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【2024年最新版】白石一文の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

白石一文の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2010年「ほかならぬ人へ」で第142回直木賞を受賞した白石一文さん。

そんな白石一文さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

白石一文の単行本新刊情報

1.『Timer 世界の秘密と光の見つけ方』(2024/5/27発売)

最新刊

毎日新聞出版

<あらすじ>
「どんなにかなしいことがあっても、本当にかなしむ必要はない。この世界に悲劇なんてものは存在しないんだから。」

89歳までの健康長寿を約束する夢の装置Timerを開発し、失踪したサカモト博士が残したメッセージにはどんな意味があったのか?

装着したTimerの消滅日=死を目前に、カヤコは突然、「博士を捜し出し、Timerの秘密をが知りたい」と言い出した。その時限設定を解除した者は不老不死になるという噂もある。彼女の真意は不明だが僕は同行を決めた。

年老いて夫婦二人きりになった今、カヤコの死は、僕の死だった。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『かさなりあう人へ』(2023/10/12発売)

祥伝社

<あらすじ>
スーパーの人気商品を盗んだ野々宮志乃は、万引きGメンから声をかけられる。

咄嗟に志乃は、店の駐輪場にいた箱根勇に、「あなた」と夫のごとく呼びかけた。勇は反射的に夫婦を装い、志乃を助けて……。夫に先立たれた四十代販売員の志乃と、不倫が原因で離婚した五十代会社員の勇。

親しげな言葉を交わすようになったふたりは、断ち切れぬ絆を感じる。傷を抱えた大人たちが辿り着いた場所とは――。

 

3.『投身』(2023/5/26発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
最高の人生
永遠の快楽
その、極北

十字架を背負った女が、死にゆく男と交わした奇妙な約束――。衝撃のラスト4ページの先に、あなたは何を見るだろうか。

介護に疲れて次々と男を買う女、妹の夫との際どい週末のひととき、両親・祖父母が遺した消えない禍根、忘れ得ぬ男との別離と心に刻まれた深い傷跡。そして、死にゆく男が示した奇妙な交換条件……。

いくつもの人生が響き合い、絡み合う。そして物語は、衝撃のラストへ。人生と世界の営みの深淵を追い続ける作家が到達した、新たな極点

 

4.『松雪先生は空を飛んだ』(2023/1/30発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
「今日から、きみたちは自由に空を飛ぶことができる」

スーパー・パリットストアの総菜部新入社員、銚子太郎は窮地に立たされていた。発注ミスで野菜サラダのパックが100個も届いてしまったのだ。通常の10倍量のサラダを前に困り果てる銚子太郎だったが、ベテランパート久世さんの「サラダ記念日を絡めたPOPをつける」という名案に救われる。

それをきっかけに久世さんと仲良くなった銚子太郎は、ある日木から降りられなくなった猫を助けるために、空中を飛行する久世さんを目撃してしまう――。

既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。描かれる複数の男女の生活と歴史、そして見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。

やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくる。時を経て、再び最終講話メンバーが集まった時、松雪先生の頭にあった計画とは――

 

5.『道』(2022/6/28発売)

小学館

<あらすじ>
一枚の絵が、世の中の仕組みを大きく覆す。

男は、どん詰まりの場所にいた。二年半前の大学生だった娘の交通事故死。そこから精神の変調を来たし、二度の自殺未遂の隘路から抜け出せない妻。あれを試すしかないのか‐‐。

かつて、高校受験に失敗した直後、失意のうちに目にした「道」というタイトルの一枚の絵。そして、そのあとに訪れた名状しがたい不思議な出来事。

40年ぶりにその絵を目にした男は、気が付けば、交通事故が愛娘に起こる直前の三軒茶屋の交差点にいた。

構想10年。満を持して放つ、アンストッパブル巨編。

文庫版が発売です(下記参照)。


続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



白石一文の文庫本新刊情報

1.『強くて優しい』(2024/7/11発売)

文庫最新刊

祥伝社

<あらすじ>
「小柳のためならいつでも死んでやる」 14歳の夏、仲間優司の放った言葉を小柳美帆が忘れることはなかった。 20年後、エリート新聞記者との結婚を控えた美帆は、地元福岡で優司と偶然再会する。

婚約者の裏切りと母への不信に苦しむ美帆は、優司のそばでかつてない安らぎを覚え、ある願いを抱く。だが背中に龍の刺青のある優司には、語られぬ壮絶な過去があって……。

『心に龍をちりばめて』改題作品

2007年の単行本を改題した文庫新装版です。

2.『快挙』(2024/5/17発売)

鉄筆

<あらすじ>
白石一文史上、最も!?ハッピーエンドな物語。「とにかく、今日は人生で一番嬉しい日だ。やったぞって気分なんだ。」邂逅、結婚、転身、流産、裏切り……夫婦の実相を描いた快作。

カメラマン志望の俊彦はある日、撮影のために訪れた東京・月島の路地で「小料理すま」を営むみすみと出会う。二人はほどなく結婚。やがて俊彦は小説家へと転身を図るが、作家デビューはままならず、みすみは二度の流産で悲嘆に暮れる。そんな折、阪神淡路大震災が発生し、みすみの実家が被災して……。

時々に吹き荒れる逆風、荒波に翻弄されながらも懸命に生きる二人。だが、いよいよ追い詰められた俊彦が、命を投げ捨てるほどの覚悟で決断し、掴み取った「快挙」とは。

2013年の単行本の文庫新装版です。

3.『我が産声を聞きに』(2024/2/15発売)

講談社

<あらすじ>
コロナ禍、夫の良治に乞われ、病院に同行した名香子。

肺がんの診断を受けた良治は、今日からは好きな人と暮らし治療をすると告げて家を出てしまう。人生をやり直すという一方的な言い分に、二十数年の夫婦生活を思い呆然とする名香子。

自らの命と真に向き合ったとき、人は何を選ぶのか。直木賞作家渾身の作。

2021年の単行本の文庫版です。

4.『道』(2023/10/6発売)

小学館

<あらすじ>
男は、どん詰まりの場所にいた。二年半前の大学生だった娘の交通事故死。そこから精神の変調を来たし、二度の自殺未遂の隘路から抜け出せない妻。あれを試すしかないのか―。

かつて、高校受験に失敗した直後、失意のうちに目にした「道」というタイトルの一枚の絵。そして、そのあとに訪れた名状しがたい不思議な出来事。

40年ぶりにその絵を目にした男は、気が付けば、愛娘の交通事故が起こる直前、二年半前の三軒茶屋交差点の現場に立っていた―。

2022年の単行本の文庫版です。

5.『神秘』(2023/7/27発売)

毎日新聞出版

<あらすじ>
癌(がん)という不可思議な病を通して、この世の〈神秘〉を解き明かす白石文学の集大成。

53歳、大手出版社役員の菊池は末期がんで余命一年と宣告される。5年前の妻との離婚がその原因と思われた。

彼は、治療を放棄し、「がんを消す女」を探すため神戸へ移り住む。

2014年の単行本の文庫新装版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『Timer 世界の秘密と光の見つけ方』(2024/5/27発売)
  2. 『かさなりあう人へ』(2023/10/12発売)
  3. 『投身』(2023/5/26発売)
  4. 『松雪先生は空を飛んだ』(2023/1/30発売)
  5. 『道』(2022/6/28発売)

文庫本新刊

  1. 『強くて優しい』(2024/7/11発売)
  2. 『快挙』(2024/5/17発売)
  3. 『我が産声を聞きに』(2024/2/15発売)
  4. 『道』(2023/10/6発売)
  5. 『神秘』(2023/7/27発売)

かなりマイペースに作品を発表している白石一文さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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