『新宿鮫』等のハードボイルドなミステリー、サスペンスの一級の担い手である大沢在昌さん。
そんな大沢在昌さんの単行本と文庫の新刊情報をまとめました!
それぞれ最新刊から最大5冊を紹介しています。
※新刊予定については新刊情報が入り次第、単行本と文庫の「1.」に記載します
大沢在昌の単行本新刊情報
1.『夜刑事』(2024/10/31発売)
最新刊
文藝春秋
<あらすじ>
ヴァンパイアウイルスと呼ばれる未知のウイルスに感染し、夜しか活動できなくなった刑事の岬田は、その代償として、極端に研ぎ澄まされた五感を手に入れた。岬田は、ウイルスに感染した犯罪者たち、そして感染者を排除しようとする活動家たちの思惑に巻き込まれながらも特命任務にあたり、ウイルスを感染させた元恋人の明林を捜そうとするーー。
単行本はこちらが最新刊です。
2.『魔女の後悔』(2024/4/19発売)
文藝春秋
<あらすじ>
その娘、希望か絶望か。韓国・巨額詐欺事件の遺産を継ぐ少女と、売春島を生き抜いた女を結ぶ暗い糸。捨てたはずの未来が、追いかけてくる――通称〝地獄島〟に娼婦として売られた過去を持ち、闇のコンサルタントとして裏社会を生きる女・水原。
ある日、13歳の少女・由乃を京都まで連れてきてほしいと依頼される。ボディーガードとして同行するが、途中で謎の人物に襲われかけ、由乃の亡父が韓国政財界を震撼させた巨額詐欺事件の主犯だったことを知る。
さらに由乃だけでなく、執拗に水原を狙うグループが現れ、由乃との思わぬつながりを告げられ――。
大好評《魔女》シリーズ、9年ぶり待望の最新作!
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3.『予幻』(2023/12/15発売)
徳間書店
<あらすじ>
本名・年齢不詳の凄腕ボディガード・キリは、以前の案件で知り合った大物フィクサー・睦月から警護の依頼を受けた。対象は岡崎紅火、女子大学院生。
先日病死した香港シンクタンク『白果』の主宰者・白中峰の娘だ。白は生前『ホワイトペーパー』と呼ばれる会員向けの文書を発行しており、近未来の国際情勢や世界経済を驚くほどの的中率で予測していた。
『白果』には『ホワイトペーパー』の資料となった多くの機密書類と未発表の『ホワイトペーパー』が保管されており、中国公安部に渡るのを危惧した紅火の母・静代は、それを娘に託し、公安部の家宅捜索前に間一髪、香港から日本に持ち出したという。
母親の静代とは連絡が取れず、何者かに拉致された可能性が高い。さらには『ホワイトペーパー』を入手しようと、中国のみならず、欧米の情報機関も動いているという。睦月の依頼は紅火の護衛と機密書類の保護。新宿の民泊施設に紅火を移動させ、部下の女性・弥生を警護につけるという。だがその施設から紅火が拉致された!
キリは弥生とともに紅火を追う。彼女は無事なのか? 『ホワイトペーパー』の行方は?
4.『黒石 新宿鮫Ⅻ』(2022/11/24発売)
光文社
<あらすじ>
それはシリーズ最凶最悪の殺人者――。冷酷な〝敵〟認定で次々に出される殺人指令を受け、戦慄の手段で殺人を続ける〝黒石〟。どこまでも不気味な謎の相手に、新宿署・鮫島刑事が必死の捜査で挑む!
未体験の迫力で一気読み必至の傑作長編
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5.『晩秋行』(2022/6/22発売)
双葉社
<あらすじ>
居酒屋店主の円堂のもとに、バブル時代、ともに荒稼ぎをした盟友の中村から電話が入る。当時、「地上げの神様」と呼ばれ、バブル崩壊後、姿を消した二見興産の社長の愛車で、20億円の価値があるクラシックカーの目撃情報が入ったという。
20億円の車をめぐってバブルの亡霊たちが蠢き出す、大沢ハードボイルドの新境地。
単行本は以上です。続いて文庫の新刊を見ていきましょう!
大沢在昌の文庫本新刊情報
1.『熱風団地』(2025/1/24発売)
文庫最新刊
KADOKAWA
<あらすじ>
フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの小国“ベサール”の王子を捜してほしいと依頼を受ける。軍事クーデターをきっかけに王族の一部が日本に逃れていたのだ。佐抜は“あがり症”だが、ベサール語を話せるという特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は王子の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。
ベサールの民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に翻弄されながらも、佐抜は大きな決断の舞台に近づいてゆく――。
2021年刊行作品の新書版です。
2.『黒石 新宿鮫12』(2025/1/22発売)
新書版
光文社
<あらすじ>
犯罪ネットワーク「金石」の幹部が次々に殺される。〝黒石〟と呼ばれる謎の殺人者の仕業か。首都圏の過去十年間の未解決殺人事件を検討した鮫島らは、知られざる大量殺人の可能性に戦慄した――。神出鬼没で正体のつかめない殺人者〝黒石〟と、反抗するものへの殺人指令を出し続ける〝徐福〟の秘匿されてきた犯罪と戦う鮫島。「金石」メンバーの逆襲はあるのか?
絶体絶命のクライマックスまで一気に疾走する傑作長編!
2022年刊行作品の新書版です。
3.『らんぼう』(2024/12/11発売)
光文社
<あらすじ>
こいつら、無茶苦茶しやがる。死んじまうぞ。本当に殺される。まるで化け物だ――。ワルどもを震え上がらせる、ウラこと大浦と、イケこと赤池。人呼んで「史上最悪」の刑事コンビ。二人は、めっぽう腕が立つ上に凶暴でキレやすく、素行不良。被疑者を追いつめ容赦なく痛めつける!
でも、本当はいい人なのかもという話も……。キレる、暴れる、ぶっ放す――。
警察史上「最悪・最凶」の刑事コンビがワルどもをボッコボコに懲らしめる!痛快度満点、傑作刑事小説!
1998年刊行作品の文庫新装版です。
4.『帰去来』(2024/11/20発売)
集英社
<あらすじ>
警視庁捜査一課の“お荷物”志麻由子は、連続殺人犯の捜査中に何者かに首を絞められ気が遠くなる。自分は殺されるのか――。目を開けるとそこは、光和27年のアジア連邦日本共和国・東京市だった。異次元世界(パラレルワールド)に飛ばされ戸惑う由子。
そこではエリート警視だという自分に代わり殺人鬼「ナイトハンター」事件を解決し、元の世界に戻れるのか!?
かつてないスケールで描かれる超骨太なSF警察小説。
2019年刊行作品の文庫版です。
5.『追跡者の血統〈新装版〉 失踪人調査人・佐久間公(4)』(2024/10/9発売)
双葉社
<あらすじ>
双葉文庫40周年を記念した大沢在昌はじまりのシリーズ「佐久間公シリーズ」4か月連続刊行第4弾。佐久間公の親友であり「六本木の帝王」の異名をとる沢辺が失踪した。彼の妹から依頼をうけた公は夜の街に飛び出していく――。
佐久間公シリーズ『標的走路』に続く長編小説。
1996年刊行作品の新装版です。
文庫本の新刊情報は以上になります。
まとめ
それぞれおさらいします。
■単行本新刊
■文庫本新刊
- 『熱風団地』(2025/1/24発売)
- 『黒石 新宿鮫12』(2025/1/22発売)
- 『らんぼう』(2024/12/11発売)
- 『帰去来』(2024/11/20発売)
- 『追跡者の血統〈新装版〉 失踪人調査人・佐久間公(4)』(2024/10/9発売)
コンスタントに作品を発表し続ける大沢在昌さん。
新たな傑作をお待ちしています!
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