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【2024年最新版】円城塔の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

円城塔の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2012年「道化師の蝶」で第146回芥川龍之介賞を受賞した円城塔(えんじょう・とう)さん。

そんな円城塔さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

円城塔の単行本新刊情報

1.『ねこがたいやきたべちゃった』(2023/5/5発売)

最新刊、絵本

合同会社アタシ社

<あらすじ>
そこは花咲く丘のうえ。猫のブラボーのたいやき屋さんは、朝から大忙し。ともだち猫のトロットも、配達をお手伝い。

でも、気をつけて……みんなたいやきが、だーい好きだから!

リズミカルで可笑しくて、ちょっぴり不思議なお話を書いたのは、これが初の絵本となる円城塔。愛おしいキャラクターを描いたのは、渋谷スクランブルスクエアのビジュアルなどを手掛ける fancomi。

ふたりとも、小学校低学年の子を持つお父さん。愛情たっぷりにこの絵本をつくりました。

こちらが単行本の最新刊になります。

2.『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(2022/7/26発売)

集英社

<あらすじ>
TVアニメシリーズ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』小説版!

2030年、千葉県逃尾市に一体の未確認飛行生物が飛来する。

「ジェットジャガー」と呼ばれる銀色のロボットと交戦の末、突然死を遂げたその怪鳥は「ラドン」と名付けられた。

その後、逃尾市周辺でラドンの死骸が相次いで発見されて――小説で描かれるもう一つの物語。

 

3.『文字渦』(2018/7/31発売)

短編集

新潮社

<あらすじ>
昔、文字は本当に生きていたのだと思わないかい?

――秦の始皇帝の兵馬俑から発掘された三万の漢字「文字渦」

――硯のうえで文字を闘わせる、いにしえの言語遊戯「闘字」

――漢字の領土争いにルビの反乱! Unicode宇宙大戦「誤字」

――さらには、恐ろしい大量殺字事件までもが起こり「幻字」

こんな小説、見たことない! twitterで話題騒然! 各紙誌絶賛の渦! 文字の起源から未来までを幻視する全12篇からなる連作小説集。

すでに文庫版が発売です(下記参照)。

4.『読書で離婚を考えた。』(2017/6/22発売)

読書紹介本

幻冬舎

<あらすじ>
夫婦でお互いに本を勧め合って、読書感想文を交換しあえば、いまよりもっと相互理解が進み、仲良くなるのでは――?

そんな思いで始まった、芥川賞作家・円城塔とホラー作家・田辺青蛙の夫婦読書リレー。『羆嵐』『VOWやもん! 』『クジョー』『台所のおと』『黄昏流星群』などなど、妻から夫へ、夫から妻へと課題図書が指定されるたびに、なぜか雰囲気はどんどん険悪に。

相手の意図をはかりかね、慣れない本に右往左往、レビューに四苦八苦。作家夫婦のコミュニケーションはなんだかちょっと変だけど、夫婦の格闘の軌跡を覗き見ながら、読みたい本も見つかる画期的な一冊。

すでに文庫版が発売されています(下記参照)。


単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



円城塔の文庫本新刊情報

1.『文字渦』(2021/1/28発売)

文庫最新刊、短編集

新潮社

<あらすじ>
「昔、文字は本当に生きていたのじゃないかと思わないかい」――。

始皇帝の陵墓づくりに始まり、道教、仏教、分子生物学、情報科学を縦横に、変化を続ける「文字」を主役として繰り広げられる異色の連作集。文字を闘わせる遊戯に隠された謎、連続殺「字」事件の奇妙な結末、本文から脱出し短編間を渡り歩くルビの旅……。

雑誌「新潮」連載中からあまりの常識破りにSNS騒然、「電子化は無理なやつ」の声多数(しかし電子書籍化に成功しました)、中国語版翻訳者の丁丁虫氏は「翻訳不能! 」と困惑顔。

小説の地平を拓く12編、川端康成文学賞・日本SF大賞W受賞の話題作。

2018年の単行本の文庫版です。

2.『読書で離婚を考えた。』(2020/2/6発売)

読書紹介本

幻冬舎

<あらすじ>
夫婦で本を勧めあい、感想を交換すれば、相互理解が進み、仲良くなれるはずだった。

なのに、『羆嵐』『VOWやもん! 』『クージョ』『台所のおと』『黄昏流星群』と、妻と夫が交互に本を紹介する読書リレーは、どんどん雰囲気が険悪に。

相手の意図がわからず、慣れない本に右往左往、レビューに四苦八苦。作家夫妻にしかできない画期的読書案内。

2017年の単行本の文庫版です。

3.『シャッフル航法』(2018/9/5発売)

短編集

河出書房新社

<あらすじ>
世界の果ての青春、宇宙一の料理に秘められた過去、主人公連続殺人事件……

甘美で繊細、壮大でボンクラ、極上の作品集。

2015年の単行本の文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

文庫本新刊

  1. 『文字渦』(2021/1/28発売)
  2. 『読書で離婚を考えた。』(2020/2/6発売)
  3. 『シャッフル航法』(2018/9/5発売)

かなりマイペースな円城塔さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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