1990年、『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞してデビューした芦辺拓さん。本格ミステリ作家として活躍しています。
そんな芦辺拓さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
芦辺拓の単行本新刊情報
1.『鶴屋南北の殺人』(2020/6/17発売)
最新刊
原書房
<あらすじ>
ロンドンで見つかった鶴屋南北の未発表作品をめぐる不可解な見立ての連続死、そして「南北の作品」自体に秘められた謎。芝居か現か、過去か現在か。
時空を越え複雑に絡んだ謎に、森江春策が七転八倒解き明かしてゆく。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『おじさんのトランク』(2019/7/17発売)
集英社
<あらすじ>
終盤に入った人生を振り返り、老俳優が辿る、ある親族の来歴。謎めいた彼の遺留品が、懐かしい日々に隠された秘密を、古い映写機のように映し出す。
虚実のあわいから人生の意味がしみわたる、幻想のファミリーヒストリー、開演!
3.『少年少女のためのミステリー超入門』(2018/11/9発売)
ブックガイド
岩崎書店
<あらすじ>
ミステリーはホームズ、ポワロ、金田一耕助…名探偵集合!不朽の名作がたくさんありすぎるミステリーのジャンル。その歴史の大きな流れがつかめます!重要な作家・作品をチェック!
ミステリー作家・芦辺拓先生が若い読者のみなさんを道案内します!
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
芦辺拓の文庫本新刊情報
1.『楽譜と旅する男』(2019/6/12発売)
文庫最新刊、短編集
光文社
<あらすじ>
依頼があれば、どんな譜面でも、必ず見つけ出す―楽譜探索人。彼は欧州から中国、果ては日本まで…古今東西に散った音楽に秘められる人々の過去まで解き明かす。忘れ去られた旋律が響かせるのは、いつかの罪の記憶か、はたまた美しき愛の残像か。
第14回酒飲み書店員大賞受賞『奇譚を売る店』の魂を受け継ぐ、摩訶不思議の連作幻想短編集。
2017年の単行本の文庫版です。
2.『名探偵・森江春策』(2017/8/20発売)
東京創元社
<あらすじ>
レトロな探偵小説に熱中する小学生・森江春策は、ある日黄昏の車窓から見つけた《電氣世界館》の看板に惹かれ、謎の館と老紳士を巡る大冒険を体験した。その後も“存在しない13号室”の謎に挑み、大学の級友の依頼で下宿館の密室殺人の真相を見抜き、新聞記事の取材で訪れた廃ホテルの生首の謎を解く――
ある名探偵が遭遇してきた数々の不可能犯罪を年代順に収めた、多彩なシチュエーションとトリックの限りを尽くすマニア必読の一冊!
※『少年は探偵を夢見る』改題・文庫化。
2006年の単行本を改題した文庫版です。
3.『異次元の館の殺人』(2016/9/8発売)
光文社
<あらすじ>
証拠品鑑定のため、粒子加速器をもつ研究施設を訪れた検事の菊園綾子。だが鑑定中に加速器が暴走し始める。一方、調査のため弁護士の森江春策と共に西洋館を訪れた菊園は、密室殺人事件に遭遇する。
菊園が推理を披露しようとしたそのとき、加速器の影響で彼女は異次元へ飛ばされてしまう!真相を見抜かないと元の世界に戻れない!?
奇想爆発の本格ミステリー。
2014年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『鶴屋南北の殺人』(2020/6/17発売)
- 『おじさんのトランク』(2019/7/17発売)
- 『少年少女のためのミステリー超入門』(2018/11/9発売)
■文庫本新刊
- 『楽譜と旅する男』(2019/6/12発売)
- 『名探偵・森江春策』(2017/8/20発売)
- 『異次元の館の殺人』(2016/9/8発売)
比較的マイペースに作品を発表している芦辺拓さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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