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鈴木光司さんの「リングシリーズ」は見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」の恐怖を描いた人気シリーズ。
そんな鈴木光司さんの「リングシリーズ」の読む順番を紹介いたします!
鈴木光司「リングシリーズ」の読む順番
現在3作がKADOKAWAから刊行されています。
おすすめの読む順番としては、「刊行順の1~3、外伝、5、4作目の順番」が良いので紹介していきます。
まずは刊行順に並べます。
1.『リング』(1991年)
<あらすじ>
一本のビデオテープを観た四人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。この忌まわしいビデオの中には、一体どんなメッセージが……
恐怖とともに、未知なる世界へと導くオカルト・ホラーの金字塔。
こちらが第1作目。
まさにホラーの金字塔として君臨する作品。ホラー好きなら必読の書です。
2.『らせん』(1995年)
<あらすじ>
幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山の解剖を担当し、冠動脈から正体不明の肉腫を発見した。遺体からはみ出した新聞に書かれた数字は「リング」という言葉を暗示していた。
2作目。
『リング』の世界観に繋がる作品で、ホラーでありながらどんでん返しも楽しめます。
3.『ループ』(1998年)
<あらすじ>
医学生の馨にとって家族はかけがえのないものだった。しかし、父親と馨の恋人を始め、多くの人々が次々と新種のガンウィルスに侵され、世界は存亡の危機に立たされた。ウィルスはどこからやって来たのか? あるプロジェクトとの関連を知った馨は1人アメリカの砂漠を疾走するが……。
『リング』『らせん』で提示された謎と世界の仕組み、人間の存在に深く迫るシリーズ完結編。
3作目。
前2作の謎と世界を回収していきながら、生命の根源にも迫っていきます。
いったん3作で完結しますが、新たにシリーズの続きが刊行されました。
4.『エス』(2012年)
<あらすじ>
中年男の首吊り自殺の模様を中継した不気味な動画。その真偽の解析を依頼された安藤孝則は動画の中の男が少しずつ不気味に変化していることに気付くが……!?
「リング」シリーズ最新作。新たな恐怖の胎動!
4作目。
少し物語の前提に説明不足がありますので、5作目の『タイド』を先に読むと、スムーズに読み進められると思います。
5.『タイド』(2013年)
<あらすじ>
高山竜司と二見馨という二人の男の人生を生きた記憶を持つ予備校講師の柏田誠二は、生徒から持ち込まれた相談をきっかけに貞子の呪いの真実を知り、自らの役割を自覚する……『リング』から続く怨念の正体とは!?
5作目。
時系列的に、4作目の前にこちらの5作目を先に読むことをオススメします。
『リング』シリーズ外伝
『バースデイ』(1999年)
短編集
<あらすじ>
リングの事件発生からさかのぼること三十年あまり。小劇団・飛翔の新人女優として不思議な美しさを放つひとりの女がいた。山村貞子―。貞子を溺愛する劇団員の遠山は、彼女のこころを掴んだかにみえたが、そこには大きな落とし穴があった…
リング事件ファイル0ともいうべき「レモンハート」、シリーズ中最も清楚な女性・高野舞の秘密を描いた「空に浮かぶ棺」、『ループ』以降の礼子の意外な姿を追う「ハッピー・バースデイ」。
“誕生”をモチーフに三部作以上の恐怖と感動を凝縮した、シリーズを結ぶ完結編。
外伝に当たる短編集です。
1~3作目を読んでから、こちらを読むと良いでしょう。
まとめ
それではおさらいします。
刊行順ではなく、オススメの読む順番を記載します。
鈴木光司「リングシリーズ」の読む順番は以上のようになります。
基本的には最初の3作で完結ですので、まずは『リング』『らせん』『ループ』の順。
世界観を補強したい方は外伝『バースデイ』を読み、新シリーズにも興味が出たら『タイド』『エス』の順に読むと良いでしょう。
それでは、良い読書体験を!
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