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北村薫「円紫さんシリーズ」の最新作と読む順番、あらすじまとめ

北村薫「円紫さんシリーズ」の最新作と読む順番、あらすじまとめ

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北村薫さんの「円紫さんシリーズ」は、大学生の「私」が落語家・春桜亭円紫と知り合い、彼の推理を元に日常に起きる謎を解明していく人気シリーズ。

そんな北村薫さんの「円紫さんシリーズ」の読む順番を紹介いたします!

北村薫「円紫さんシリーズ」の読む順番

現在6作が東京創元社から刊行されています。

おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので、順番に紹介していきます。

一覧は以下になります。

それでは、あらすじも含めて順番に見ていきましょう。

1.『空飛ぶ馬』(1989年)

<あらすじ>
「私たちの日常にひそむささいだけれど不可思議な謎のなかに、貴重な人生の輝きや生きてゆくことの哀しみが隠されていることを教えてくれる」と宮部みゆきが絶賛する通り、これは本格推理の面白さと小説の醍醐味とがきわめて幸福な結婚をして生まれ出た作品である。

こちらが第1作目。

「日常の謎」の先駆的作品として、金字塔を打ち立てた本作。とにかくどの短編も謎に満ちあふれ、魅力的なストーリーに酔いしれてしまうほどです。

<収録作品>
・織部の霊
・砂糖合戦
・胡桃の中の鳥
・赤頭巾
・空飛ぶ馬

2.『夜の蝉』(1990年)

<あらすじ>
『空飛ぶ馬』につづいて女子大生の〈私〉と噺家の春桜亭円紫師匠が活躍する。

鮮やかに紡ぎ出された人間模様に綾なす巧妙な伏線と、主人公の魅力あふれる語りが読後の爽快感を誘う。

第四十四回日本推理作家協会賞を受賞し、覆面作家だった著者が素顔を公開する契機となった第二作品集。

2作目。第四十四回日本推理作家協会賞を受賞した作品。

読み味の良さは変わらず、素敵な作品集です。

<収録作品>
・朧夜の底
・六月の花嫁
・夜の蝉

3.『秋の花』(1991年)

<あらすじ>
幼なじみの真理子と利恵を待ち受けていた苛酷な運命――

それは文化祭準備中の事故と処理された一女子高生の墜落死だった。真理子は召され、心友を喪った利恵は抜け殻と化したように憔悴していく。

ふたりの先輩である〈私〉は、事件の核心に迫ろうとするが……。

生と死を見つめ、春桜亭円紫師匠の誘掖を得て、〈私〉はまた一歩成長する。

3作目です。

初の長編になります。長編でも面白さは変わりませんが、「私」の成長が感じられる作品です。

4.『六の宮の姫君』(1992年)

<あらすじ>
最終学年を迎えた〈私〉は、卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていくかたわら、出版社で初めてのアルバイトを経験する。

その縁あって、図らずも文壇の長老から芥川の謎めいた言葉を聞くことに。

王朝物の短編「六の宮の姫君」に寄せられた言辞を巡って、円紫師匠の教えを乞いつつ、浩瀚な書物を旅する〈私〉なりの探偵行が始まった。

4作目です。

こちらも長編です。最終学年を迎えた「私」が芥川龍之介の謎を解明していきます。

5.『朝霧』(1998年)

<あらすじ>
卒業論文を仕上げ巣立ちの時を迎えた主人公は出版社の編集者として社会人生活のスタートを切り、新たな抒情詩を奏でていく。

語り手《私》と円紫師匠が登場するシリーズ第5作。

5作目です。

「私」は社会人として新たな生活を開始。そして新たな謎が待ち受けます。

<収録作品>
山眠る
・走り来るもの
・朝霧

6.『太宰治の辞書』(2015年)

<あらすじ>
さき書房の編集者として新潮社を訪ねた《私》は新潮文庫の復刻を手に取り、巻末の刊行案内に「ピエルロチ」の名を見つけた。

たちまち連想が連想を呼ぶ。卒論のテーマだった芥川と菊池寛、芥川の「舞踏会」を評する江藤淳と三島由紀夫……本から本へ、《私》の探求はとどまるところを知らない。

太宰が愛用した辞書は何だったのかと遠方にも足を延ばす。そのゆくたてに耳を傾けてくれる噺家。

そう、やはり「円紫さんのおかげで、本の旅が続けられる」のだ……。

6作目です。単行本は新潮社から、文庫版は東京創元社から出ています。

17年ぶりの作品。本作は少々これまでと違った印象があり、読み手を選ぶ作品かなと思います。このシリーズをコンプリートしていきたい方向け。

<収録作品>
・花火
・女生徒
・太宰治の辞書(書き下ろし)
・白い朝(文庫版のみ)
・一年後の『太宰治の辞書』(文庫版のみ)
・二つの『現代日本小説大系』(文庫版のみ)



まとめ

それではおさらいします。

北村薫「円紫さんシリーズ」の読む順番は以上のようになります。

現在6作。1~5作目までは必読かと思いますが、よろしければぜひ全作読んでみてくださいね。

それでは、良い読書体験を!

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ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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