2017年、『くちなし』で第158回直木三十五賞候補となった彩瀬まるさん。
そんな彩瀬まるさんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
彩瀬まるの単行本新刊情報
1.『かんむり』(2022/9/14発売)
最新刊
幻冬舎
<あらすじ>
「私たちはどうしようもなく、別々の体を生きている」夫婦。血を分けた子を持ち、同じ墓に入る二人の他人。かつては愛と体を交わし、多くの言葉を重ねたのに、今はーー。夫が何を考え、どんな指をしているのかさえわからない。
「私のかんむりはどこにあるのか」
著者四年ぶり書き下ろし長編。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『新しい星』(2021/11/24発売)
文藝春秋
<あらすじ>
「普通」の人生を謳歌していたはずの四人に訪れる、思いがけない転機。コロナ時代の「普通」に揺れる、ある四人の男女のリアル。
3.『川のほとりで羽化するぼくら』(2021/8/30発売)
短編集
KADOKAWA
<あらすじ>
私たちを縛る不自由と軽やかに超えゆく一歩を描いた、新時代の希望の物語一年にたった一度の逢瀬。それだけを楽しみに機を織りつづける織女の緋浅は、自分たちを縛る「罪」の託宣の違和感に気づき、恋人の牛飼いに天の川を下って逃げだそうと提案する(「ながれゆく」)。
他3編。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
彩瀬まるの文庫本新刊情報
1.『さいはての家』(2023/1/20発売)
文庫最新刊、短編集
集英社
<あらすじ>
駆け落ち、逃亡、雲隠れ。
行き詰まった人々が、ひととき住み着く「家」を巡る連作短編集。家族を捨てて逃げてきた不倫カップル――「はねつき」
逃亡中のヒットマンと、事情を知らない元同級生――「ゆすらうめ」
新興宗教の元教祖だった老齢の婦人――「ひかり」
親の決めた結婚から逃げてきた女とその妹――「ままごと」
子育てに戸惑い、仕事を言い訳に家から逃げた男――「かざあな」
2020年の単行本の文庫版です。
2.『珠玉』(2022/11/10発売)
双葉社
<あらすじ>
没後も語り継がれる美しい歌姫だった祖母を持つ歩。祖母と似ても似つかない容姿がコンプレックスで、他人の美貌に辟易し、なるべく目立たぬように生きていた。しかし、歩の運営するファッションブランドが経営困難な状況に陥り困っていたところ、モデルの穣司と出会い……。
自らの弱さに目を瞑ってきた人間たちが一歩ずつ成長する姿を丁寧に描いた物語。
2018年の単行本の文庫版です。
3.『不在』(2021/4/23発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
長らく疎遠だった父が、死んだ。遺言状には「明日香を除く親族は屋敷に立ち入らないこと」という不可解な言葉。娘の明日香は戸惑いを覚えたが、医師であった父が最期まで守っていた洋館を、兄に代わり受け継ぐことを決める。
25年ぶりに足を踏み入れた生家には、自分の知らない父の痕跡がそこかしこに残っていた。年下の恋人・冬馬と共に家財道具の処分を始めた明日香だったが、整理が進むにつれ、漫画家の仕事がぎくしゃくし始め、さらに俳優である冬馬との間にもすれ違いが生じるようになる。
次々に現れる奇妙な遺物に翻弄される明日香の目の前に、父と自分の娘と暮らしていたという女・妃美子が現れて……。
2018年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『かんむり』(2022/9/14発売)
- 『新しい星』(2021/11/24発売)
- 『川のほとりで羽化するぼくら』(2021/8/30発売)
コンスタントに作品を発表している彩瀬まるさん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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