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『刑事・鳴沢了シリーズ』等、人気シリーズを多く発表し、非常に精力的に新作を世に生み出し続けている堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さん。
そんな堂場瞬一さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
堂場瞬一の単行本新刊情報
1.『鷹の飛翔』(2024/7/31発売)
最新刊
講談社
<あらすじ>
「俺は少し休む。少しだけ。でもそれは、また飛ぶための休みだ」
「俺たちを超えて飛べ。鷹の休息が終わったその日に」
平成を駆け抜け、警察官人生の晩年を迎えた二人の刑事が挑む、最後の事件。捜査一課と公安一課。二人の目で戦後警察の歩みを浮き彫りにする大河サーガ「日本の警察」ついに最終章!
東日本大震災の翌年、2012年夏。都内で起きた四件の殺人。被害者は全員、四半世紀前の都内飛翔弾事件の容疑者だった。
同一犯か、別個の事件なのか。そして犯人の動機は?
捜査一課理事官の高峰、目黒中央署署長の海老沢。病を得、妻との別離の予感を抱え、激変する時代に翻弄される二人の刑事は、それでも警察の未来を見据え、後進に背中を見せ、最後の戦いに挑む。
単行本の最新刊になります。
2.『ルーマーズ 俗』(2024/5/28発売)
河出書房新社
<あらすじ>
人気俳優の不可解な死。マスコミのスクープ合戦、SNSに溢れる噂話(ルーマーズ)……
無法地帯のメディアを舞台に贈る最新長編!
3.『守護者の傷』(2024/2/26発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
「違法捜査は本当にあったのか?」水沼加穂留(みずぬまかおる)は神奈川県警の巡査部長。捜査一課への配属希望は通らぬまま三十歳までキャリアを重ね、春の異動で「訟務課」へ。警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署だ。ほどなくして外部からも新人の新崎大也(しんざきだいや)がやって来る。淡々として同僚と関わらない彼だが、実は弁護士の資格を持つらしい。なぜ弁護士が警察職員に?
そんな折、強盗犯グループへの違法捜査を問う裁判が発生し、加穂留と新崎が担当することに。威圧的な取り調べはなかったという捜査一課の言葉を信じ、彼らを守ろうと公判にのぞむ加穂留。しかし法廷で、関与した警察官の「嘘」が暴露され――。
4.『ロング・ロード 探偵・須賀大河』(2023/9/20発売)
早川書房
<あらすじ>
190センチの高身長が目立つ、元弁護士の私立探偵・須賀大河の元に、ある日、学生時代の友人で現在は有名IT社長の春山から、社内に貼り出された会社を誹謗中傷する怪文書の調査依頼が舞い込む。中傷はやがて大金を要求する脅迫に発展。大河は春山の秘書やハッカーの友人の協力で犯人に罠を仕掛けるが、行く手には思わぬ悲劇が……
著者のハードボイルドへの熱き想いが結実した正統派私立探偵小説登場!
5.『鷹の惑い』(2023/7/26発売)
講談社
<あらすじ>
世の中は変わる。変わる世の中に対応するのが、警察の仕事だ。21世紀に湧く平成日本。海外逃亡していたはずの極左の最高幹部が突然仙台に現れ、公安に衝撃が走った。身柄の護送を担当した公安一課の海老沢は、警察官人生最大の痛恨の失敗を犯す。
一方、捜査一課の高峰は目黒の空き家で殺害された元代議士秘書の身辺を探る。被害者の経歴には6年間の不自然な空白があった。
新聞記者からの思わぬ情報。死の床にある元刑事の父の言葉。そして海老沢に下った極秘の特命捜査ーー事件の様相は一変する。
公安一課と捜査一課。父の系譜をたどる息子たち。警察小説の騎手による大河シリーズ「日本の警察」平成ミレニアム編!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
堂場瞬一の文庫本新刊情報
1.『昨日への誓い 警視庁総合支援課3』(2024/8/9発売)
文庫最新刊
講談社
<あらすじ>
支援課が初めて出会った「被害者家族」が亡くなった。最近まで故人と密に交流を続けていたOB・大岡と連絡がつかず、課の若手・柿谷晶は自宅へ向かう。朗らかに晶をもてなす大岡だったが、翌日、不可解な失踪を遂げ――。
痛みに寄り添い続ける警察官たちを描く、「総合支援課」第3巻!
2.『幻の旗の下に』(2024/7/19発売)
集英社
<あらすじ>
日中戦争の拡大を受け、東京オリンピックの返上が決まった1938年。大日本体育協会は、オリンピックに変わる国際大会の開催を画策していた。立教大学野球部出身で、協会理事長・末広の秘書を務める石崎は、体協幹部や陸軍などの政治的な思惑に疑念を抱きながらも、平和の象徴としての代替大会を開催するべく「面従腹背」な面々と交渉を重ねていく。
一方、ハワイにある日系人野球チーム「ハワイ朝日」のマネージャー・澤山の元に、旧知の石崎から電報が届く。返上された東京オリンピックの代わりとして開かれる「東亜競技大会」に、野球のハワイ代表として参加してくれないか、という招請状だった――。
2021年刊行作品の文庫版です。
3.『オリンピックを殺す日』(2024/7/9発売)
文藝春秋
<あらすじ>
スポーツ新聞の記者の菅谷は、オリンピック取材を仕事の矜持としてきた。そんな中、大規模なスポーツの祭典「ザ・ゲーム」がアテネで開催されるという情報をキャッチする。情報が全くない大会の取材に乗り出した菅谷だが、関係者は一様に口をつぐむばかり。それどころか近年のオリンピックや、メディアとスポーツの関わり方に疑問を呈される。
出場者も多くは語ろうとしないが、選手にとってザ・ゲームが理想的な大会であることを匂わせるばかりだ。そして関係者が口々に言う主催者の「彼」の理念とはいったい何なのか…。
メディアを一切排除した先にあるスポーツイベントに翻弄される菅谷。
「スポーツ」と「メディア」、「巨大スポンサー」。この構造を崩し、「オリンピック」を壊そうとする首謀者は誰なのか。菅谷は、謎の組織の正体を暴けるのか。
パリオリンピックを目前に文庫化!
2022年刊行作品の文庫版です。
4.『大連合』(2024/6/7発売)
実業之日本社
<あらすじ>
新潟成南高校野球部員を乗せたバスが高速道路で横転。エース里田は軽傷で済んだが、部員の半数が重傷を負った。一方、強豪・鳥屋野高校野球部では監督のパワハラが発覚。部員が激減し廃部の危機に。
キャプテンの尾沢は、中学でバッテリーを組んでいた里田に、両校で「連合チーム」を結成し、夏の県予選を勝ち抜いて甲子園を目指そうと持ちかける……
2021年刊行作品の文庫版です。
5.『ブラッドマーク』(2024/5/15発売)
講談社
<あらすじ>
弟子も独立し、探偵ジョーは引退を考え始めていた。そんな中、メジャー球団から依頼が舞い込む。獲得を目指す有望選手が抱えるトラブルを、調査してほしいという。尾行中、ジョーの目の前で誘拐が発生。
さらに、スポーツ賭博の疑惑が浮上し……。「大人の男」の美学が詰まったハードボイルド!
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『鷹の飛翔』(2024/7/31発売)
- 『ルーマーズ 俗』(2024/5/28発売)
- 『守護者の傷』(2024/2/26発売)
- 『ロング・ロード 探偵・須賀大河』(2023/9/20発売)
- 『鷹の惑い』(2023/7/26発売)
■文庫本新刊
- 『昨日への誓い 警視庁総合支援課3』(2024/8/9発売)
- 『幻の旗の下に』(2024/7/19発売)
- 『オリンピックを殺す日』(2024/7/9発売)
- 『大連合』(2024/6/7発売)
- 『ブラッドマーク』(2024/5/15発売)
かなりハイペースで出版されていますね。それでも新作が楽しみです。
それでは、良い読書体験を!
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