大沢在昌さんの「魔女シリーズ」は過酷な経験によって男の真の姿を見抜く特殊な能力をもった女性と、彼女の過去を知り、彼女を消すべく暗躍する者の攻防を描く人気シリーズです。
そんな大沢在昌さんの「魔女シリーズ」の読む順番を紹介いたします!
大沢在昌「魔女シリーズ」読む順番
文藝春秋から4作が刊行されています。
おすすめの読む順番としても刊行順が一番良いので順番に紹介していきます。
1.『魔女の笑窪』(2006年)
<あらすじ>
自らの特殊能力―男をひと目で見抜く―を生かし、東京で女ひとり闇のコンサルタントとして、裏社会を生き抜く女性・水原。その能力は、「地獄島」での彼女の壮絶な経験から得たものだった。だが、清算したはずの悪夢「地獄島」の過去が、再び、水原に襲い掛かる。
水原の「生きる」ための戦いが始まった。
こちらが第一作です。
「男をひと目で見抜く」という特殊能力を駆使しつつ、その能力と経験のために命を狙われることになる水原。特殊能力ものですが、大沢さん得意のサスペンスフルなストーリー展開は健在。一気読み必至です。
2.『魔女の盟約』(2008年)
<あらすじ>
過去と決別すべく“地獄島”を壊滅させ、釜山に潜伏していた水原は、殺人事件に巻き込まれるが、危ういところを上海から来た女警官・白理に救われる。白は家族を殺した黄に復讐すべく、水原に協力を依頼するが―。
日中韓を舞台に、巨大な組織に立ち向かう女性たちを壮大なスケールで描く、『魔女の笑窪』の続編。
2作目は日中韓を舞台にした壮大なストーリー。
3.『魔女の封印』(2015年)
<あらすじ>
男の人間性を一目で見抜く特殊能力を活かし、裏のコンサルタントとして生きる女・水原。国家安全保障局(NSS)の湯浅より依頼され、堂上保という男について調査したところ、その正体は、一瞬で人の生命を奪う、1億人に1人しかいない存在であることが判明する。
その存在を利用して、中国ではすでに要人暗殺事件が起きていた。
水原は堂上と接触するが、その直後、堂上は失踪。水原は中国から潜入した〝彼ら〟の行方を追うが――。
7年ぶりの3作目は危険な男である堂上を追うストーリー。さすがの展開です。
4.『魔女の後悔』(2024/4/19発売)
<あらすじ>
その娘、希望か絶望か。韓国・巨額詐欺事件の遺産を継ぐ少女と、売春島を生き抜いた女を結ぶ暗い糸。捨てたはずの未来が、追いかけてくる――通称〝地獄島〟に娼婦として売られた過去を持ち、闇のコンサルタントとして裏社会を生きる女・水原。
ある日、13歳の少女・由乃を京都まで連れてきてほしいと依頼される。ボディーガードとして同行するが、途中で謎の人物に襲われかけ、由乃の亡父が韓国政財界を震撼させた巨額詐欺事件の主犯だったことを知る。
さらに由乃だけでなく、執拗に水原を狙うグループが現れ、由乃との思わぬつながりを告げられ――。
大好評《魔女》シリーズ、9年ぶり待望の最新作!
9年ぶりの最新刊です。
まとめ
それではおさらいします。
大沢在昌「魔女シリーズ」の読む順番は以上になります。
それでは、良い読書体験を!
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