンネー ムに隠された驚きの秘密、芥川龍之介が掌編小説「カルメン」で事実とは異なる光景を書いた理由……そして三島由紀夫から坂口安吾、山田風太郎へ。謎が謎を呼び、解決したかと思えば再び本の迷宮に。

ミステリーと本を愛する著者による、とっておきの「私小説」。

2020年刊行作品の文庫版です。

4.『ひとがた流し』(2022/9/7発売)

朝日新聞出版

<あらすじ>
「あなたがどこかで生きているということが、ずっと私の支えだった──」。

家族を超えた友情、3人の女性どうしの関係性を描ききった、深い共感を呼ぶ傑作長編。

おーなり由子さんのイラストをふんだんに掲載し、新たな装いで発売!

2006年刊行作品の文庫新装版です。

5.『中野のお父さんは謎を解くか』(2021/11/9発売)

文藝春秋

<あらすじ>
小説誌編集者・田川美希は本にまつわる謎にてんてこ舞いの日々だ。

知恵袋のお父さんが体調を崩すが、病床でも推理の冴えは衰えない。

2019年刊行作品の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

小説にエッセイに、精力的に新作を発表し続けている北村薫さん。新たな作品が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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