『新宿鮫』等のハードボイルドなミステリー、サスペンスの一級の担い手である大沢在昌さん。
そんな大沢在昌さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から3冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
大沢在昌の単行本新刊情報
1.『悪魔には悪魔を』(2021/4/19発売)
最新刊
毎日新聞出版
単行本はこちらが最新刊です。
2.『帰去来』(2021/1/7発売)
新書版
朝日新聞出版
<あらすじ>
「帰去来」の衝撃が、今も尾を引いている。自分の目指す小説の、ひとつ理想形を見た気がする。警視庁捜査一課の“お荷物刑事”志麻由子は、連続殺人犯の捜査中に、何者かに首を絞められ気を失う。目覚めたのは異次元の「光和27年のアジア連邦・日本本共和国・東京市」だった……。
その世界に存在するもう一人の自分は、異例の出世をした“東京市警のエリート警視”だった。彼女は闇組織から命を狙われ、警察内部でも汚職警官の摘発など、非情な捜査方法が非難を浴び、孤立無援であることを知る。
戸惑いながらも志麻由子は、光和27年の東京市で“エリート警視”になりすます。やがて、由子が異次元へタイムスリップした理由がわかってくる。元の世界に戻るには事件を解決するしかなかった。
この世界の本当の彼女はどこへ消えたのか? 由子は元の世界へ戻ることができるのか?
大沢在昌、作家生活40周年記念の1冊として書かれたパラレルワールド警察小説。執筆10年に及ぶ大長編、ノベルズ版で刊行‼
3.『冬の狩人』(2020/11/18発売)
幻冬舎
<あらすじ>
3年前にH県で発生した未解決殺人事件、「冬湖楼事件」。その行方不明だった重要参考人からH県警にメールが届く。新宿署の刑事・佐江による護衛を条件に出頭を約束するというのだ。しかしH県警の調べでは、佐江はすでに辞表を提出している身。
そんな所轄違いの刑事を“重参”はなぜ指名したのか? H県警捜査一課の新米刑事・川村に、佐江の行動確認(こうかく)が命じられた――。
筋金入りのマル暴・佐江×愚直な新米デカ・川村。シリーズ屈指の異色タッグが恐るべき陰謀に立ち向かう! 圧巻のスケールで描ききるノンストップ・エンタテインメント!
人気の狩人シリーズ最新作です。
関連記事>単行本は以上です。
続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
大沢在昌の文庫本新刊情報
1.『俺はエージェント』(2021/1/4発売)
文庫最新刊
小学館
<あらすじ>
下町の居酒屋にかかってきた1本の電話。それは二十三年ぶりに復活した極秘ミッション「コベナント」の発動だった――。スパイ小説好きのフリーター青年・村井が馴染みの居酒屋からアパートに戻ると、突然、常連客の白川老人が訪ねてきた。何でも現役エージェントに復帰する秘密指令がバレてしまい、怪しい男たちに命を狙われているという。ここは下町なのに!?
オメガの復活を阻止すべく、敵対するアルファ・エージェントの殺し屋たちが次々と村井たちに襲いかかる。
絶体絶命、逃げ道はどこにもない。だが、何かがおかしい。裏切り者は誰か? 誰が味方で誰が敵なのか、誰にもわからない。そして、裏切られた裏切り者とは!?
フリーター青年と元凄腕エージェントの老人。年齢差四十歳以上の“迷コンビ”が、逃げて、逃げて、巨悪組織の陰謀を追いつめる。
2017年刊行の単行本の文庫版です。
2.『天使の爪 新装版』(2020/10/23発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
脳移植によって生まれた麻薬取締官・アスカの前に現れた<狼>の正体は!?麻薬密売組織「クライン」のボス、君国の愛人の体に脳を移植された女刑事・アスカ。
過去を捨て、麻薬取締官として活躍するアスカの前に、もう一人の脳移植者が敵として立ちはだかる。
2003年刊行の単行本の文庫新装版です。
3.『天使の牙 新装版』(2020/8/25発売)
KADOKAWA
<あらすじ>
覚醒剤に替わり、日本全土を脅かすようになった新型麻薬「アフター・バーナー」。その元締である「クライン」を牛耳る君国辰郎の愛人・神崎はつみが逃亡した。組織内部のことを知りつくしたはつみが、警察に保護を求めたのだ。極秘指令を受けた女性刑事・明日香は、はつみとホテルで接触するが、ヘリからの銃撃を受け、はつみもろとも瀕死の重体に。
だが、奇跡は起こった。脳移植により、脳死したはつみの体に明日香の精神が宿ったのだ――。
冒険小説の新しい可能性に挑戦したノンストップ・アクション。
1998年刊行の単行本の文庫新装版です。
まとめ
それぞれおさらいします。
■文庫本新刊
- 『俺はエージェント』
(2021/1/4発売) - 『天使の爪 新装版』
(2020/10/23発売) - 『天使の牙 新装版』
(2020/8/25発売)
単行本の新作は間が空いていますが、比較的コンスタントに作品を発表し続ける大沢在昌さん。
新たな傑作をお待ちしています!
関連記事
Kindle Unlimitedで限界を超えた読書体験を!
「Kindle Unlimited」は、月額980円で12万冊以上が読み放題となるAmazonの電子書籍サービスです。
専用端末は必要なく、無料アプリでPC、スマホ、タブレットで手軽に読めちゃいます。専用端末なしで読めるというのは良いですね。これが大きなメリットです。
1~2冊読めば元が取れますので、ふだんそのくらいの量の本を読んでいる方や、ついつい書籍代が高くなってしまうという方にオススメできるサービスです。
最初の1ヶ月は無料体験できますので、合わなければ退会しても問題ありません。
Kindle Unlimitedで新たな読書体験を!