2005年に『果てしなき渇き』で「第3回このミステリーがすごい!大賞」を受賞した深町秋生さん。ハードボイルドな作風で人気です。
そんな深町秋生さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
深町秋生の単行本新刊情報
1.『探偵は田園をゆく』(2023/2/22発売)
最新刊
光文社
<あらすじ>
椎名留美は元警官。山形市に娘と二人で暮らし、探偵業を営んでいる。便利屋のような依頼も断らない。ある日、風俗の送迎ドライバーの仕事を通じて知り合った女から、息子の捜索を依頼される。遺留品を調べた留美は一人の女に辿り着く。
地域に密着した慈善活動で知名度を上げたその女は、市議会への進出も噂されている。彼女が人捜しの手がかりを握っているのか。タフなシングルマザー探偵の活躍、再び!
単行本はこちらが最新刊になります。
2.『ファズイーター』(2022/3/24発売)
幻冬舎
<あらすじ>
警視庁上野署の若手署員がナイフを持った男に襲われ、品川では元警官が銃弾に倒れた。いずれも犯人は捕まっていない。一方、指定暴力団の印旛会も幹部の事故死や失踪が続き、混乱を極めていた。組織犯罪対策課の八神瑛子は傘下の千波組の関与を疑う。数ヶ月前から、ご法度の薬物密売に突然手を出し、荒稼ぎしているからだ。
裏社会からも情報を得て、カネで飼い慣らした元刑事も使いながら、真相に近づいていく八神。だがそのとき、彼女自身が何者かに急襲され……。
手段を選ばない捜査で数々の犯人を逮捕してきた八神も、ここで終わりなのか?
八神瑛子シリーズ最新作です。
関連記事>深町秋生「八神瑛子シリーズ」の最新刊と読む順番、あらすじまとめ
3.『鬼哭の銃弾』(2021/1/21発売)
双葉社
<あらすじ>
警視庁捜査一課の刑事・日向は多摩川河川敷で起きた発砲事件の捜査を命じられる。使用された拳銃の線条痕が、22年前の「スーパーいちまつ強盗殺人事件」で使用された拳銃と一致。
家庭を崩壊させた鬼刑事の父親が捜査を担当した〝因縁の事件〟に対峙することに――。カネと暴力と欲望が渦巻く緊迫のエンターテインメント警察小説!
文庫版が発売です(下記参照)。
4.『煉獄の獅子たち』(2020/9/30発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
関東最大の暴力団・東鞘会は大きなターニング・ポイントを迎えていた。会長の氏家必勝が逮捕された上、死期が迫っていたのだ。跡目を継ぐのは誰か? 改革路線で頭角を現した副会長の神津太一か、あるいは実子の氏家勝一か。
勝一の子分で、その栄達を信じて疑わない織内鉄は、必勝が下した決断に衝撃を受ける。跡目に選ばれたのはなんと神津だった……。
一方警察は、必勝の逮捕を端緒に、組織の壊滅を目論んでいた。ヤクザ者を心底憎む組対四課の我妻邦彦は、違法すれすれの荒業で東鞘会構成員を逮捕、更なる大物を狙っていた。
しかし、捜査中に出会ったある女性が我妻の心を狂わせはじめる。
大注目を浴びた『地獄の犬たち』の続篇にして前日譚――。
文庫版が発売です(下記参照)。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
深町秋生の文庫本新刊情報
1.『鬼哭の銃弾』(2024/7/10発売)
文庫最新刊
双葉社
<あらすじ>
捜査一課の刑事・日向直幸は多摩川河川敷発砲事件の捜査を命じられる。使用された拳銃の線条痕が、22年前の「スーパーいちまつ強盗殺人事件」で使用された拳銃と一致。迷宮入り事件が一気に動き出す。その事件は鬼刑事の父・繁が担当し、捜査にのめり込むあまり家庭を崩壊させた。警官親子が骨肉の争いの果てに辿り着いた凶悪事件の真実とは――。
2021年刊行作品の文庫版です。
2.『スリーアミーゴス バッドカンパニー 3』(2024/5/21発売)
集英社
<あらすじ>
相手はヤクザから国会議員まで。“地獄の沙汰も金次第”を地で行く人材派遣会社「NAS」が大暴れのシリーズ第3弾。
3.『新装版 ジャックナイフ・ガール』(2023/10/5発売)
短編集
宝島社
<あらすじ>
20XX年、震災によって荒廃した東北をひとりの少女が爆走する。稀代の不良・桐崎マヤ――ナイフを常に持ち歩き、目的のためなら手荒い行為もいとわない、通称“切り裂き”マヤ。時に大麻を収穫すべく舎弟を連れて隣県まで乗り込み、時に強盗放火殺人の容疑をかけられながら真犯人を追いかけ……。
無慈悲な世界を舞台にした連作短編集が、深町秋生デビュー20周年を記念して装いを新たに再臨!
2014年刊行作品の文庫新装版です。
4.『天国の修羅たち』(2022/8/24発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
ヤクザにも物怖じしない、恐れ知らずの老ジャーナリストが殺害された。犯人を追う警視庁捜査一課の神野真里亜は、元同僚の鑑識官から、信じられない人物が捜査線に上がったことを知らされる。真実を明らかにするべく独自に捜査を進める真里亜は、気がつけば警視庁を揺るがす陰謀に巻き込まれていた……。
読む者すべてを圧倒する、映画原作「ヘルドッグス」慟哭の完結編!
5.『煉獄の獅子たち』(2022/6/10発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
関東最大の暴力団・東鞘会の跡目争いは熾烈を極めていた。現会長の実子・氏家勝一は、子分の織内に台頭著しい会長代理の暗殺を命じる。一方、ヤクザを憎む警視庁の我妻は東鞘会壊滅に乗り出していた……。
2020年刊行作品の文庫版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『探偵は田園をゆく』(2023/2/22発売)
- 『ファズイーター』(2022/3/24発売)
- 『鬼哭の銃弾』
(2021/1/21発売) - 『煉獄の獅子たち』
(2020/9/30発売)
■文庫本新刊
- 『鬼哭の銃弾』(2024/7/10発売)
- 『スリーアミーゴス バッドカンパニー 3』(2024/5/21発売)
- 『新装版 ジャックナイフ・ガール』(2023/10/5発売)
- 『天国の修羅たち』(2022/8/24発売)
- 『煉獄の獅子たち』(2022/6/10発売)
比較的マイペースで作品を発表している深町秋生さん。新作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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