小説

【2023年最新版】白石一文の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

白石一文の単行本・文庫の新刊/新作最新情報【新刊予定も】

2010年「ほかならぬ人へ」で第142回直木賞を受賞した白石一文さん。

そんな白石一文さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!

それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。

※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します

それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。

白石一文の単行本新刊情報

1.『松雪先生は空を飛んだ』(2023/1/30発売)

最新刊

KADOKAWA

<あらすじ>
「今日から、きみたちは自由に空を飛ぶことができる」

スーパー・パリットストアの総菜部新入社員、銚子太郎は窮地に立たされていた。発注ミスで野菜サラダのパックが100個も届いてしまったのだ。通常の10倍量のサラダを前に困り果てる銚子太郎だったが、ベテランパート久世さんの「サラダ記念日を絡めたPOPをつける」という名案に救われる。

それをきっかけに久世さんと仲良くなった銚子太郎は、ある日木から降りられなくなった猫を助けるために、空中を飛行する久世さんを目撃してしまう――。

既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。描かれる複数の男女の生活と歴史、そして見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。

やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくる。時を経て、再び最終講話メンバーが集まった時、松雪先生の頭にあった計画とは――

単行本はこちらが最新刊になります。

2.『道』(2022/6/28発売)

小学館

<あらすじ>
一枚の絵が、世の中の仕組みを大きく覆す。

男は、どん詰まりの場所にいた。二年半前の大学生だった娘の交通事故死。そこから精神の変調を来たし、二度の自殺未遂の隘路から抜け出せない妻。あれを試すしかないのか‐‐。

かつて、高校受験に失敗した直後、失意のうちに目にした「道」というタイトルの一枚の絵。そして、そのあとに訪れた名状しがたい不思議な出来事。

40年ぶりにその絵を目にした男は、気が付けば、交通事故が愛娘に起こる直前の三軒茶屋の交差点にいた。

構想10年。満を持して放つ、アンストッパブル巨編。

 

3.『てがでかこちゃん』(2021/8/16発売)

絵本

岩崎書店

<あらすじ>
保育園で手がでかいのはでかこちゃんだけ。

でも、手がでかくて良かったことたくさんあるよ!

「みんなとちがってあたりまえ」を元気に描く、直木賞作家・白石一文の意欲作。

谷川千佳さんの絵による絵本作品です。

4.『我が産声を聞きに』(2021/7/7発売)

講談社

<あらすじ>
新型コロナウイルスが世界を覆っている2020年9月、名香子が夫の良治から頼まれていっしょに向かった先は、都立がんセンターだった。

そこで肺がんの診断を受けた良治は、一方的に家を出て好きな人と暮らしながら治療をすると名香子に告げる。

呆然とする名香子だったが、事態は次々と思いもかけぬ方向へと進んでいくのだった。

 


続いて文庫の新刊を見ていきましょう!



白石一文の文庫本新刊情報

1.『見えないドアと鶴の空』(2022/12/6発売)

文庫最新刊

文藝春秋

<あらすじ>
結婚して六年。繁村昂一は、二年前に出版社を辞め、失業中。

大手代理店に勤める妻の親友・由香里の出産を手伝ったのを機に際どい三角関係が始まる。2人の関係にきづいた妻は、昂一をある場所に連れ出した。

次第に、思いもかけない事実と、人間関係の重さ、繋がりの凄まじさに目を見開いてゆく昂一。

2004年の単行本の文庫版です。

2.『君がいないと小説は書けない』(2022/7/28発売)

新潮社

<あらすじ>
作家の野々村保古は、最愛の女性・ことりと4匹の猫とともに暮らしている。 15歳下のことりと出会ったのは、野々村が40歳の時だった。

以来20年、2人はかたときも離れることなく生きてきた。還暦を目前に、野々村はこれまでの人生における「出会い」について考える。

そんなとき、ことりが母の介護のため一時的に家を離れることに。すると、二人の間に微妙な空気が流れ始め……。彼女にいったいなにが起こったのか!?

人生という奇跡の意味に迫る、作家生活30年を迎えた著者渾身の自伝的小説。

2020年の単行本の文庫版です。

3.『プラスチックの祈り』(2022/2/7発売)

朝日新聞出版

<あらすじ>
少しずつ記憶と食い違う現実、そしてある日私のかかとはプラスチックになった──。

妻の「死」以来、作家・姫野伸昌の肉体はプラスチック化と脱落を繰り返す。

読者を挑発する先の読めない展開、圧巻のノンストップ問題作1400枚超!!

2019年の単行本の文庫版です。



まとめ

それぞれおさらいします。

単行本新刊

  1. 『松雪先生は空を飛んだ』(2023/1/30発売)
  2. 『道』(2022/6/28発売)
  3. 『てがでかこちゃん』(2021/8/16発売)
  4. 『我が産声を聞きに』(2021/7/7発売)

かなりマイペースに作品を発表している白石一文さん。次作が楽しみですね。

それでは、良い読書体験を!

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