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【2024年最新版】白石一文の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

白石一文の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2010年「ほかならぬ人へ」で第142回直木賞を受賞した白石一文さん。

そんな白石一文さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

白石一文の単行本新刊情報

1.『かさなりあう人へ』(2023/10/12発売)

最新刊

祥伝社

<あらすじ>
スーパーの人気商品を盗んだ野々宮志乃は、万引きGメンから声をかけられる。

咄嗟に志乃は、店の駐輪場にいた箱根勇に、「あなた」と夫のごとく呼びかけた。勇は反射的に夫婦を装い、志乃を助けて……。夫に先立たれた四十代販売員の志乃と、不倫が原因で離婚した五十代会社員の勇。

親しげな言葉を交わすようになったふたりは、断ち切れぬ絆を感じる。傷を抱えた大人たちが辿り着いた場所とは――。

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『投身』(2023/5/26発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
最高の人生
永遠の快楽
その、極北

十字架を背負った女が、死にゆく男と交わした奇妙な約束――。衝撃のラスト4ページの先に、あなたは何を見るだろうか。

介護に疲れて次々と男を買う女、妹の夫との際どい週末のひととき、両親・祖父母が遺した消えない禍根、忘れ得ぬ男との別離と心に刻まれた深い傷跡。そして、死にゆく男が示した奇妙な交換条件……。

いくつもの人生が響き合い、絡み合う。そして物語は、衝撃のラストへ。人生と世界の営みの深淵を追い続ける作家が到達した、新たな極点

 

3.『松雪先生は空を飛んだ』(2023/1/30発売)

KADOKAWA

<あらすじ>
「今日から、きみたちは自由に空を飛ぶことができる」

スーパー・パリットストアの総菜部新入社員、銚子太郎は窮地に立たされていた。発注ミスで野菜サラダのパックが100個も届いてしまったのだ。通常の10倍量のサラダを前に困り果てる銚子太郎だったが、ベテランパート久世さんの「サラダ記念日を絡めたPOPをつける」という名案に救われる。

それをきっかけに久世さんと仲良くなった銚子太郎は、ある日木から降りられなくなった猫を助けるために、空中を飛行する久世さんを目撃してしまう――。

既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。描かれる複数の男女の生活と歴史、そして見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。

やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくる。時を経て、再び最終講話メンバーが集まった時、松雪先生の頭にあった計画とは――

 

4.『道』(2022/6/28発売)

小学館

<あらすじ>
一枚の絵が、世の中の仕組みを大きく覆す。

男は、どん詰まりの場所にいた。二年半前の大学生だった娘の交通事故死。そこから精神の変調を来たし、二度の自殺未遂の隘路から抜け出せない妻。あれを試すしかないのか‐‐。

かつて、高校受験に失敗した直後、失意のうちに目にした「道」というタイトルの一枚の絵。そして、そのあとに訪れた名状しがたい不思議な出来事。

40年ぶりにその絵を目にした男は、気が付けば、交通事故が愛娘に起こる直前の三軒茶屋の交差点にいた。

構想10年。満を持して放つ、アンストッパブル巨編。

文庫版が発売です(下記参照)。

5.『てがでかこちゃん』(2021/8/16発売)

絵本

岩崎書店

<あらすじ>
保育園で手がでかいのはでかこちゃんだけ。

でも、手がでかくて良かったことたくさんあるよ!

「みんなとちがってあたりまえ」を元気に描く、直木賞作家・白石一文の意欲作。

谷川千佳さんの絵による絵本作品です。


続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



白石一文の文庫本新刊情報

1.『我が産声を聞きに』(2024/2/15発売)

文庫最新刊

講談社

<あらすじ>
コロナ禍、夫の良治に乞われ、病院に同行した名香子。

肺がんの診断を受けた良治は、今日からは好きな人と暮らし治療をすると告げて家を出てしまう。人生をやり直すという一方的な言い分に、二十数年の夫婦生活を思い呆然とする名香子。

自らの命と真に向き合ったとき、人は何を選ぶのか。直木賞作家渾身の作。

2021年の単行本の文庫版です。

2.『道』(2023/10/6発売)

小学館

<あらすじ>
男は、どん詰まりの場所にいた。二年半前の大学生だった娘の交通事故死。そこから精神の変調を来たし、二度の自殺未遂の隘路から抜け出せない妻。あれを試すしかないのか―。

かつて、高校受験に失敗した直後、失意のうちに目にした「道」というタイトルの一枚の絵。そして、そのあとに訪れた名状しがたい不思議な出来事。

40年ぶりにその絵を目にした男は、気が付けば、愛娘の交通事故が起こる直前、二年半前の三軒茶屋交差点の現場に立っていた―。

2022年の単行本の文庫版です。

3.『神秘』(2023/7/27発売)

毎日新聞出版

<あらすじ>
癌(がん)という不可思議な病を通して、この世の〈神秘〉を解き明かす白石文学の集大成。

53歳、大手出版社役員の菊池は末期がんで余命一年と宣告される。5年前の妻との離婚がその原因と思われた。

彼は、治療を放棄し、「がんを消す女」を探すため神戸へ移り住む。

2014年の単行本の文庫新装版です。

4.『見えないドアと鶴の空』(2022/12/6発売)

文藝春秋

<あらすじ>
結婚して六年。繁村昂一は、二年前に出版社を辞め、失業中。

大手代理店に勤める妻の親友・由香里の出産を手伝ったのを機に際どい三角関係が始まる。2人の関係にきづいた妻は、昂一をある場所に連れ出した。

次第に、思いもかけない事実と、人間関係の重さ、繋がりの凄まじさに目を見開いてゆく昂一。

2004年の単行本の文庫版です。

5.『君がいないと小説は書けない』(2022/7/28発売)

新潮社

<あらすじ>
作家の野々村保古は、最愛の女性・ことりと4匹の猫とともに暮らしている。 15歳下のことりと出会ったのは、野々村が40歳の時だった。

以来20年、2人はかたときも離れることなく生きてきた。還暦を目前に、野々村はこれまでの人生における「出会い」について考える。

そんなとき、ことりが母の介護のため一時的に家を離れることに。すると、二人の間に微妙な空気が流れ始め……。彼女にいったいなにが起こったのか!?

人生という奇跡の意味に迫る、作家生活30年を迎えた著者渾身の自伝的小説。

2020年の単行本の文庫版です。


文庫本の新刊情報は以上になります。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『かさなりあう人へ』(2023/10/12発売)
  2. 『投身』(2023/5/26発売)
  3. 『松雪先生は空を飛んだ』(2023/1/30発売)
  4. 『道』(2022/6/28発売)
  5. 『てがでかこちゃん』(2021/8/16発売)

文庫本新刊

  1. 『我が産声を聞きに』(2024/2/15発売)
  2. 『道』(2023/10/6発売)
  3. 『神秘』(2023/7/27発売)
  4. 『見えないドアと鶴の空』(2022/12/6発売)
  5. 『君がいないと小説は書けない』(2022/7/28発売)

かなりマイペースに作品を発表している白石一文さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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ABOUT ME
ノルン
現役小説家。エンタメ作品を中心に著作多数。他の作家さんの新刊情報をメインにお届けします。
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