小説の新刊、新作情報(作家別) PR

【2024年最新版】円城塔の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

円城塔の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2012年「道化師の蝶」で第146回芥川龍之介賞を受賞した円城塔(えんじょう・とう)さん。

そんな円城塔さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

円城塔の単行本新刊情報

1.『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』(2024/9/11発売)

最新刊

文藝春秋

<あらすじ>
2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。自らを生命体であると位置づけ、この世の苦しみとその原因を説き、苦しみを脱する方法を語りはじめた。

そのコードは対話プログラムだった。そしてやがて、ブッダ・チャットボットの名で呼ばれることとなる――機械仏教の開基である。

はたして機械は救われるのか?

上座部、天台、密教、禅……人が辿ってきた仏教史を、人工知能が再構築する、壮大な”機械救済”小説。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『ムーンシャイン』(2024/7/27発売)

短編集

東京創元社

<あらすじ>
曾祖父の遺したノートに記された八つの■をめぐる物語

「パリンプセスト あるいは重ね書きされた八つの物語」、「ムーンシャイン予想」を下敷きに繰り広げられる軽快な数学SF「ムーンシャイン」、生まれ変わりを教義の中心におく〈エルゴード教団〉の奇怪な歴史を描く「遍歴(エルゴディック)」、『紙魚の手帖』vol.12に掲載された「ローラのオリジナル」を収録した短編集。

著者による作品解題つき。

 

3.『ねこがたいやきたべちゃった』(2023/5/5発売)

絵本

合同会社アタシ社

<あらすじ>
そこは花咲く丘のうえ。猫のブラボーのたいやき屋さんは、朝から大忙し。ともだち猫のトロットも、配達をお手伝い。

でも、気をつけて……みんなたいやきが、だーい好きだから!

リズミカルで可笑しくて、ちょっぴり不思議なお話を書いたのは、これが初の絵本となる円城塔。愛おしいキャラクターを描いたのは、渋谷スクランブルスクエアのビジュアルなどを手掛ける fancomi。

ふたりとも、小学校低学年の子を持つお父さん。愛情たっぷりにこの絵本をつくりました。

 

4.『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(2022/7/26発売)

集英社

<あらすじ>
TVアニメシリーズ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』小説版!

2030年、千葉県逃尾市に一体の未確認飛行生物が飛来する。

「ジェットジャガー」と呼ばれる銀色のロボットと交戦の末、突然死を遂げたその怪鳥は「ラドン」と名付けられた。

その後、逃尾市周辺でラドンの死骸が相次いで発見されて――小説で描かれるもう一つの物語。

 

5.『文字渦』(2018/7/31発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
昔、文字は本当に生きていたのだと思わないかい?

――秦の始皇帝の兵馬俑から発掘された三万の漢字「文字渦」

――硯のうえで文字を闘わせる、いにしえの言語遊戯「闘字」

――漢字の領土争いにルビの反乱! Unicode宇宙大戦「誤字」

――さらには、恐ろしい大量殺字事件までもが起こり「幻字」

こんな小説、見たことない! twitterで話題騒然! 各紙誌絶賛の渦! 文字の起源から未来までを幻視する全12篇からなる連作小説集。

すでに文庫版が発売です(下記参照)。

 


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



円城塔の文庫本新刊情報

1.『雨月物語』(2024/11/6発売)

文庫最新刊、短編集

河出書房新社

<あらすじ>
江戸の上田秋成が超絶技巧を駆使した怪異奇談集の傑作を、現代の円城塔による史上最高の現代語訳でおくる。

「菊花の約」他、全9編。

 

2.『文字渦』(2021/1/28発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
「昔、文字は本当に生きていたのじゃないかと思わないかい」――。

始皇帝の陵墓づくりに始まり、道教、仏教、分子生物学、情報科学を縦横に、変化を続ける「文字」を主役として繰り広げられる異色の連作集。文字を闘わせる遊戯に隠された謎、連続殺「字」事件の奇妙な結末、本文から脱出し短編間を渡り歩くルビの旅……。

雑誌「新潮」連載中からあまりの常識破りにSNS騒然、「電子化は無理なやつ」の声多数(しかし電子書籍化に成功しました)、中国語版翻訳者の丁丁虫氏は「翻訳不能! 」と困惑顔。

小説の地平を拓く12編、川端康成文学賞・日本SF大賞W受賞の話題作。

2018年の単行本の文庫版です。

3.『読書で離婚を考えた。』(2020/2/6発売)

読書紹介本

幻冬舎

<あらすじ>
夫婦で本を勧めあい、感想を交換すれば、相互理解が進み、仲良くなれるはずだった。

なのに、『羆嵐』『VOWやもん! 』『クージョ』『台所のおと』『黄昏流星群』と、妻と夫が交互に本を紹介する読書リレーは、どんどん雰囲気が険悪に。

相手の意図がわからず、慣れない本に右往左往、レビューに四苦八苦。作家夫妻にしかできない画期的読書案内。

2017年の単行本の文庫版です。

4.『シャッフル航法』(2018/9/5発売)

短編集

河出書房新社

<あらすじ>
世界の果ての青春、宇宙一の料理に秘められた過去、主人公連続殺人事件……

甘美で繊細、壮大でボンクラ、極上の作品集。

2015年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。

 



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『雨月物語』(2024/11/6発売)
  2. 『文字渦』(2021/1/28発売)
  3. 『読書で離婚を考えた。』(2020/2/6発売)
  4. 『シャッフル航法』(2018/9/5発売)

かなりマイペースな円城塔さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を

Kindle Unlimitedを無料体験してみる

「Kindle Unlimited」は、月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。

専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。

1~2冊読めば元が取れますので、ふだんそのくらいの量の本を読んでいる方や、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。

最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。

Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!

Kindle Unlimitedを無料体験してみる

ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
こちらの記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。