2012年度のロマン大賞を「嘘つきな五月女王(メイ・クイーン)」で受賞し、同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ 〜五月祭(メイ・デイ)の求婚〜』にて、2013年にコバルト文庫よりデビューした白川紺子(しらかわ・こうこ)さん。
そんな白川紺子さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
白川紺子の単行本新刊情報
1.『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(2024/11/26発売)
最新刊
集英社
<あらすじ>
成都(せいと)随一の高級旅館、張家楼(ちょうかろう)。主人は成都屈指の豪商、張家の末息子・(※)琬圭(えんけい)である。すこぶる病弱な琬圭は、23歳になる今まで幾度となく生死の境をさまよった。風が吹いては寝込み、雨が降っては寝込む。とにかく体が弱いのである。ある日、久しぶりに体調がよく市をそぞろ歩いていると、売卜者(占い師)のような男から突然声をかけられる。いわく、琬圭は幽鬼、妖魅のたぐいを引き寄せる体質で、そのために不調が出るのだと。半信半疑の琬圭だが、彼にお祓いをしてもらうと、確かに調子がいい。それを知った琬圭の父親は、どういうわけか、売卜者の娘を嫁にもらえと言いだした!戸惑う琬圭をよそに結婚話は進み、いよいよ娘はやってきた。
――そう、色とりどりに輝く雲に乗り、空の上から。天女とみまがう美しい少女は琬圭に歩みよると、「人間の花婿なんて今時、流行らないわ」と言い放つ。どうやら彼女は「人」ではないらしい……。果たしてこの夫婦、一体どうなる!?
こちらが単行本の最新刊になります。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
白川紺子の文庫本新刊情報
1.『京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う』(2024/11/11発売)
文庫最新刊
PHP研究所
<あらすじ>
呪いを解くためには、俺を殺せ――謎の少年高良(たから)にそう言われた澪(みお)だが、高良と共に生き延びる道があるのではないかと模索していた。そんな澪に、一筋の光明が見えてくる。古代から転生を繰り返す「千年蠱(せんねんこ)」の呪いを別のものに転化することができれば、高良を死なせずにすむのではないか――。
澪の言葉に微かな希望を抱いた高良は、何かを思い立ち、彼女のもとを去っていく。
京都の一乗寺、蠱師(まじないし)が営む下宿屋「くれなゐ荘」が舞台。兄の漣(れん)や澪の護衛を務める波鳥(なとり)ら仲間たちが見守るなか、澪は難題に果敢に挑んでいこうとするのだが……。
京都各地の風物詩、歴史、自然を絡めて、呪いの因果が綴られる、『後宮の烏』で人気の著者による呪術幻想譚シリーズ第五弾。文庫書き下ろし。
2.『花菱夫妻の退魔帖 四』(2024/7/10発売)
光文社
<あらすじ>
お祓いを裏稼業とする男爵・花菱孝冬のもとに嫁いだ鈴子。花菱家の本邸がある淡路島で、孝冬がお祓いに呼び寄せる十二単の霊・淡路の君の秘密と、鈴子が花菱家へ嫁ぐことになった因縁を知る。再び東京へ戻り、心機一転、新たな心持ちで稼業に臨む花菱夫妻に持ち込まれたのは、楡子爵の旧邸に出る血まみれな女の幽霊のお祓いだった。
早速、幽霊の正体を探り始める孝冬と鈴子だったが……。果たして、この幽霊は淡路の君が好んで〝食らう〟ような恨み辛みの深い女なのか?
大人気悪霊退治ファンタジー第四弾!
3.『海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲』(2024/5/15発売)
講談社
<あらすじ>
世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。沙来の天才楽師・忌は海から聞こえる音色に心奪われ、滅びの曲と知らずに奏でてしまう。
隣国・沙文と戦を重ねていた沙来は領主を失い、「海神の娘」累が産んだ男児は「敵国・沙文の次の領主となる」と託宣を受ける。
自らの運命を知り、懸命に生きる若き領主と神の娘の婚姻譚。
4.『烏衣の華』(2024/4/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。そう噂される董月季(とうげっき)は、幽鬼を祓い王朝を守護する巫術師の名門・董家の娘だ。しかし彼女の顧客は市井の人々。
ある日、名家・鼓方(こほう)家からの依頼を受け、彼女は楊柳島(ようりゅうとう)へ行くことに。お目付役として、幼馴染みで許婚の封霊耀(ほうれいよう)を伴い、鼓方家に現れる女の幽鬼の調査を始める。
しかしその矢先、依頼人が死亡する事件が起きて……。秘密を抱えた美貌の巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー!
5.『花菱夫妻の退魔帖 三』(2024/1/11発売)
光文社
<あらすじ>
鈴子と孝冬は花菱家の本邸のある淡路島へ。淡路島は花菱家の歴史が詰まった場所だ。二人は神事をこなす一方、地元の村人たちのお祓いの依頼を引き受けることに。弁天像の背後ですすり泣く青年、百日紅の木の下で悲しげに歌う少女、不幸が続く旧家——。
そして淡路の君について調べると、鈴子の出生にもつながる事実が隠されていた。連続重版! ファン待望の大人気シリーズ第三弾!
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』(2024/11/26発売)
■文庫本新刊
- 『京都くれなゐ荘奇譚(五) 呪いは月夜に恋い惑う』(2024/11/11発売)
- 『花菱夫妻の退魔帖 四』(2024/7/10発売)
- 『海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲』(2024/5/15発売)
- 『烏衣の華』(2024/4/25発売)
- 『花菱夫妻の退魔帖 三』(2024/1/11発売)
以上になります。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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