1999年に『日蝕』で第116回芥川賞を受賞した平野啓一郎さん。
そんな平野啓一郎さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
それでは、簡単なあらすじを含めてそれぞれ見ていきましょう。
平野啓一郎の単行本新刊情報
1.『「カッコいい」とは何か』(2019/7/17発売)
最新刊、新書
講談社
<あらすじ>
「カッコいい」を考えることは、いかに生きるべきかを考えることだ!「カッコいい」は、民主主義と資本主義とが組み合わされた世界で、動員と消費に巨大な力を発揮してきた。
「カッコいい」とは何かがわからなければ、20世紀後半の文化現象を理解することは出来ない。
それは、人間にポジティヴな活動を促す大きな力!
単行本はこちらが最新刊になります。
小説ではありません。
2.『考える葦』(2018/9/29発売)
エッセイ
キノブックス
<あらすじ>
森鴎外、谷崎潤一郎、三島由紀夫、ドナルド・キーン、澁澤龍彦、林京子、瀬戸内寂聴、大江健三郎、古井由吉、ハンナ・アーレント、レジス・ドブレ、中島岳志、シャセリオー、ドガ、木村伊兵衛、横尾忠則、アルゲリッチ、PTSD、「自己責任」論、貧困、排外主義デモ―文学とは、芸術とは、社会とは、「生きる」とは、何か。作家生活二十年を支える、弛みなき思考の軌跡。文学、思想、美術、音楽、エンタテインメントから社会問題まで、広範なテーマに亘る六十七篇の論考を集成。
3.『ある男』(2018/9/28発売)
文藝春秋
<あらすじ>
彼女の夫は「大祐」ではなかった。夫であったはずの男は、まったく違う人物であった…。平成の終わりに世に問う、衝撃の長編小説。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
平野啓一郎の文庫本新刊情報
1.『マチネの終わりに』(2019/6/6発売)
文庫最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。
いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!
2016年刊行作品の文庫版です。
2.『本の読み方』(2019/6/4発売)
エッセイ
PHP研究所
<あらすじ>
情報が氾濫している現代社会だからこそ、著者は「スロー・リーディング」を提唱する。「量」より「質」を重視した読書経験は、5年後、10年後にも役立つ教養を授け、人生を豊かにしてくれるだろう。
夏目漱石、森鴎外、フランツ・カフカ、川端康成、三島由紀夫など不朽の名作から自作の『葬送』まで、深く理解することが可能になる、知的で実践的な読み方を紹介する。
3.『透明な迷宮』(2016/12/23発売)
短編集
新潮社
<あらすじ>
深夜のブタペストで監禁された初対面の男女。見世物として「愛し合う」ことを強いられた彼らは、その後、悲劇の記憶を「真の愛」で上書きしようと懸命に互いを求め合う。その意外な顛末は……。
表題作「透明な迷宮」のほか、事故で恋人を失い、九死に一生を得た劇作家の奇妙な時間体験を描いた「Re:依田氏からの依頼」など、孤独な現代人の悲喜劇を官能的な筆致で結晶化した傑作短編集。
2014年刊行作品の文庫版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
- 『「カッコいい」とは何か』
(2019/7/17発売) - 『考える葦』
(2018/9/29発売) - 『ある男』
(2018/9/28発売)
■文庫本新刊
- 『マチネの終わりに』
(2019/6/6発売) - 『本の読み方』
(2019/6/4発売) - 『透明な迷宮』
(2016/12/23発売)
小説以外にもマイペースに作品を発表している平野啓一郎さん。次作が楽しみですね。
それでは、良い読書体験を!
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