『刑事・鳴沢了シリーズ』等、人気シリーズを多く発表し、非常に精力的に新作を世に生み出し続けている堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さん。
そんな堂場瞬一さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
堂場瞬一の単行本新刊情報
1.『刑事の枷』(2021/1/29発売)
最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
「忠告だ――影山には近づくな」交番勤務から川崎中央署刑事課に異動した若手刑事・村上翼は、署内で疎まれる傍若無人なベテラン刑事・影山康平に目を付けられ、強引に連れ回される。
同僚の不祥事を内部通告した「裏切り者」として疎外されている影山が、警察に居座り続ける理由――それは、十年前の殺人事件にあった。
事件を独自に捜査する影山と行動を共にする村上は、本部の監察官に声をかけられる。不安を募らせる村上だが、やがて未解決事件の解明に惹かれてゆく。
単行本の最新刊になります。
2.『コーチ』(2020/10/30発売)
東京創元社
<あらすじ>
期待されながら、行き詰まっている若手刑事たちにコーチ役として派遣される人事課所属の向井。捜査中のミスに悩む女性刑事、有名な俳優の取り調べに苦戦する刑事、尾行に失敗する刑事。彼らに適切な助言を与える向井はなぜ刑事課ではなく人事課にいるのか?
三人は向井との関わりを語り合い、彼の過去の謎を探る。そんな向井の過去と、三人の刑事が取り組むことになったある事件に関連が……?
堂場瞬一が描く刑事たちの人生。
単行本の最新刊になります。
3.『ホーム』(2020/6/26発売)
集英社
<あらすじ>
堂場瞬一のデビュー作にしてスポーツ小説の金字塔『8年』から19年、満を持して続編刊行。東京オリンピック。野球アメリカ代表監督の大役は、元大リーガーの日本人に任された!20年前、大リーグのニューヨーク・フリーバーズでプレーをしていた藤原雄大。52歳となった今は、マイナーリーグの巡回コーチをしている。
ある日藤原は、現役時代のライバルで、大リーグ機構上級副社長であるヘルナンデスの訪問を受けた。東京オリンピックのアメリカ代表監督が亡くなったため、代わりに監督をやってくれないかと打診されたのだ。
悩んだ末にその依頼を引き受けた藤原は、戦力補強のため、アメリカと日本の二重国籍を持つ大学生天才スラッガー、芦田をスカウトする。
しかし、そこには二つの故郷の狭間で苦しむ若者の姿があった――。
オリンピック関連のスポーツ小説を4社からリレー刊行する「DOBA2020プロジェクト」第4弾!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
堂場瞬一の文庫本新刊情報
1.『骨を追え ラストライン4』(2021/3/9発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
十年振りに発見された少女の白骨死体。「ラストライン」シリーズと「警視庁犯罪被害者支援課」がコラボレーションした話題作!ベテラン刑事・岩倉剛は南蒲田署から立川中央署へ異動した。異動早々、大事件が勃発する。十年前に失踪した女子高生・真中礼央の白骨遺体が発見されたのだ。
当時の捜査では、礼央の同級生で交際相手だった三川康友が容疑者として浮上したが、確たる証拠がつかめぬまま三川は大阪の大学に進学し、捜査は行き詰まった。
捜査陣の目は再び三川に向けられたが、三川は若くして癌に冒され余命いくばくもない状態だった――。
岩倉は上司の刑事課長・三浦亮子や後輩で離婚のショックから不調をかこつ熊倉恵美、そして十年ぶりに娘の死が確定した家族のケアを担当する犯罪被害者支援課の村野秋生らとともに事件の真相に迫る。
2.『砂の家』(2021/2/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「殺人者の父を、許せるか?」警察小説の旗手が描く、加害者家族の叫び。「お父さんが出所されました」大手企業で働く健人に、弁護士から突然の電話が。20年前、母と妹を刺し殺して逮捕された父。
「殺人犯の息子」として絶望的な日々を送ってきた健人の前に、現れた父は――。
2018年刊行作品の文庫版です。
3.『時効の果て 警視庁追跡捜査係』(2021/1/15発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
「何だ、これは」?追跡捜査係の頭脳・西川大和は思わず声を上げた──。「おいおい……」定年まであと八年のベテラン刑事・岩倉剛はコンビニエンスストアの前で固まってしまった──。
二人を驚愕させた週刊誌の見出しは、三十一年前迷宮入りしたバラバラ殺人事件の新証言。誰が、何の目的で。警察の面子を守るため、そして刑事になった契機の事件を追うため、似た者同士の知性派二人が動き出す。
捜査を阻む時の壁に挑む、書き下ろし長編警察小説。
「警視庁追跡調査係シリーズ」最新刊です。
こちらのシリーズは以下の記事にまとめています。
堂場瞬一「警視庁追跡調査係シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
関連記事>4.『共謀捜査』(2020/12/18発売)
集英社
<あらすじ>
リヨンで永井が誘拐され同僚の保井刑事が捜査を開始。一方、東京で神谷刑事たちに密命が下り……。
特命捜査チームが暴く驚愕の真相!
「検証捜査シリーズ」最新刊です。
こちらのシリーズは以下の記事にまとめています。
堂場瞬一「検証捜査シリーズ」の最新作と読む順番、あらすじまとめ
関連記事>ペースが早いので、4作を紹介いたしました。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『骨を追え ラストライン4』
(2021/3/9発売) - 『砂の家』
(2021/2/25発売) - 『時効の果て 警視庁追跡捜査係』
(2021/1/15発売) - 『共謀捜査』
(2020/12/18発売)
かなりハイペースで出版されていますね。それでも新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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