2015年、『つまをめとらば』で第154回直木賞を受賞した青山文平さん。
そんな青山文平さんの新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
青山文平の単行本新刊情報
1.『泳ぐ者』(2021/3/17発売)
最新刊
新潮社
<あらすじ>
毎日決まった時刻に江戸の大川を泳ぐ男。些細な光景に〈未解決の闇〉が広がっていた――。
人の心と過去を抉る慟哭の時代ミステリー。
こちらが単行本の最新刊になります。
2.『江戸染まぬ』(2020/11/5発売)
短編集
文藝春秋
<あらすじ>
江戸に生きる人々が織りなす鮮やかな人生。“青山流時代小説”の真骨頂!旗本の次男坊で部屋住みの俺は、武家であらねばならぬ、などとは思っていない。堅物の兄が下女に好意を寄せているのを見て取って、わざと下女にちょっかいを出そうとするが、気づくと女は身籠っていた。
しかも父親は、隠居の祖父だという。六十九歳の老人に女で負けた俺がとった行動は――。
直木賞受賞作『つまをめとらば』に連なる傑作短編集。全7編収録。
3.『跳ぶ男』(2019/1/12発売)
文藝春秋
<あらすじ>
土地も金も水も米もない、ないない尽くしの藤戸藩に、道具役(能役者)の長男として生まれた屋島剛は、幼くして母を亡くし、嫡子としての居場処も失った。以来、三つ齢上の友・岩船保の手を借りながら独修で能に励んできたが、保が切腹を命じられた。
さらに、藩主が急死し、剛が身代わりとして立てられることに。そこには、保の言葉と、藩のある事情があった―。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
青山文平の文庫本新刊情報
1.『遠縁の女』(2020/5/8発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
武者修行から国に戻った男が直面した驚愕の現実と、幼馴染の女の仕掛けてきた罠。直木賞受賞作に続く、男女が織り成す鮮やかな世界。
2017年の単行本の文庫版です。
2.『半席』(2018/9/28発売)
新潮社
<あらすじ>
御家人から旗本に出世すべく、仕事に励む若き徒目付の片岡直人。だが上役から振られたのは、不可解な事件にひそむ「真の動機」を探り当てる御用だった。職務に精勤してきた老侍が、なぜ刃傷沙汰を起こしたのか。歴とした家筋の侍が堪えきれなかった思いとは。人生を支えていた名前とは。
意外な真相が浮上するとき、人知れずもがきながら生きる男たちの姿が照らし出される。珠玉の武家小説。
2016年の単行本の文庫版です。
3.『励み場』(2018/8/9発売)
角川春樹事務所
<あらすじ>
智恵は、勘定所で普請役を務める夫・信郎と、下谷稲荷裏でつましくも幸せに暮らしていた。信郎は若くして石澤郡の山花陣屋元締め手代まで登りつめたが、真の武家になるため、三年前に夫婦で江戸に出てきたのだ。そんなある日、三度目の離縁をし、十行半の女になった姉の多喜が江戸上がりしてきた。
一方、その頃、信郎は旗本の勘定から直々に命を受け、上本条付にひとり出向いていたが…。
己の「励み場」とは何か?家族とは何か?―直木賞作家が描き切った渾身の長篇小説。
2016年の単行本の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
比較的コンスタントに作品を発表している青山文平さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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