『刑事・鳴沢了シリーズ』等、人気シリーズを多く発表し、非常に精力的に新作を世に生み出し続けている堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さん。
そんな堂場瞬一さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
堂場瞬一の単行本新刊情報
1.『ザ ミッション』(2023/3/24発売)
最新刊
実業之日本社
<あらすじ>
食品メーカー広報部員・三上は、子会社のプロ野球チーム「横浜パイレーツ」へ出向を命じられる。古巣に復帰した大リーガー石岡の専属広報担当として、MLBフリークの三上に白羽の矢を立てた――とは表向きの理由。低迷するチーム再生のため、スター選手の石岡に引退後の監督就任を要請するも拒否され、彼の信頼を得て説得するという業務命令(ルビ・ミッション)が三上に課されたのだ。
シーズンに入り、めざましい活躍を見せる石岡はなぜかマスコミを避け、三上は番記者との間で板挟みに。やがて、チーム内にも不穏な空気が漂い始め……。
球界の舞台裏で交錯する人間模様を描く 堂場野球小説の新たな地平!
単行本の最新刊になります。
2.『風の値段』(2022/12/8発売)
小学館
<あらすじ>
新橋署生活安全課の刑事・天木淳は洋上風力発電の最新技術データが、業界トップメーカーから、ライバル社に流出していることを知る。捜査を始めると、国内どころか海外への技術流出が目前であることが分かった。内偵捜査を始めると、鍵を握る人物が、大学時代の友人であることがわかった。
卒業して二十年、まったく違う道を歩いていたふたりの運命がいま交錯する。堂場瞬一警察小説の醍醐味満載の傑作長編小説!
3.『小さき王たち 第三部:激流』(2022/10/18発売)
文藝春秋
<あらすじ>
パンデミックに喘ぐ二〇二一年の日本。 政治家が不祥事を起こしても新聞は追及しきれないーーそれは民自党顧問・田岡が目指す 政治によるマスコミ支配が進んだ証左であった。田岡に抵抗する東日新聞顧問・高樹は、この戦いに 孫の健介を東日新聞新潟支局記者として投じる。 田岡王国と呼ばれる新潟の地盤を継いだ田岡の息子を スキャンダルで追い詰め、落選させるのだ。
だが、田岡の孫・愛海の存在が一抹の影を落とす。 五十年にわたる二家の因縁が決着しようとしていた…… 大河政治マスコミ小説三部作、ついに完結。
4.『オリンピックを殺す日』(2022/9/9発売)
文藝春秋
<あらすじ>
メディアを排除し、ザ・ゲームを開催せよ!コロナ禍にもかかわらず、強引に開催された東京五輪の最中、大学教授が、「五輪は集金・分配システムに変化し、意義を失った」という言葉を残して、日本を去った。
数年後、新聞記者がある情報を手にする。世界的企業が、新たなスポーツ大会「ザ・ゲーム」を企画している、と。
記者は、この大会を仕掛ける、謎の組織の正体を暴けるのか。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
堂場瞬一の文庫本新刊情報
1.『ラットトラップ』(2023/5/16発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
愛と平和の祭典、ウッドストック・フェスティバル。若者たちが音楽に酔いしれる中、一人の少女が消えた。依頼を受けた探偵ジョーは、助手リズと調査を開始。コンサート会場で、少女が中年のヒッピー女性と一緒にいたとの証言を得て、現地へ向かうが……。
ハードボイルドの魂を歌い上げる傑作!
2.『【新装版】暗転』(2023/4/10発売)
朝日新聞出版
<あらすじ>
満員の通勤電車が脱線し、死者80名超の大惨事が発生した。自分の下敷きとなった女性の死に打ちのめされた雑誌記者の辰巳は、真相を求めてペンを握る。一方、鉄道会社側もさまざまな手段を講じ始め……。
それぞれの正義が錯綜するサスペンス。
2012年刊行作品の文庫新装版です。
3.『インタビューズ』(2023/4/6発売)
河出書房新社
<あらすじ>
平成最初の大晦日。友人と飲んでいた俺は、とでもない約束をしてしまう――100人の物語(インタビュー)で繋がる、壮大な問題作。
2020年刊行作品の文庫版です。
4.『灰色の階段 ラストラインØ』(2023/3/8発売)
文藝春秋
<あらすじ>
異動の先々で事件を呼ぶ男・岩倉剛。彼の刑事人生の全貌が、いま明らかになる!〈異動の先々で事件を呼ぶ男〉と言われるベテラン刑事・岩倉剛。彼は事件に関する異常なまでの記憶力を持ち、誤った方向に暴走しそうになる捜査本部をギリギリで引き留める「ラストライン」の担い手でもあった。
岩倉の刑事生活ラストの10年を描く「ラストライン」シリーズだが、本作はそのシリーズ外伝として、それ以前の岩倉の活躍を描く短篇集である。
岩倉の警察官として初の事件から、結婚式前夜の事件、追跡捜査係の立ち上げに参加、東日本大震災に見舞われた火災犯捜査係時代、そして恋人・実里との出会い……。
岩倉の刑事生活の全貌がわかるファン待望の一冊。
5.『不可能な過去 警視庁追跡捜査係』(2023/1/13発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
「一事不再理」。刑事裁判で判決が確定した人間は、同じ事件で二度裁かれることはないという原則だ。その無罪を勝ち得た被告から、裁判の十年後、当時の担当刑事に手紙が届いた。「あの事件の犯人は、本当は私でした」と。相談を受けた追跡捜査係の沖田は、被告の足跡を辿り始めるが……。
一方、神奈川県警に新設される追跡捜査班のアドバイザーとして招かれた西川は、ある未解決事件が気になっていた。
二つの不審な事件がぶつかる時、複雑に絡み合った謎が解き明かされる! 書き下ろし長編警察小説。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『ザ ミッション』(2023/3/24発売)
- 『風の値段』(2022/12/8発売)
- 『小さき王たち 第三部:激流』(2022/10/18発売)
- 『オリンピックを殺す日』(2022/9/9発売)
■文庫本新刊
- 『ラットトラップ』(2023/5/16発売)
- 『【新装版】暗転』(2023/4/10発売)
- 『インタビューズ』(2023/4/6発売)
- 『灰色の階段 ラストラインØ』(2023/3/8発売)
- 『不可能な過去 警視庁追跡捜査係』(2023/1/13発売)
かなりハイペースで出版されていますね。それでも新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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